新月・満月読み 新月・満月読み

2022/7/28

獅子座の新月リーディング|2022年7月29日 by Graha

獅子座の新月ホロスコープ|2022年7月29日02時54分(東京)

獅子座の新月図とアスペクト表|2022年7月29日

 

新月の星読み| 獅子座の新月図リーディング

新月は、地球から見て太陽と月が重なるときで、月の光が見えなくなります。
新月図リーディングでは、新月を太陽の意志を月が受け取り、新しい目的が生まれる日と考え
新月図(ホロスコープ)から次の新月迄(約4週間)のテーマを読み取ります。

ピンクの文字は占星術用語で、占星術に詳しい方・勉強中の方向けの情報です。
占星術に詳しくない方は、解釈文だけお読みください。

 

2022年7月29日02:54に獅子座6度(数え)で新月を迎えます。

新しいことにチャレンジする意欲を復活させましょう。
自分にうそをつかない生き方にシフトする覚悟を決める新月です。

火のサインの獅子座の新月は、
成長と発展の天体、木星とトラインにより火のエネルギーが強化されます。

自分の意志や情熱、個性、自己表現がテーマです。
自分の本心に向き合い、よりスケールアップしていく重要なプロセスが動きます。

新しいことにチャレンジする意欲を再燃させましょう。
過去や周囲の環境に囚われず、新しい未来を創造したい気持ち、
その意志に従って、気持ちや生活を切り替えていくにはどうしたらよいのか…。

自分に正直に、自分にうそをつかない生き方にシフトする重要な月になるでしょう。

思考や言動を示す水星も獅子座にあり、
天王星と土星と、固定サイン同士でハードアスペクトを形成します。

現実の問題に対し、長期的、計画的にとらえて取り組む必要があります。
さまざまな場面で、引継ぎや後継者、世代交代のテーマが差し迫っているからです。

その問題に対する自分の意見や姿勢も明確にすべき時です。

権力や自説、こだわりを強調しやすく、ポリシーの違いから衝突しやすいかもしれません。
それは良くも悪くも分離と分断、さらなる混乱を深める可能性があります。

それより、これまで狭い世界、思い込みや、窮屈な枠組みに、
自分を押し込んではいないだろうか? と、問いかけてみましょう。

獅子座太陽は、満月に向かって、天王星とスクエア、
土星とオポジションのアスペクトへと進みます。

獅子座は、家出のサインでもあります。

人によっては、これまでの生き方、環境から脱出する大きな転換が起きるでしょう。
内輪的な世界から外へ自分を投げ出すことで、自分らしい生き方の実践に入ります。

そのためには、依存や執着、古い体質や習慣から脱却すること、
浄化によって大きな切り替えが待ち受けます。

衝撃的なトリガーとなる出来事やタイミングがあるかもしれません。
外界に振り回されない強さが試されるでしょう

とにかくは、自分が元気であるかどうか。
自分らしく充実した人生の選択について、しっかり確認しましょう。

 

新月は2ハウスにあり、収入や家計、経済活動にテーマがあります。
トラインの木星は10ハウスにありますが、10ハウスを支配するのは海王星です。

10ハウスの牡羊座の木星は、新しいリーダーや代表者の指導力に対し、
国民みんなの関心が向けられているといった配置です。

経済対策や国民感情に対する、政府や代表者からのなんらかの
発表や政策が期待されるところですが、あぶりだされた宗教と政治との関連など、
真相は不透明で、崩壊のシナリオすら暗示させます。

さらに海王星は自然災害などの影響など、さまざまな要素が入り込み、
予測がつかない社会状況を語ります。

 

むしろ政治やトップの指針が見えず、要求も期待もできないと分かれば、
国民それぞれのスタンスで、自ら行動するしかないといった自発性が発動され、
創造的に取り組むことを暗示しそうです。

経済観念を磨き、自分らしい収入の得方、得意を生かした働き方、
「商い」「ビジネス」を創造していくことで、現在の不均衡な経済システム、
搾取の罠から脱出することを意味するでしょう。

 

獅子座では、もはや黙って受け入れる時ではなく、
眠っていたライオンが目覚め、勇者のごとく姿を現すときなのです。

 

新月の度数、獅子座6度(数え)のサビアンシンボルは、
「時代遅れの女と最先端の女」

思い込みの激しさがギャップを作ったことに気づくサビアンシンボルです。
自分は若い、かっこいい、最先端のつもりと思っていたけれど、
実際に外の世界に出てみたら、むしろ時代遅れに見えてしまってる…。

獅子座がまだ世間を知る以前のサインであること、
狭い世界(家庭や地元地域、慣れ切った環境)から飛び出したに過ぎないので、
世間のさまざまな変化や、最先端をいく人たちとの接触もないので、比較しようがありません。

しかし、自分と異なる個性や出来事に触れ、
カルチャーショックを受けることで、自分の情熱や個性をより深めていくのです。

初期の獅子座では、単純に純粋に自分に問いかけてみたい。

私って、かっこいい生き方してる?
私は美しい生き方をしてる?
私は元気に見える?光っている?

