4月。春分から4月20日頃までは太陽が牡羊座を運行する季節です。

今月のブログテーマは『新生活の心得』ですが
そんな4月に想定されている新生活とは、

新しい学校、先生、クラスメート。
新しい会社、同僚、上司。

等々、新しい集団社会の一員になること、ではないでしょうか。

集団社会と、どう折り合いながら、自分の個性を発揮していくのか。

占星術的には
1ハウスと10ハウスの対比
牡羊座と山羊座の対比です

1ハウスは（自分自身）、10ハウスは（親・上司・仕事上で期待される役割）
私（牡羊座）と組織（山羊座）。

これらは、構造的にスクエア（90度）の関係にあり、常に葛藤しています。

新生活では、自分と組織が、ガチンコと出会います。

私達は、葛藤しながら、組織との、うまい折り合い方を見つけ
その組織における「ペルソナ＝1ハウス」を見つけていくのですね。

新生活において、
個人と集団社会との関係において
両親や目上の人との関係において、
葛藤は避けられない、あってあたりまえ、葛藤を通じて私達は成長していきます。

外目にわからなくても、誰しもストレスを感じています。

組織や上司、先生、との相性によって、
また、本人の性格によって、その度合いは異なるでしょうが。

希望する学校、会社に不合格となり
不本意な集団生活に入っていかざるをえないケースもあります。

実際に入ってみて
「やっぱり違う、私の居場所ではない」
と去っていく人もいれば

意外に、居心地がいい。
こちらのほうが自分に合っていたのかもしれない。
と物事の成り行きに感謝する人もいます。

適度に折り合って
本当に自分に合った環境へと移動するための
準備期間として過ごす人もいます。

自分にとって居心地よい環境にするために
周囲の人を巻き込み、改革していく人もいます。

高校生ぐらいまでなら、気の合う友達さえできれば
不本意な環境であっても、乗り越えていけたりします。
3年で卒業など、終わりが見えている期間限定の所属ですから。

希望どおりの学校、会社に入ることができ
水を得た魚のように、生き生きと活動しているように見える人もいれば
「想像していたもの」とのギャップに苦しんでいる人もいます。

人それぞれ。

新生活がスタートする4月。
個人と組織、個人と集団社会とが、ガチンコと出会う時期。
多かれ少なかれ、ストレス、葛藤を感じて当たり前。

真剣勝負するからこそ、自分の個性を自覚できる。

それは、自分らしさ、自分らしい場所、を見出し、
つくりあげていくために必要な葛藤です。

と、心得よ（笑）。

集団社会との葛藤を強く感じる人ほど
人生の早い段階で、自分らしい環境、生き方の探求をはじめるチャンスが与えられているのです。

私自身、集団生活が苦手なので、学生の頃、４月は憂鬱な季節でした。

葛藤して当たり前、それでフツー、と、あらかじめ、わかっていたら
自分を責めたり、必要以上に落ち込んだり、しないですんだかもしれません。

新生活のスタート時、様子見のため、大人しくしている人も多いのですが、
本来は、自分らしさを抑制すべき季節ではありません。。

牡羊座の季節、組織の管理運営者は
どんな個性をもった新人が入ってきて
どのような新風をもたらしてくれるのかを楽しみにしています。

フレッシャーズのやる気、何も知らないからこその勢い
まだ、何にも染まっていないからこその、その人本来の個性。

それらを見極め、適材適所にに配置し、育てたいと思っています。
（そうでなければ、組織の発展はありません）

基本は自分らしくスタートダッシュする。
通常、スタート時は、やる気があって、勢いがあるのが自然です。

（やる気がない場合は
心身の軌道修正が遅かれ早かれ必要になるでしょう）

そして、勢いよく行動するがゆえに、何かにぶつかるでしょう。
周囲の期待にこたえられない私の中の私に気づくでしょう。

その私を大切に^^

牡牛座の季節（4月21日頃から5月20日頃まで）は
ちょっとスローダウンして、自分らしいペースをつかみたいとき。

猛ダッシュは、永遠には続けられません。

ちょうどよいタイミングで、ゴールデンウィークが始まります。
ペースチェンジ、心身の調整のチャンス。

ストレスを感じている人ほど
自然とふれあえる場所で、ゆったりと過ごすことをおすすめします。
「気持ちいい」という感覚を大切に、リフレッシュしましょう。

自分の適性や適した環境について、悩んでいらっしゃるのなら
天職プロファイリングが助けになるかもしれません。