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2018/11/04

牡羊ポイントとリロケーション占星術

こんにちは。第三の眼(大阪・オンライン)の心理占星術師・kyokoです。

移動(リロケーション)するとキャラが変わる理由

みなさまは『リロケーション占星術』をご存じですか?

ホロスコープ作成に必要なのは、生年月日、正確な出生時間、出生地(緯度・経度)ですよね。
同じ日の、同じ時間に生まれても、出生地(緯度・経度)が変わると異なるホロスコープになります。

リロケーション図とは、生年月日や出生時間はそのままに、出生地のみを、移転したい場所や旅行したい場所に変えてつくったホロスコープのこと。出生地(緯度・経度)が変わると、アセンダントやMCといったホロスコープの軸(アングル)が代わり、ホロスコープ全体のバランスが変わってくるのですね。

私達は、存在する場所が変わると、秘められた側面が表に出てきやすくなったりします。この原理をつかって、潜在的な可能性の開発にリロケーション図をつかうこともできるのです。

移動の距離が大きければ大きいほど、ホロスコープの天体配置は大きく変わっていきます。それゆえ、海外旅行や海外留学、海外移住にリロケーション占星術を活用する方が多いのですが、日本国内の移動でも大きな影響が出ることもあります。

 

リロケーションして浮かび上がる変化は、他者の目からも明らか

例として、関西生まれの私のチャートは、東京にリロケーションすると、アセンダントが魚座から牡羊座へ、MCが射手座から山羊座へとサイン移動します。いわゆる春分点(牡羊座0度)にアセンダントが移動し、冬至点(山羊座0度)にMCが移動するのです。軸(アングル)がいずれもサイン移動してしまうことは結構大きな影響力となります。

このせいでしょうか、関西にいるときと、東京にいるときではキャラが違うと言われます。

特に軸が牡羊ポイント『活動宮の0度』に移動しているので、通常以上にキャラ立ちしやすいのだと思います。出生図ではインターセプトされて奥まったところにいた、牡羊座の支配星の火星や、山羊座の支配星の土星も活性化されてきます。

 

牡羊ポイント(Aries Point)とは

心理占星術界の重鎮であるノエル・ティル先生は
活動宮0度を、牡羊ポイント(Aries Point…略してAP)と呼んで
その前後1.5度圏内にある天体や感受点は「社会的に強く表現されやすい」として重要視しています。

 

『おひつじ』と銘打たれていますが
牡羊座0度(春分点)、蟹座0度(夏至点)
天秤座0度(秋分点)、山羊座0度(冬至点)
という活動宮のサインの0度はすべて『おひつじポイント』です。

 

占星術界では、これらのポイントを太陽が通過する瞬間の図
『春分図・夏至図・秋分図・冬至図』を特別視して
その後、3カ月の世の中の流れを読むのに使用します。
なかでも『春分図』は1年の始まりの図として通年重視するのです。

 

春分の日、夏至、秋分の日、冬至を重視するのは占星術界だけではありませんよね。

人は昔から、春分、夏至、秋分、冬至は、季節の変わり目というだけでなく
自然、世相、人の心に大きな影響を与えることを観察し、体感してきたのではないでしょうか。

 

私自身、春分点の影響を強く受ける東京に移動すると
キャラがアグレッシブになることを自覚しています。

 

ふりかえれば、東京に住んでいた頃は、
何かに突き動かされるように道を切り開いていった私でした。

新しい動きを常に起こし続けた7年間の東京生活。

一方、東京時代は
あれもこれも、どんどん手を広げ過ぎて、失敗も色々やらかしてきた
という実感もあるので(後悔はないけれど)
今は、ほどよい取り入れ方ができているという感じでしょうか。
関西に移住してから生活がスローダウンしてホっとしている自分もいます。

 

さて、この牡羊ポイント(AP)
社会的に強く表現されやすい理由はどこにあるのでしょうか。

 

前例にないことを始めてしまう。
そして、周囲を巻き込んでしまう。

 

どのアクションも綿密な事業計画に基づいたものではなく
ある日、突然、思いついて、口にしている。
口にしながら、すでに体は動いている。

 

自分をふりかえってみると、それは、ひょんなことから、「出会ってしまう」からです。
連れていかれるというか。
降りてくるというか。
アイデアにとりつかれるというか。

 

そうなってしまう秘密が春分点にはあるはずです。

 

2018年10月のサビアングループ研究会のテーマは
「牡羊座1-5度」だったので、春分点の秘密を解明したいと思いました。

 

そして、春分点のあたりに太陽を持つ人物
クロード・ニコラ・ルドゥーという
フランス革命期の建築家を研究することにしたのです。

 

1736年生まれのルドゥーの作品は、同時代の様式からは逸脱していて
異世界で見てきたんじゃないの?としか思えないものが多々あるのです。

クロード・ニコラ・ルドゥーの作品

農地管理人のための球状の家

クロード・ニコラ・ルドゥーの作品

河川管理人の家

ちなみに、これらは、建築デッサンのみで、実際には建築されていません。
ゆえに、ルドゥは、ビジョナリー・アーキテクト(幻視の建築家)と呼ばれるのです。

 

まだ、あちらの世界に半分体を浸しているような
そういう感覚が、牡羊座0度(数え1度)=春分点にはある気がします。

 

そして、その狭間で受け取ったものを、こちらの世界に持ち込もうとします。。

 

成功すれば先駆者。
失敗したり、実現しなければ、ホラ吹き。

 

と、評価されることになるでしょう(反応の温度差が身に染みるでしょう)。

 

リロケーションの作用は興味深いので
クライエントさんの出生地と現住所の距離が離れている場合は
私はどちらのチャートもチェックするようにしています。

 

積極的にリロケーションを活用するのも面白いのですが。
「それだけを頼み」にしていると期待はずれに終わります。

 

ノエル・ティル先生の名言
「星は何もしない、動くのは人間なんだ」
は、常に心にとめておくべきです。

 

ある配置があったとしても
「それをどのレベルで表現するかは、その人しだいである」
ということも、忘れてはいけません。

 

そこに移動することによって
「知らず知らず、そうなっていた、動いていた」
というのが、結果的には一番いいのかもしれません。

 

違うバランスを生きる。
新たな自分の可能性を掘り起こすのは、それほど楽なことではありません。

 

ということを前提に、リロケーション占星術でご自身の潜在的可能性を開発したい方、出生地と現在地が離れている場合の違いを知りたい方。ご相談欄に、その旨、ご記載いただければ、しっかりお話させていただきます^^

 

>>>『春分』~2020年3月のブログテーマ~

>>>『移動と占い:旅行・引っ越し・方位と占術の関係』~2022年11月のブログテーマ~

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