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2018/10/06

金星逆行、昔を振り返りつつ…

今朝がた、久しぶりにものすごく印象深い夢をみました。

昔ご縁があった人たちが何人も出てきて、とても深い部分で情動が揺さぶられるような…

目をさまして、あらためて天文暦をみたら、
今日の朝4時前から、金星が逆行開始。それも蠍座で。
もう、まさに!

夢という内的に深くしずみこんでいく世界のなかで、
逆行が表すような、過去の人たちが登場して、感情が深く揺さぶられる。

夢で、金星が順行に変わる11月16日までの一ヶ月超のあいだのテーマを
教えてもらった気分です。

 

☆★☆★☆★

月がかわってしまいましたが、過去を振り返る今の気分なら、
先月のブログテーマを書けるような気がして、パソコンに向かいました。
テーマは『なぜ、どのように、占星術やタロットのプロになったのか』。

このテーマ、私自身も関心があって、
他の第三の眼の皆さまのブログも、とても興味深く拝見しました。

 

ただ、いざ“どのように、”を書こうとしても難しい…。
ときどき、こういう質問はうけるので、
起きた出来事をパラパラっと話すことはあるのですが、
今一つ、そのときの心情が伝わらないというか、
そうなんだ…で終わってしまったり、聞き手のかたにどうやら誤解されてしまったり。
自分の話をするのが下手というのもあるのですが。。

逆にいえば、人生の転機というのは、
表面的な出来事の流れ(だけ)ではないともいえますよね。

 

プロになる気は全くなかったのに、
占星術や心理学が好きな気持ちがどんどん昂じていき、
ある時期から、深い部分から突き動かされるように、
好きなことに対してアクティブに行動するようになったこと。
人生がカオス気味におさまらなくなっていく流れのなかで、
たくさんの人に出会って、
「おいで、おいで」をされているかのように、
いくつかの興味深い話が舞い込んできたこと。
その時期に、当時たずさわっていた仕事で、
今後の方向性について決断を迫られるような状況になったこと…。

何かに突き動かされるように、自分の心が正直に動くままに、
目の前の扉をひとつひとつ開けていった先に、
「この扉を開けますか?」という大きな扉が現れ、
逡巡した結果、えい!っと開けたあとは、無我夢中で現在にいたる…
(といっても、現在までかなりの時間があるので、気分は浦島太郎ですが(笑))

 

選択しなかった過去の出来事にたいして、
「if」をつけてその未来を考えることは、あまりしないのですが、
それでも、もしifをつけるなら、
その時期に、プロへの道を進んだというのは、
このうえないタイミングだったと感じます。

それでも、いろいろな経験を重ねた今になって、振り返れば、
そのときに選択しなくても、
結局どこかのタイミングでプロへの道を進んだのかもしれない…と思います。

ただ、その場合は、経歴は少し変わってくるけれど、
でもやっぱり、人の心の深い部分と関わるような仕事をしていたのではないかな・・・と。

 

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上で書いた一連の転機の時期の始まりは、
私のチャートでT冥王星がパーソナルプラネットに重なり、
やがてT海王星がルミナリーズにソフト、
そして、実際にプロになったあたりで、T土星が重要な位置を通過。
P月は、9ハウスから天頂にかけて通過しているような時期でした。

まさにという感じの星回りです。

こうやって書くと、深い部分から突き動かされて、
無意識的に大きなうねりを感じながら、
足がつかず半分溺れかけながらも、
より自分が自分らしく生きられる(←はっきり自覚していたわけではないですが)、
新たな大海に泳ぎだそうとしていた当時の自分のことを思い出します。

 

トランスサタニアン、特に冥王星は、
自分の深層にある根底の意思にもとづき、
それまで培ってきた人生の基盤がぐらぐら揺れる時期です。

もしそのときに、あまり自分らしくない人生を歩いていたら、
その揺れを強く感じて、いったん更地にして建て直す、
あるいは、別の土地に移動して建て直すような人生体験をしやすいタイミング。

けれども、トランスサタニアンが過ぎ去ったあとは、
自分の根が深く地中にはられていることに気付き、
それまでとは違う人生観の深化を実感できるといえます。

この“自分らしく“とは、ホロスコープに表れる自分。
トランスサタニアンの洗礼は、さまざまな形でそれぞれ強烈な表れ方をするけれど、
社会的なすりこみを拭い去った、自分の真のありかたを教えてくれる
タイミングなんだなと…思います。

 

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少し話がそれるかもしれませんが、
さまざまな形で、思いもかけない人生の荒波を体験しているお客様は、
どういう風に、その波を乗り越えればいいだろうか、といった
具体的な答えを模索する一方で、
なぜ、自分の身にこういうことが起きているのだろうか、
いったいこれはどういう意味があるのだろうか…といった言葉にできない問いを
抱えておられることもしばしばです。

お客様のお話に耳を傾けながら、
今起きている星のお話(象意)を語っていくと、
「私は、今日、このタイミングでこの話を聞くために、ここに来たんだ」
「とても納得したし、自分はこれでいいんだと安心した」
といった言葉をときどきいただきます。

 

人生の方向性や人生観が変わるような重要な体験をしたとき、
その体験の意味について、人はいろいろな言葉で語ろうとします。

そして、その体験が自分の人生にとってどういう意味だったのかを語るのに、
占星術、星の言葉は、とても説得力のある(自分のなかで深く納得する)ツールです。

逆にいえば、人生で起きてくる体験の意味を、
星の視点(宇宙的な広い視点、あるいは人生全体をながめる長期的な視点)で語り直し、
自分の人生を創造していくためのヒントにすることが、
占星術の重要な役割…なんて、考えます。

 

そして、私は、
いくらでも語り続けることができる豊穣な占星術の世界と、
宇宙の広大さに比べたら、ほんの一瞬に過ぎない人生の時間を、
豊かな意味のあるものにしようと、必死に生きている人間、
それぞれがすべてユニークな個性をもち、多彩な可能性を秘めた人間という存在に、
ある種の感動とともに尽きせぬ興味を感じ、たぶん一生涯感じ続けていく…

それが、私が「なぜ」プロを続けているかの理由でもあります。