新月・満月読み 新月・満月読み

2016/9/1

2016年9月1日:乙女座の新月リーディング by 天音 絢文

2016年9月1日18時3分 新月図 (東京)

 

太陽 おとめ座 9゜21′
月 おとめ座 9゜21′
水星 おとめ座28゜54′ R
金星 てんびん座 2゜48′
火星 いて座14゜09′
木星 おとめ座28゜17′
土星 いて座10゜04′
天王星 おひつじ座24゜04′ R
海王星 うお座10゜41′ R
冥王星 やぎ座15゜07′ R
Asc うお座 9゜40′
Mc いて座18゜01′
ドラゴンヘッド おとめ座 12゜

 

 

 

 

今回の新月は、乙女座で起きます。

 

乙女座は、夏から秋への移行期に位置するサインです。

 

学習を司る水星を支配星にもち、
労働と健康を司る第6ハウスと関連する
乙女座で新月が起きる時期は、
真夏のサインである獅子座のあとで、
遊びで盛り上がる夏休み気分を引き締め、
仕事に学習に勤勉に取り組む時期となるでしょう。

 

特に、9月1日に起きる今回の新月は、
子供たちの新学期などのタイミングとも重なるため、
新たな年度後半、実りの秋に向けて、
新鮮な気持ちでスタートを切るのに良い折になりそうです。

 

さて、今回の新月を読む前に、
オリンピックでの日本のメダルラッシュや、
国民的アイドルのSMAPの解散宣言で、
日本中が喜怒哀楽に揺れた先月の新月を少し振り返ってみます。

 

先月の新月は、獅子座、第12ハウスで起きました。
国家の印象や全体的な特徴、国民を表す第1ハウスには、
名誉を表す第10ハウスの支配星である金星が入ります。

 

金星は、自己表現や華やかなアピールを司る獅子座に入って、
アセンダントに重なる目立つ配置です。
金星はメディアを表す第3ハウスの支配星でもあります。

 

アセンダントは、遠方や海外を表す第9ハウスにある天王星とトライン、
遠方(ブラジル)での予想を超える(天王星)大活躍で、
国民が喜びに包まれ(第1ハウスのなかには、名誉を表す第10ハウスの
支配星である金星、乙女座に入って力を発揮しやすい水星)、
メディアも華やかに、日本選手の活躍を報じました。

 

一方、隠れたものを表す第12ハウスの新月は、
隠れたものにスポットライトが当たりやすい配置です。
SMAPの解散騒動は、この第12ハウスの新月の一面を
象徴しているかもしれません。

 

新月は、トランス・サタニアンである冥王星と海王星の
ヨッドにあたる位置で起きました。
人生のなかでは、自分の意志を超えたところで起きてくる出来事もあり、
その状況を受け入れ、そのなかで努力を重ねていくことが
必要なときもあります。

 

8月の新月からの一か月で、
大きな流れのなかで、これまでの経過を踏まえて、
隠れたことが明らかになってきたという思いを抱く人も
いるのではないでしょうか。

 

真実や、自分が何者であるか、
自分の情熱のありかを、心の中で深く確かめ、
けれども、まださまざまな事情のなかで、
思うように動けない人もいるかもしれません。

 

長くなりましたが、
今回の9月の新月は、これまで、やや閉塞感を感じつつ、
曖昧な気分のままとどまり続けるしかなかったような状況が、
新たな地平に向けて、徐々に動き出していく時期となりそうです。

 

今回の東京の新月図では、新月は第7ハウスのカスプに重なっています。
第7ハウスには、水星、金星、木星も入り、強調されています。
テーマは、自分とは異質な他者との関係性です。

 

第1ハウスのカスプであるアセンダントが、
赤ん坊がこの世に個として生まれてくるような場所なら、
第7ハウスのカスプは、個として成長してきた人が、社会の中にとびこみ、
社会的人間としてデビューするような場所です。

 

今回の新月は、アセンダントに海王星、
MCに火星が重なり、4つの惑星がアングルに重なっています。

 

新月図で、アングルに惑星が重なるときは、
世の中が動きやすいタイミングです。

 

さらに、今回の新月は、日本では観測できませんが、日食です。
日食の影響は、通常の1か月を超えて、
半年、あるいは数年にわたって続くといわれます。

 

この期間に、日本が他国との関係をどう築いていくのか、
国際的な関係のなかで、どうふるまっていくのか気になる配置です。

 

第7ハウスと関連する天秤座には、
新月の直前から、天秤座の支配星が入っています。
そして、この新月の期間に、木星が天秤座に入り、約1年間滞在します。

 

木星が活動宮である天秤座に入ることで、
活動宮にある天王星と冥王星とのスクエアが強調されるようになり、
今後、年末に向けて、変化が目立った形で進んでいくでしょう。

 

ただし、今回の新月は、天秤座ではなく、
社会に出でる前に個人として完成を目指して、
自らや周囲の環境を調整する乙女座で起きます。

 