自分がどのように見えるのか客観的にみつめてみましょう。

 

7月29日(新月)から8月12日(満月)までの星模様(トランジット)リーディング

日ごとに変化していく星模様(天体のトランジット)が人心に与える影響を細やかにリーディングします。
青文字は解釈の根拠となる占星術用語で、占星術に詳しい方向け。
詳しくない方は読み飛ばしていただき、リーディング部分のみお読みください。

 

● 新月 ●(7月29日~上弦まで)

新月の始まりを示す蟹座のアセンダントに金星が上昇します。

明けの明星とともに始まる新月は、国民みんなの好悪感情が
何やら騒がしく、ストレートに顕れそうです。

感情的な蟹座は、安心か、安全か、私達は守られているのか、
安心できる状況かどうかに敏感です。

そうした感情反応が広がることで、社会全体のムードが変わりそうです。

また表に出てきた情報、手厳しい批判や発言によって、
権力や周囲に影響を与え、パワーバランスが変わる、議論も巻き起こるなど、
言論を取り締まる傾向も強くなるかもしれません。

 

太陽が獅子座の前半の15度まで(数え)は夏土用の期間です。

土用は季節が切り替わる「土の気」が強力に働く期間です。
自然現象においても、社会的な事象においても変動が起きやすい時です。

「火」の夏土用は、天災や人災が起きやすく過激さがあります。
噴火や山火事など、発火する自然界の現象の通りです。

 

8月1日、天王星と火星がノードを通過。
8月2日、火星が天王星とコンジャンクション。

突発的な事故などに巻き込まれないように注意しましょう。
電気やシステム、ネットワークなど電気的な変動や混乱の可能性を暗示します。
分断を引き起こす騒動など、トリガーに注意です。

 

8月4日、水星は乙女座に入ります。

乙女座は水星にとって実力発揮できるホームポジションです。
現実的な識別と分析力を働かせ、具体的に何をすべきかを整理していきましょう。

冷静になって、やるべきことに取り組み始める重要な時に入ります。

 

 

△ 上弦 △ (8月5日~満月まで)

蠍座の月で上弦を迎えます。

自分の考えを押し通したい、強い感情に襲われそうです。

深刻になりすぎず、強硬になりすぎず、ただ正直に、明るく、
自分も、周囲も明るく照らすような大らかな気持ちをキープしましょう。

固定サインの獅子座、蠍座、牡牛座、水瓶座は、
ちょっとやそっとじゃ簡単に動かないタイプですが、ここにきて
割り切りつけたり、態度を示すタイミングがやってきます。

本音で生きる、自分らしくあることの清々しさを周囲に示すことによって、
共感や賛同を得られるでしょう。

 

8月7日深夜に「立秋」を通過。土用が明けて季節は秋へ。

太陽の動きに敏感なのは草花や虫たちです。
秋の虫の音がそれを教えてくれるでしょう。

緊張を解いて、クールダウン。
ほっとするようなひと時に、心の余裕と遊び心を広げましょう。

 

8月8日、火星は土星とスクエアを形成。
ブレーキ、抑止の力が働きます。

8月9日、蟹座の金星は冥王星とオポジション。

お金や人間関係の異変、政治や組織的な圧力など、
この通過によって白黒の判断がはっきりしてしまうでしょう。

8月11日、獅子座の太陽は天王星とスクエアを形成します。

もはや自分にとって不要なもの、意味をなさないものとの
関係をきっぱり切り離す、切り替えるタイミングです。

自分の内から出る判断ですから、浮ついたところはありません。

 

代表者や、注目の人物については、不正や疑惑の浮上によって
地位や立場が変化するなど、交代劇などが起きるでしょう。

木星は新月の翌日から逆行期間に入っています。(~11月24日まで)

社会全体が停滞する期間に入りました。

木星の社会を改善するという働きによるものですから、
どんな不正やアンモラルなスキャンダルが出てくるか注視しましょう。
現実社会をよくよく知って、もっと賢くなる勉強期間と心得ましょう。

 

 

⇒ 新月のクリスタルメッセージを読む

 

次回、8月12日の満月リーディングは、満月形成時に公開します。
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執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】  

 

Graha|西洋占星術師・ホロスコープリーダー

 

 

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