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2020/12/22

さすがに言及せざるを得ないグレートコンジャンクション

グレートコンジャンクションの“物語消費”

いわゆるグレートコンジャンクションなう,ですね。木星と土星の合のことです。

これを書いているいま(2020年12月22日12時ごろ。以下同)まさに水瓶1度に木星と土星があります。この天文的なイベントによって時代の潮目が変わる,“風の時代”がやってくると話題ですが,だいたいがわれわれの世の中はコロナ禍という大変革を経験している真っ只中にあるわけで,変わりますよなんて連呼されても「はぁ?」という気持ちにしかならないのでは,と個人的にはおもっています。それでも,一方ではこのコロナ禍が閉塞感を生み出しているというのも事実で,大変革という事象を裏打ちするストーリーが求められているのだとおもいます。

冬至および上弦の月のタイミングでやってきたグレートコンジャンクション

グレートコンジャンクションに伴って,きのう12月21日は冬至でした。冬至というのは占星術的には太陽が山羊の1度にくることを指しますが,12月21日は冬至だと言えども19時すぎになってようやく太陽がそうなりました。よっていまもなお太陽は山羊1度にあります。この太陽はグレートコンジャンクションの木星と土星とに対して30度という調和的な角度をとっています。

そして,今朝12月22日8時40分ぐらいには上弦の月が完成しています。上弦の月とは,占星術的には太陽と月とが90度の角度をなしている状態を指します。つまり今回のグレートコンジャンクションには天文的なイベントがさらに2つも付随しているのです。したがって,今回のグレートコンジャンクションを,冬至図および上弦図の複合的な視点から読み解くことが可能です。

四季図と月相とにグレートコンジャンクションを落とし込んで解釈する

冬至図では,太陽とともに水星も山羊1度に。それがグレートコンジャンクションと30度にありますから,メディアの喧伝ぶりも納得がいくというものです。グレートコンジャンクションをとりあげた占いの本は出版市場でも活況のようです。そして山羊の冥王星と魚の月がぴったり60度ですので,人々の不安定な心情を捉えたマーケティングが奏功していることもわかります。山羊の冥王星には牡羊の火星が90度でもありますので,ブレークスルーを求める世情の高まりも伺えます。

上弦図では,月が牡羊の1度に入り太陽・水星と90度,グレートコンジャンクションとは60度の関係になります。メディアがなにを喧伝しようが個人性を重んじて生きるべしという感じですね。この大変革を受け入れてわが道を行けばおのずと将来は開ける,といったところでしょうか。

コロナ禍にあって天文的なイベントはどう働くか(短期的評価)

ただ,この上弦図,太陽と水星が4室,月が7室,グレートコンジャンクションが5室という配置になっていますので,娯楽に対して拡張と緊縮が同時にやってくる(5室グレートコンジャンクション)ところへ,ステイホームの価値をメディアが強調する(4室太陽・水星),しかし個々人はもういい加減他者との交わりが欲しい(7室月)という構図です。「ほら,なんか時代が変わったみたいだから」と,政府は全国一斉停止したのに人々が好き勝手にGoToしてしまう可能性があります。

また冬至図での冥王星と火星の90度が4室と7室という配置になりますので,家にいるのが気詰まりになり外に出たいという欲求はさらに高まるでしょう。したがって第三波もさらに大きなものになってしまうおそれがあります。外に出るなとは申しませんが,感染対策はしっかりと行って,自分の楽しみを追求する。その先に,この大変革を受容する道が拓けるのかも知れません。

すずきふみよしは日ごろなにをやっているのかよくわからない,フェイスブックを見てみても変なコスプレの写真ばっかりアップしている,とおっしゃる向きも多かろうとおもいますが,代々木・第三の眼にお越しいただけますと,この数倍はおもしろいお話をご提供できるかと存じます。あなたにとって2021年はどんな年になるのか――お知らせできれば幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

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