新月・満月読み 新月・満月読み

2023/1/21

水瓶座の新月リーディング|2023年1月22日 by Graha

水瓶座の新月ホロスコープ|2023年1月22日5時52分(東京)

水瓶座の新月図とアスペクト表★2023年1月22日5時52分東京(プラシーダス)

 

新月の星読み| 水瓶座の新月図リーディング

新月は、地球から見て太陽と月が重なるときで、月の光が見えなくなります。
新月図リーディングでは、新月を太陽の意志を月が受け取り、新しい目的が生まれる日と考え
新月図(ホロスコープ)から次の新月迄(約4週間)のテーマを読み取ります。

ピンクの文字は占星術用語で、占星術に詳しい方・勉強中の方向けの情報です。
占星術に詳しくない方は、解釈文だけお読みください。

 

2023年1月22日5:52 水瓶座2度(数え)で新月を迎えます。

重要ではないものは捨て去る勇気が必要な新月です。
自分軸を持ち、ぶれない自分を創っていく。生まれ変わる気持ちで前進しましょう。

1月19日に、死と再生を象徴する冥王星が太陽とコンジャンクションしました。
その3日後に迎える水瓶座の新月です。
日の出直前の1ハウスの新月は、始まりを3重に強調します。

もう迷いや道草をする猶予をありません。
向かうべき道を一本化したいところです。本質的なものだけでいい。

自分の考え、姿勢をはっきりさせ、強化すること。
周囲の人目を気にせず、自分がどうしたいかが重要なスタートになります。

中途半端はNG。ならば消去法で、半端なもの重要ではないものは捨て去る勇気が必要です。
「自分にはこれしかない」という唯一無二のものを持てたら最強です。

2023年は変動期の本番に入っていきます。
西洋占星術上の新年度スタート地点である『春分(3月21日)』に向けて
目標や実現したい物事を設定し、自分の人生や生活を最適化する準備を進めましょう。

新月のサインの水瓶座は「新しい未来」を構想します。
革命、自由、自立、ネットワークがテーマです。

未来への希望が、今何をすべきか、今の自分を決めます。
未来の自分にアドバイスを求めてください。勇気と直観がやってくるでしょう。

 

今回の新月は、旧暦のお正月でもあります。

アジア圏の多くは正月休みを取っていますが、旧暦の正月はだいたい水瓶座で迎えることが常です。
水瓶座は新しい未来へと、次の目標に向かって革新的な行動を起こすことがテーマです。

アジア圏の人々が日本人とは違って、この休みに移動を好むのはそこにあるかもしれません。
華僑や中国系の人達が世界中に散らばって生活しているのも、そこにヒントがありそうです。

 

新月図は、1ハウス(自己動機)と2ハウス(自己価値・才能)が強調されています。
東の地平線には水星、金星、土星が順に上昇していきます。

日が昇る直前の新月ですから、まさに目覚めの時。
自分の動機に目を向け、自発性を呼び起こします。

自己価値観にフォーカスしてみましょう。しつこいくらいに。
自分は何者で、何を持っていて、何が強みで、何が好きで、それゆえ何ができるのか、
私の目的、私の願望、私の野心、自分をとことん問い詰めるのも良いでしょう。
これは、これまでの古い観念を手放し、本音の生き方に入っていくためワークです。

そして、自分の現実、自分の収入やお金の使い方、欲しい物、手に入れる物は、
その自己価値観が決めていることを知りましょう。

 

水瓶座2度の新月のサビアンシンボルは、「予期されなかった雷雨」

水瓶座の第2ステップである2度では、自分が起こした行動や周囲の反応、ショックな出来事、
異例の状況「予期されなかった雷雨」が現実を大きく揺さぶります。

もうこれまでの生活観念では前進できないことに、ぶち当たっている人も多いかもしれません。
このままではダメになるといった危機感を抱いている人もいるでしょう。
おしりを叩かれるような状況によって、古い殻から抜け出すのです。

これが自分の人生を真摯に向き合うための出来事です。
あたりまえの日常に亀裂を起こす破壊的な現象は、新しい未来へ送り出す祝福なのです。

 

さらに新月にアスペクトする他の天体に注目。
3ハウスの牡羊座の木星とセクスタイル(60度)。木星は水星とスクエアです。
太陽が新月直前にアスペクトする冥王星と同様、木星も人生を大きく展開させる重要な天体です。

人生に究極の選択を迫る一方、前向きな意欲が新しい展望へと向かわせます。
社会的な善意「人の役に立ちたい、社会をより良くしていきたい」という誠意が人生が動かします。

助け船のように、周囲の援助やサポートが受けられたり、
あなたのやる気や勇気、挑戦への共感者も出てくるでしょう。

新しく成長するものを発展へと後押しするため、
新しい事業や企画のスタート、アイディアを実行しやすくなるでしょう。

情報をオープンにすること、情報発信することが今後の展開に重要になります。
積極的に伝えること。教えること。学ぶなどの活動が、
新たなつながりや交流をつくり、社会や自然を再生させる動きを生み出します。

9ハウスのセレスは木星とオポジションです。

持続可能な社会システム、食糧難やエネルギーに対する問題解決となる、
情報や研究報告、新しい社会実験などが進みそうです。
教育や人材育成、第一次産業(農業など)へのテコ入れ、成長戦略など。

 