そのため、個としての自分を乙女座らしく謙虚に磨き、
社会や他者との関係のなかで、さまざまな調整を
重ねていくことにもなりそうです。

 

特定の相手とのパートナーシップ、
あるいは人間関係全般にも、焦点があたりやすい時期です。

 

アセンダントに重なる海王星や、ディセンダントに重なる乙女座の新月は、
自らを犠牲にしても、相手に奉仕することによる問題を暗示するかもしれません。

 

新月と海王星は、
自分と他者を表す第1ハウスと第7ハウスのカスプ上で、
ゆらゆら揺れ動いています。

 

自分を一方的に犠牲にするのではなく、
自分も相手も尊重しながら、
本当の意味で対等なパートナーシップを模索する時期となるでしょう。

 

逆に言えば、この配置は、他人に依存することなく、
自分らしい個性や、自分の意思を穏やかに、
かつ明確に表明していくことの必要性も示しているでしょう。

 

難しいのは、第10ハウスに重なる火星と土星と、
新月と海王星の関係です。

 

この火星と土星は、他者との関係のなかで疲れた時に、
行動を起こすことで、状況を突破していこうとする衝動に
つながりやすいでしょう。

 

ただし、衝動的に、まだ見ぬ新しい可能性に賭けて、現実逃避するのではなく、
柔軟宮でのTスクエアらしく、現実と夢や理想のあいだで行きつ戻りつ、
さまざまな調整を重ねながら、
第10ハウスの火星と土星が表す、現実的なゴールに向けて、
情熱を注いでいくことが求められる新月です。

 

乙女座の支配星である水星が、新月前から逆行に転じたため、
重要な変化につながる新月ですが、
これらのテーマが具体的な状況変化としてすぐに表れるのではなく、
心境の大きな変化として表れたり、
水面下で変化が進んでいったりする人も少なくなさそうです。

 

● 新月 ● (9月1日-)

新月の直前に水星が逆行に転じたため、
重要な新月ですが、しばらくは目立った変化は感じにくいかもしれません。
心の中で起きてくる変化を大切に。
内なる無意識の声に耳を傾けてください。

 

逆行した水星は、木星と再び重なります。
水星は、第7ハウスの乙女座の支配星、
木星は、第1ハウスの魚座の古典的な支配星です。
そのため、他者との心地よい関係を築き直すタイミングといえます。

 

水星は逆行しているため、過去を振り返り、
和解をはかるのにも、良いタイミングとなりそうです。

 

木星らしくおおらかに、人とコミュニケーションをとり、
新しい学びに取り組んでいきましょう。

 

△ 上弦 △ (9月9日-)

 

上弦になる直前に、木星が天秤座に入り、新たな流れが始まります。

 

上弦の月は、射手座の火星と土星と重なり、
柔軟宮のTスクエアのテーマが浮上します。

 

上で書いたように、現状を打破するために、衝動的に行動を起こすのではなく、
遠い未来の目標(土星)をしっかり定めたうえで、
周囲の状況と調整したり配慮したりしながら、
次なる目標に向けて情熱を注いでいくときです。

 

○ 満月 ○ (9月17日-)

 

射手座の火星とTスクエアになる位置で満月となります。

 

新月は第7ハウスで起きましたが、
満月図では、太陽が第1ハウス、月が第7ハウスに入り、
新月のテーマが、再び違う形で表れやすいでしょう。

 

月には傷を表すキロンが重なり、
第4ハウスには、満月とTスクエアになる火星と土星が入ります。

 

心の中にある怒りに振り回されることなく、
正しい自己主張をしていくことが求められそうです。

 

また、人間関係や愛情と関係する金星は、天王星とオポジションです。
人間関係、あるいは恋愛において、
重要な別れや出会いを体験する人もいるかもしれません。

 

また、自立と依存(第7ハウスの海王星)のテーマも浮上しやすいときです。

 

金星と天王星は、射手座の火星によって調停され、
女性天体の金星と月は150度、男性天体の太陽と天王星は150度、
いくつものアスペクトが作用しあう満月です。

 

人間関係や社会的な環境のなかで、
ただ一方的に受け身にならず、一方的に主張することなく、
バランスを意識しながら、
目の前のテーマに取り組んでいくことが必要でしょう。

 

▽ 下弦 ▽ (9月23日-)

 

秋分になってほどなく起きる下弦です。

 

水星が順行に戻り、太陽も活動宮に入るため、
この一か月のあいだ、水面下で起きてきたことや、
進むべき目標に向けて調整を繰り返してきたことは、
徐々に軌道に乗って進み始めそうです。

 

とどまるか離れるか迷っていたことは、
ひとつの結論に向かって状況が動き出します。

 

下弦の太陽は木星と重なっています。
新たな道は、希望を抱き未来に向かっての出発になるでしょう。

 

ただし、月齢サイクルでは下弦の時期です。
満を持して、新たな変化の海へと具体的に漕ぎ出すのは、
次の新月以降になるかもしれません。

 

執筆者 【天音 絢文 プロフィール】  

 

天音 絢文

 

 

 

 

 

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