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2019/06/15

5月のテーマ「働き方改革について」~『路上ワークの幸福論』より~

こんにちは。第三の眼代々木店の 伊吹丹利です。

 

そろそろ夏至(6月22日)が近づいてきました。

太陽が最も高く上る「夏至」を過ぎてからが夏本番ですね。

毎年夏至を迎える度に、

「さあ、これから暑くなるぞ~」と気合を入れています^^;

 

5月のブログテーマ「働き方改革」について

働き方改革とは

2019年度版の厚生労働省の定義によると

「働き方改革」とは、

働く人々が個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方

自分で「選択」できるようにするためのもの、とされています。

 

また、首相官邸「働き方改革の実現」には、

「一億総活躍社会実現に向けた最大のチャレンジ」

とあります。

 

一億総活躍」です!

「活躍」なので、仕事に限らず全員がそれぞれのフィールドで

力を発揮できる社会、ということでしょうか。

 

働き方改革の背景には深刻な労働力人口の減少問題があり

それを補うための対策の三つの柱が

・長時間労働の解消

・非正規と正社員の格差の是正

・高齢者の就労促進

ということです。

でも、残業を減らした結果、住宅ローンが支払えなくなったという

ニュースを最近よく耳にしますので、一筋縄ではいかない課題もありそうです。

 

労働力人口について

 

労働人口の減少の要因として少子化などいくつか考えられますが、

労働力に深く関わる現代社会の傾向が最近明らかになりました。

 

3月に内閣府が発表したところによると、

40~64歳の「中高年」の引きこもり状態の人が推計61万3千人、

若者から中高年までを合わせると全国に100万人以上。

中高年の場合、そのきっかけの多くが「仕事を辞めた」こと

と言われています。

 

厚労省の定義である

「働く人々が個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方

自分で『選択』できる」

そのような社会が実現したら、現状を改善するきっかけになり、

実質的な労働力の向上につながると考えられます。

 

路上ワーカーって?

 

巷で言われてる「働き方改革」とは次元が違いますが、

働き方改革をもう少し大きな枠で考えるヒントとして

一冊の本をご紹介したいと思います。

路上ワークの幸福論 世界で出会ったしばられない働き方

(中野陽介著)です。

 

著者は「世界一周すればナニカ変わるような気がする!?」

という夢を28歳のときに実現させます。

その旅の中で一番感動したのが、

路上ワーカー(路上で働く人々)との出会いだったそうです。

彼は23歳のときに自分がアーティストであることに気が付いて鬱から脱出。

好きなことをやろう」という気持ちがスイッチオンになります。

 

 

本を読みながら、最初私は、路上ワーカーのことを

よく旅行先で見かける別世界の人たちの話として捉えていました。

でも、読み進む内に著者の言わんとしていること、その熱気や熱意

じわじわと伝わってきました。

 

彼が路上ワーカーのなにに感動したのか?

それは見た目の美しさではなく、

彼らが発する人間力、生命力、生気、その美しさです。

 

路上ワーカーは

食べ物、日用品、洋服、アート、音楽、大道芸、等々

どんな些細なことでも

自分ができることを見つけて、それでお金を稼ぐ

そのために最大限の努力と創意工夫をする

「不安・危険・不安定」の中で思考笑顔行動する。

全てが自己責任です。

 

その一番シンプルなことの力強さを感じました。

私たちはそのような内側から溢れるエネルギー

乏しくなっているのではないでしょうか?

(私も含めて)電車の中で見る日本人は疲労感が漂っていませんか。。

 

路上の「幸」、3ハウスから日本を元気にする

 

日本でも、

江戸時代の絵や浮世絵にはたくさんの路上ワーカーが描かれていて、

衣食住に関する物品やサービスなどあらゆるものが売られていました。

おそらく江戸のまちは路上ワークが花開き活気に溢れていたのでしょう。

お金や人が上手く回っていたのだと思います。

 

元気に働く路上ワーカーに出会うという小さなスパイスが

日常に絶妙な深い味を与えてくれる、

このような路上で出会うできごとを著者は「路上の幸」と名付けています。

 

道行く人がああ、こんなのもありなんだ、と気持ちが楽になったり、

音楽に心踊ったり、幸せを感じたり、自分を見つめなおしたり、

そして、何となく人と人が繋がっている感覚が生まれるのではないでしょうか。

その小さな触れ合いが、実は大きなパワーを持っていると思うのです。

こうでなければいけない、という縛りからの解放であり、

選択の幅の広がりです。

 

本を読んで、路上から日本を変えていくのだ、という

この若い著者の熱意と野望に、頼もしさを感じたのでした。

 

占星術的に言うと、「路上」は「3ハウス」です。

「多様で柔軟な働き方を自分で選択する」ために、

これからの日本を「3ハウス」から活性化する

こんな考えもありなのではと私は思います。。

占星家・タロティスト

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