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2019/03/25

望み通りでも、そうでなくても

こんにちは、第三の眼代々木店のキタミチ テルです。

 

先日近くの中学校で卒業式が行われていました。

公立の中学校ですから、4月からほとんどの子が育った地域を離れ、それぞれの新しい世界に旅立っていくのでしょうね。

 

***

 

もうずいぶん昔のことですが、私の高校生活はちょっとした挫折から始まりました。

 

当時、地元の公立普通科は「総合選抜」という入試方法を採用していて、試験に合格しても、学区内のどちらの学校に振り分けられるかは、誰かが引くくじで決まることでした。

元男子校で厳しい校風のA高校と、のんびりとした元女子校のB高校

「大学に行く!そして親元を出る!」という野望を抱いていた私は、進学指導に力を入れているA高校こそが自分の進むべき道である!と確信していました。

それ以外の進路(つまりB高校への入学は)考えられないと思っていました。

 

なので、合格発表の日にいち早く情報を仕入れた知人から「B高校だね!おめでとう!!」と声をかけられた時の膝が崩れ落ちるような感覚は、トランジットの土星がひと回りしてなお余る今でもリアルに思い出すことができます。

本当に「終わった・・・」と思いました。

 

そのような落胆から始まった高校生活ではありますが、今にして思えば、あの頃の私がB高校に進めたことはむしろ、幸運でした。

(入試制度の是非はさておき)望み通り進学していたら、おそらく、大学入試の方がかなり厳しいものになっていたでしょう。

 

大らかなB高校の生活を通して、私の考え方と生活は随分「ゆるく」なったように思います。行動範囲も広がりましたし、新しくできた友達も、以前からの友達もみんなとても優しかった。

成績はどんどん下がりましたが、「無為に過ごす」時間をもらえたおかげで、次に向かうためのエネルギーを蓄えることができ(ちょうどプログレスの月が第12ハウスを進行している頃でした)

勉強についても、こちらが望むまで指導らしい指導をされなかったからこそ、やる気が戻ったときに、自分自身で考え集中することができたように思います。

入学当初からたくさん課題が出るA高校にいては、反抗的なところもある私は、卒業するまで勉強しなかった(できなかった)んじゃないかと思っています。

 

ちなみに、私の年子の妹は「楽しそう!」なB高校を志望していましたが、A高校に振り分けられ、なかば強制的に勉強を続けた結果、本人も周囲もどこかで諦めていた進学を果たすことになりました。

彼女も、当時希望が叶わなかったことに感謝しているそうです。

 

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進学に限らず、就職や職場の異動、地域や家族の中での役割の変化など、「本人の希望とは違う」ところに進まざるを得なくなることがありますよね。

 

そういう出来事のなかには、もちろん不当なものもあるのですが

占星術家としてチャートを拝見しながらお話を伺ってみると、お客さまの言われる「絶望的な展開」が、あまりにも素晴らしくて、驚いてしまうということもまた、あるものなのです。

 

タイミングや内容を吟味すればするほど有利にはたらくことのほうが多かったり、「確かに大変」ではあるけれども、意義深い体験が予測されたり・・・

 

「不本意な展開」が
いつも「不幸」につながるとは限らない

 

この仕事を通じて、しばしば考えることですね。

 

東京ではいよいよ桜が咲き始めました。

街では、春休みをむかえた子どもたちの楽しげな姿が見られます。

 

望み通りのスタートも、そうでないスタートも

どれも素晴らしい未来につなげられるようお手伝いできたらと思っています。

占星家・タロティスト

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