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2026/10/31

水星逆行は「振り返り」のチャンス。2026年最後の水星逆行の過ごし方

水星逆行は「振り返り」のチャンス。2026年最後の水星逆行の過ごし方

水星逆行は「振り返り」のチャンス。2026年最後の水星逆行の過ごし方

こんにちは。第三の眼・代々木店で西洋占星術の鑑定を担当しているAyaです。

現在、水星は逆行中です。10月24日に始まった今回の逆行は、11月14日に順行へ戻ります。

最近は、水星逆行について紹介するブログやSNSの投稿も多く、占星術に詳しくない方でも、この言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
そうした投稿では、水星逆行は通信障害や交通機関の遅延、連絡の行き違いなど、トラブルが起こりやすい時期としてよく紹介されています。

けれども、水星逆行には、トラブルへの注意だけでなく、過去を振り返り、これまでの経験を生かすという意味もあります。

今回は、2026年の水星逆行の特徴と、おすすめの過ごし方についてお話しします。

水星はどんな星?

水星は、太陽に最も近い惑星です。
太陽の周りを約88日で一周していますが、地球との位置関係によって、普段とは反対方向に動いているように見える期間があります。これが水星逆行です。

占星術では、水星はメッセンジャーとも呼ばれ、知性や言葉、情報、伝達などを象徴しています。
ただし、メッセンジャーとは、単に情報を誰かに伝えるということだけではありません。

私が考える水星の大切な働きの一つは、さまざまな物事に名前を付け、分類し、誰もが理解できる形にすることです。

例えば、誰かに「字を書くものを貸してください」とお願いしたとします。
鉛筆、筆、シャープペンシル、万年筆、ボールペンなど、相手が思い浮かべるものはさまざまでしょう。

けれども、「ボールペンを貸してください」と伝えれば、相手も何が必要なのか具体的に理解できます。
このように、物事を言葉によって区別し、共通の認識を持てるようにすることも、水星が象徴する働きだと考えています。

また、水星の神とされるヘルメス(ローマ神話ではメルクリウス)は、神々の言葉を運ぶ使者であり、旅人や商人の守り神でもありました。言葉を届けることと、人や物を運ぶことは、もともと同じ神さまの役割だったのです。

こうした働きは、現代の通信や交通といった、人や物、情報を届ける仕組みにもつながっていると捉えています。

2026年の水星逆行の共通点

水星逆行は、通常1年に3回、年によっては4回起こります。

2026年の水星逆行は、以下の3回です。

2月26日〜3月21日 魚座
6月30日〜7月24日 蟹座
10月24日〜11月14日 蠍座

今年の特徴は、3回とも水のエレメントに属する星座で逆行することです。

占星術では、12星座を火・地・風・水の4つのグループに分けて考えます。これをエレメントと呼びます。
水のエレメントは、感情や共感、人とのつながり、心のよりどころなどを象徴します。

また、同じ水のエレメントでも、それぞれ異なる性質を持っています。

魚座は、自分の美意識や世界観を大切にします。数字や理屈よりも、相手の喜ぶ顔を見ること、楽しさや面白さを分かち合うことに価値を感じます。

蟹座は、ご縁のあった人を大切にします。感情を通い合わせながら、自然と人と人とをつないでいきます。

蠍座は、ひとつのことを深く追求します。相手の様子をよく観察し、何が必要なのかを察して支えるのが得意です。

今年は、連絡の行き違いや情報に関する問題だけでなく、自分が大切にしている価値観や、人との関わり方について考える機会があった方もおられたかもしれません。

もちろん、すべての人に同じような出来事が起こるわけではありません。

占星術では、生まれたときの星の配置と、現在の水星との関係によっても、その影響の表れ方は異なると考えます。

水星逆行時の過ごし方①:今年の出来事を振り返る

今回の水星逆行は、2026年最後の逆行です。

そこで、今年すでに終わった2回の逆行期間を振り返ってみてはいかがでしょうか。

2月26日から3月21日、そして6月30日から7月24日。

手帳やスマートフォンの写真、過去のメールやメッセージなどを見返してみてください。

逆行のタイミングで必ず同じことが起きるわけではありませんが、振り返ることで、自分が大切にしているものや、人との関わり方について考えるきっかけになると思います。

水星逆行時の過ごし方②:過去の知識や情報を整理する

水星は、情報を集め、整理し、使いやすい形にする働きを象徴しています。

水星逆行の時期は、これまで得た知識や情報を改めて整理し、今の自分に生かすことをおすすめします。

例えば、以前勉強したことを復習したり、仕事で使った書類を見直したりすることで、理解が深まったり、今まで気づかなかった活用方法が見つかったりするかもしれません。

私自身、水星逆行が始まるころになると、不思議と資料を整理したり、学んだことを復習したりしたくなります。意識して取り組むこともありますが、復習の計画表を作り始めてから、ふと暦を見ると逆行の直前だった、ということもあります。

普段は面倒に感じることも、この時期はなぜかスムーズに進みます。ぜひ試してみてください。

水星逆行時の過ごし方③:しばらく会っていない人に連絡する

占星術では、惑星の逆行を、物事が戻ってくることと結びつけて解釈する場合があります。

17世紀のイギリスの占星術師ウィリアム・リリーは、馬が戻ってくるかどうかを尋ねられ、占いました。

その際、馬を表す惑星が逆行中の水星だったことや、ほかの惑星の配置から、馬は遠くへ行かず、持ち主のもとへ戻ってくると判断しました。そして、3日後に馬が帰ってきたと、著書『Christian Astrology』(1647年)に記録しています。

こうした「戻る」という象徴を今の生活に取り入れるなら、以前の人間関係に目を向けてみるのも一つの方法です。

疎遠になってしまったけれど、久しぶりに会いたいと思う人はいませんか。
以前は忙しくて会えなかった人や、連絡するきっかけを失っていた人がいれば、この機会に声をかけてみるのもよいでしょう。

特に今年は、人とのつながりや感情を象徴する水のエレメントでの逆行が続いています。

懐かしい人との会話を通して、当時の出来事を違った角度から理解できたり、忘れていた大切なことを思い出したりするかもしれません。

まとめ:積み重ねてきたものを、今の力に変える時期

水星逆行は、トラブルに気をつけたい時期として知られています。
けれども、占星術における「戻る」という解釈に目を向けると、これまでの経験を今につなげる時期として捉えることもできます。

今年の出来事を振り返る、学んだことを見直す、しばらく会っていない人に連絡するなど、過去に目を向けることで、今の自分に役立つものが見えてきます。

忙しい毎日の中では、そうした時間をつくるのは難しいかもしれません。だからこそ、少し予定に余裕を持ち、これまでの経験を振り返る機会をつくってみましょう。

時間や気持ちにゆとりがあれば、思いがけないトラブルにも落ち着いて対応しやすくなります。

これまで積み重ねてきたものを振り返り、整理し、活用する。
2026年最後の水星逆行を、そんな時間にしてみてはいかがでしょうか。

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Aya|西洋占星術、タロット、オラクルカード[代々木店]

Aya:西洋占星術師

人生には波があります。追い風が吹く時期もあれば、風がやむ時期もあり、それぞれの時期に合った過ごし方があります。そして、その波の形は人によって違います。今がどういう時期で、何に力を注ぐと効くのかを、あなたの星から読み取ってお伝えします。鑑定を終えたときに「じゃあ、こう動いてみよう」と思えるところまで、一緒に見ていきましょう。

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