新月は8ハウス(関係者以外立入り禁止)と7ハウス(オープンな人間関係)に関連します。
太陽が8ハウス、月が7ハウスを支配するからです。

あなたが所属する会社や組織、また家族関係、あなたにとって深い縁ある人など、
そのかかわりの現場で、重要な決断や役割を意識するでしょう。

代表となる存在の異変(死去・失脚・ひょう変・世代交代など)による状況変化や、
これまでの姿勢を覆すような判断や行動に出ること、白黒をはっきりさせること。
関係者全員で異例の状況に対処していかなければならないでしょう。

また関係者内部にある隠された物事や秘密に関する、告発やリークが出てくることも予想されます。

本音をもう隠せない状況にあるため、ある種の責任感を伴いながら変革を起こしていくでしょう。
組織内の人事や世代交代などの変動が現われてきます。

 

1月22日(新月)から2月6日(満月)までの星模様(トランジット)リーディング

日ごとに変化していく星模様(天体のトランジット)が人心に与える影響を細やかにリーディングします。
ピンクの文字は解釈の根拠となる占星術用語で占星術に詳しい方向け。
詳しくない方は読み飛ばして、リーディング部分のみ読んでください。

 

● 新月から上弦 ●(1月22日〜1月29日)

周囲に迎合したくない、巻き込まれたくない、
新しい生き方を目指すなら、自分の考えを行動で示す覚悟を持つことです。

新月の行動の動機を象徴するアセンダントは山羊座です。
人間関係を示す地平線軸(ASCとDSC)は、集団的な社会環境を示す山羊座と蟹座です。

「こんなことじゃ、いつまでたっても良くならない、変わらない!」
現在の社会で起きていること、自分の周囲の環境に対する問題意識を強くするでしょう。

今自分が置かれている環境のなかで、すぐに実践できること。
これまでとは違う、新しい姿勢を示しましょう。

また国や代表者に起きた異変や決断は、関係する人々の生活、広くは国民へと影響が及びます。
その波紋により、集団的な意志の交換が起きやすく、
誰かの意思決定や、あなた自身の決断が周囲を動かします。

人は無意識の領域ではつながっています。孤立した存在などいません。
『百匹目の猿現象』や、『ファーストペンギン』のように
一人の勇気ある行動によって、それに続く人がぞくぞくと出てきます。

1月23日、水瓶座で金星と土星がコンジャンクション。
去年の7月28日から、影響の強い天体の逆行期間が長らく続きましたが
天王星が順行になるのを機に、全天体が順行になります。

金融システムなど、お金に関する革新的なシステム、デジタル化などの新しいルールが決定事項として現れるでしょう。
それはこれまでの格差や不平等を解決するものです。

新しい展開が急速に起きてくるでしょう。これからスピード勝負になってきます。
とにかく行動を開始できる準備を整えましょう。

今は、冬から春への変わり目の『冬土用』の期間中です。
冬土用は、1月17日~2月3日の『節分』までの18日間です。
翌日の2月4日は『立春』。この大切な節目を迎える準備をしましょう。

 

 

△ 上弦から満月 △ (1月29日~2月6日)

あなたにとって大切なもの、生きる上で必要な物事を見極め、
不要なもの手放し片付けに集中して、生活環境を最適化しましょう。

牡牛座の月で上弦を迎えます。
1月30日、双子座の火星が太陽と、山羊座の水星は天王星とそれぞれトラインで好調路線。

変化の実感を心身共に感じやすいでしょう。
「現状を改善したい」「もっと自由に生きたい」という改革心がむくむくと大きくなっていきます。
その調子に乗りましょう。

現実を直視すればする程、そこから具体的なアイディアや発想が出てくるでしょう。

2023年の大きなトピックの一つは、
3月24日に冥王星が水瓶座にサイン移動することです。

『風の時代』が本格的に始動します。あなたの決断が風に放たれ動き出します。

つまりこれまでのヒエラルキー構造や経済支配を象徴とする『土の時代』から解放されることです。
そして『土』を本来のものに還す活動が重要なテーマになるでしょう。

生きる糧を与えてくれる大地、大海、太陽、風、豊かな森林、多様な生態系…
『土』とは生命体である地球そのものであり、豊かさの源であり、共有財産です。
地球のゆりかごで、すべての生き物たちが共に生かされています。

物価やエネルギーの高騰、食糧難の懸念が大きくなる昨今です。
あなたにとって大切な、生きる上で必要な物を見極めてください。
そして、今現在、当たり前に手にしている豊かさに目を向け感謝しましょう。

2月04日『立春』。太陽は水瓶座の16度(数え)入り
水瓶座の太陽は牡牛座の天王星とスクエアです。

新月前後の異例の出来事によって、代表者の交代や、改革の方向性が示される時でしょう。
満月前ですから、いよいよ新事実や新発表が相次ぎそうです。

変化の意志を決め、自立を決意し、自分軸という核を持つならば、
自然と自分にマッチした情報や、つながりが発生するでしょう。
そうしたシンクロを当たり前のように体験し始めるでしょう。

 

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執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】  

 

Graha|西洋占星術師・ホロスコープリーダー(東京・代々木店とオンライン店に所属)

所属:東京・代々木店、オンライン支部

ツール:西洋占星術

占星術カウンセリングと
ホロスコープ・リーディング・セッション(西洋占星術の個人レッスン)を提供しています。

 

 

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