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2021/7/9

2021年7月10日:蟹座の新月リーディング by Graha

2021年7月10日10時17分|新月ホロスコープ(東京)

 

 

2021年7月10日10時17分|新月図リーディング

7月10日 午前10時17分、蟹座の19度(数え)で新月を迎えます。

月を支配星とする蟹座は、家族や日常生活に関連するサインです。
感情やからだ、食料やライフラインである生活水など、
人が生きていく上で基礎となる生活の情報に関連しています。

誰もが日々安心して暮らせる家庭や住まいを持ち、
それぞれの地域社会や豊かな生活文化があります。

しかし、去年から続く世界的なパンデミックの脅威は、
私たちの日常生活を強く支配し、人のつながりや社会を分断し、
大切な基盤が損なわれつつあります。

蟹座の新月は、私たち国民が主役です。
命を守る、命を大切にする生き方について、
本質的な回答をひとりひとりが見いだすときでしょう。

 

この新月に強いアスペクトはありませんが、
海王星とトライン(120度)、冥王星とオポジション(180度)と、
深い変革のプロセスを通過していきます。

私たちの生活が根底から変わっていくことが実感されるでしょう。
より良い生活スタイルについて考え直すタイミングがやってきます。

 

蟹座の新月は牡羊座のキロンとスクエア(90度)です。

特に新月前に、敏感な人はちょっとした不調を感じやすかったかもしれません。
弱点を意識しやすく、元気を取り戻すには、疲れたら眠るとか、
素直に自分の欲求に従うことや、群れから離れてひとりで過ごし、
自己治癒力にまかせることで回復を体験したかもしれません。

この状況下で誰もが傷ついていることに気づく必要があります。
心身の敏感さに従うこと、からだの本音に耳を澄ますことは大切な感性です。
それによって調整されリフレッシュするでしょう。

 

蟹座19度のサビアンシンボルは「結婚式の儀式を遂行する司祭」です。

蟹座にとって結婚は、家族や共同体といった
環境を生み出していく、成熟へ向かうプロセスです。

象徴としての聖なる結婚とは、異なる存在である男女が結ばれ、
それによって「家庭」という新しい場が生み出されます。
お互いのヴィジョンが融合することで、新しい世界が生まれるのです。

ふたりは司祭の前に誓い、司祭は神の祝福を与え、
異なるものとの融合に一役を担うのです。

水のサインである蟹座にとって職業は、
人と人を結びつけたり、助けたり、育てたり、守ることなど、
心から満足できる仕事であることが重要です。
そうした仕事を職業にできればそれは名誉ある仕事です。

祝福する側であれ、祝福される側であれ、セレモニーの時を迎え、
家族や人々の健康や幸せが守られることを望んでいる
すべての人に祝福がやってくるのです。

19は数秘では、始まりを示す「1の系統」です。

成熟のプロセスにある19の意味は、
新しいビジョンと心の中にあった動機とを融合させ、
新しい希望を持って、その世界観をふくらませていくことです。

希望を持って前に進むことで新しい世界がやってくるでしょう。
現実を悲観せずネガティブにならないことが重要です。

 

新月は10ハウスにあります。

みんなの関心、世界の関心は東京五輪開催についてです。
感染者数が減らない状況で深刻なパンデミックを引き起こすリスクがあると、
中止を求める声は小さくありません。

スポーツや娯楽に関連する5ハウスに、制限や抑止を意味する土星があります。

8ハウスの天王星とスクエアの関係にありますから
組織内部の複雑な事情によりコントロールされるでしょう。

獅子座の金星と火星もこれに関係しています。

演出的な狙いも強く感じさせますし、
選手自身が自らの意思を表明することで、状況は変わるかもしれません。

蟹座の新月で始まる今回は、国民が主人公です。
民意は「人々の命と暮らしを守る」ことです。

 

水星はもっとも高い位置にあり(MCと0度)、海王星とスクエアを形成し、
柔軟サインのアングルを支配しています。

広く伝えられる情報がカギになりますが、
それは歓迎や安心を与えてくれるものではなさそうです。
混乱や困惑するような情報が伝えらえれ、それによって、
地滑り的に状況が変わっていくかもしれません。

不安など不確定な影響は海外や外部からもたらされますが、
何か不可思議でミラクルな展開をも想像させます。

 

注目したいアスペクトは、
獅子座で金星と火星が会合(コンジャンクション)していることです。
さらに、今年の命題である天王星と土星とアスペクトしています。

同調圧力に負けず、勇気をもって、
自分らしい選択や考えを行動に移していく時です。
周囲の意向とは、逆方向を行くことになるかもしれませんが、
命に正直に、信念を持って、この状況を突破するときでしょう。

