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2018/06/02

占星術を人生設計に活かすには① ~親・祖父母世代のフツウが手に入らない時代に~

こちらのブログでは初めての投稿になります。佳純です。占星術を人生設計に活かすには?という視点でシリーズで書いていく予定です。

自分の人生をデザインにするにあたり、皆さんは誰を参考にしますか?憧れの身近な先輩?スター?本で読んだ歴史上の偉人の生き方?それともご両親?ご両親の生き方は直接的なお手本にするにせよ、反面教師にするにせよ、どうしても影響大です。
そして親御さんの生きてきた時代と、今の自分が生きている現代日本の社会背景のそれぞれの違いは押さえておく必要があります。
まじめに働き続ければ、安定してそれなりの将来設計が描ける収入が得られ、結婚して子供をもうけ、育て上げることが出来る。何より明日は今日よりも良くなるだろう、と未来に希望が持てた。それが戦後日本人が最大公約数的に持っていた共通の社会認識だったと思います。今からすれば夢のようですね。これは戦後の民主教育と高度経済成長のおかげだったんですけど。実際、結婚一つとっても、1960年代から1970年代にかけての日本人は皆婚時代といっても良いくらいでした。結婚=幸せなのかという議論はひとまずおいておきますが…

それより前の時代、昭和初期、大正、明治と遡ると、今度は事情が異なります。働きさえすれば飯が食えるかというと、そうでもあり、そうでない時もあり。家制度が強固だった時代は家督を継げる長男は別格でも、次男以下は扱いが雲泥の差で嫁ももらえず。農家なら跡取り以外は小作扱いで、軍隊行ったら過酷な農作業より、訓練の方がずっと楽だったというくらいだそうです。軍隊では白いおまんまが腹一杯食えたましたしね。

何で、こんな大昔のことを引き合いに出したかと言いますと、それぐらい戦後の何十年間かは恵まれた時代だったと言いたいわけです。
で、当然その時代にはフツウだったことは、今では全くフツウでも当たり前でもありません!

ここ重要。

親・祖父母の代にフツウだった価値観を刷り込まれて内面化したり、親や周囲に押しつけられて苦しい思いでいる人たち。親世代の亡霊のような価値観に苛まれている方が大勢鑑定にお見えになるので、これは大前提としてお伝えしたいのです。親が出来たことが自分に出来ないのはあなたのせいではないし、努力が足りないからではない、と。

あなたの親御さんだって、現代に生まれていたら、まともな就職も結婚も出来たか怪しいもんだよ、と。
特定の時代と国で生きている以上、どんな人もその時代背景の影響を受けますし、そこを疎かにしては鑑定は出来ません。この前提は頭の片隅に留めておいて下さい。