金星と火星は11ハウスにあります。

改善策への転換を期待したいところです。
改善へ尽力している人たちの活動が注目されたり、
若い世代、20~40代前半の世代が活躍するでしょう。

世代交代の動きが目に見えてくるでしょう。
消え去るものと、先進的な物事が動き始めるなど、交代劇が起きるでしょう。
何か華々しく未来的な動きが起きる予感です。

 

7月10日(新月)から7月24日(満月)までの星模様

● 新月 ● (7月10日〜上弦まで)

梅雨明けが待たれる頃です。
梅雨の時期はこころも体も不調ぎみになります。
ここはゆったり過ごして命を充電するような気持ちで過ごすとよいでしょう。
段々と元気になっていくのを感じるでしょう。

7月12日、水星は蟹座に入り、
翌日7月13日、木星とトライン(120度)を通過します。

ことばの大切さや影響力について再認識してみましょう。
日本は「言霊の幸わう国」と語られますが、
ことばの力は聖書でも語られる通りです。

思いやりをもって発せられた言葉は、
波紋となって、心に届き、良い環境を拡張していくでしょう。

心から感じたことを正直に言葉にすることから、真のコミュニケーションが始まります。
あなたの真なる思いを素直に言葉にすることで、
想像以上に周囲が良くなっていく「ことばの効果」を体験しましょう。

 

7月13日、火星と金星が獅子座でコンジャンクション(0度)

抑圧から脱して、明るく元気な火花がスパークするような日です。

7月15日、太陽は海王星とトライン(120度)です。
蟹座と魚座の水のトラインです。

大きな共感の波が広がるでしょう。
もっとも大切な、かけがえのない命を守る選択が、
政治や社会システムすら変えうる影響力を見たいものです。

グローバル主義や利益、社会的立場に忖度せず、
大切なことに気づく人が増えれば、世界の行方さえ変わるかもしれません。

 

△ 上弦 △ (7月17日〜満月まで)

天秤座の月で下弦を迎えます。
同時に太陽は冥王星とオポジション(180度)、月とスクエア(90度)をつくります。

これまでの流れを決定づけることが起きるでしょう。
それが大どんでん返しになるのか、計画通りの断行になるのか、
国民の民意だけでなく、世界の総意によって決まるでしょう。

7月19日、夏土用に入ります。

季節の変わり目ですが、夏土用はもっとも過酷な期間です。
体力が消耗しやすいですから、体調管理に気を配る必要があります。

人知を超えた力が働くので、変化の様を慎重に見ていきましょう。
変化は止められず、強力な推進力が働くでしょう。
変わっていく世界を見るかもしれません。

 

7月22日は大暑。太陽は獅子座に入ります。
その二日後の24日に満月を迎えます。

獅子座は、蟹座で休み憩う時を過ごしたことで、
心とからだがフルチャージされた次に迎えるステージです。
唯一無二でユニークな存在である個性、生きる意欲、
情熱的な思いや願望が自己主張となって放出されるのです。

あなたが愛すること、ワクワクすること、元気になること、
遊び心をもって自分が望んだことを正面から取り組みましょう。
あなたも周囲も明るくなっていくでしょう。

日常の生活を自分らしく最適化していくことがテーマになります。
真の健康、元気に自分らしく創造的に生きるという、
基本的なモノサシを取り戻していきましょう。

 

さらに同日、金星は乙女座に入り
魚座の木星とオポジション(180度)を通過します。

医療や公衆衛生に関係する乙女座と、
魂の救済を意味する魚座とのコンビネーションです。
パンデミックに対する有効な改善策が期待されます。

乙女座の金星は、人の役に立てることを喜びとして働き、
混乱した現実を、整理し、実務的に仕事をこなしていきます。
不要なもの、腐敗したものをお掃除する役目もあります。
チームワークを持って進めばより大きな成果をつかむでしょう。

 

⇒ 新月のクリスタルメッセージを読む

次回、7月24日の満月リーディングは、7月23日23時に公開します。
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執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】  

 

Graha(ぐらは)

 

 

 

 

 

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—- 新月とは —-
地球から見て、太陽と月が重なるときで、月の光が見えなくなります。
旧暦(陰暦)では新月から1ヶ月がはじまります。
占星術では、太陽の意志を月が受け取り、新しい目的が生まれる日
として、その月のテーマを読み取るときに用います。