新月・満月読み 新月・満月読み

2023/10/13

天秤座の新月(金環日蝕)リーディング|2023年10月15日 by 天音絢文

天秤座の新月図(金環日蝕図)|2023年10月15日2:54(東京)

 

2023年10月15日天秤座の新月図(金環日食図)

 

新月(日蝕)の星読み| 天秤座の新月図(金環日食図)リーディング

新月は、地球から見て太陽と月が重なるときで、月の光が見えなくなります。
新月図リーディングでは、新月を太陽の意志を月が受け取り、新しい目的が生まれる日と考え
新月図(ホロスコープ)から次の新月迄(約4週間)のテーマを読み取ります。

ピンクの文字は占星術用で、占星術に詳しい方・勉強中の方向けの情報です。
占星術に詳しくない方は、解釈文だけお読みください。

 

執筆者 【天音 絢文 プロフィール】

 

2023年10月15日2:54 天秤座で新月(金環日蝕)を迎えます。

天秤座の新月は、「人は一人では生きていけない」と意識するタイミング。
他者の視線のなかで、自分を表現し、
そして、他者と協調し、交流し、愛や喜びを分かち合うときです。

天秤座は、秋分から始まる星座(サイン)。
金星を支配星に持つ、風の活動サインです。

記録的な酷暑だった季節も、秋分を過ぎて、ようやく涼しさを感じるようになりましたね。
秋分は、昼と夜の長さが同じになるとき。
今回新月が起きる天秤座は、この秋分から始まります 。

昼(光)と夜(闇)の長さが等しくなるとき、
すなわち、ふたつの異質な要素が、等しく釣り合っている地点から始まる天秤座は、
「バランス」をテーマとする星座です。
そして、バランスのとれた対等なパートナーシップを司ります。

 

秋分を過ぎると、夜の時間が徐々に増え、寒さ厳しい冬に向かいます。

個人的な成長をテーマとする牡羊座から乙女座までの6星座が、
春分から秋分までの、陽光降り注ぎ、自然の恵み豊かな季節に位置するのに対し、
天秤座から始まる後半6星座は、植物が枯れていく秋・冬に位置し、
社会性をテーマとするのは、興味深いです。

人間は、個の存在として生きていくのと同時に、
厳しい環境や状況を生き抜くために、群れで暮らす必要のある生き物なのかもしれません。

そんな「他者と生きる私、社会的な存在としての自分」を意識するのが、天秤座です。

 

同時に、天秤座の季節に、重要になるのが「美と愛」のテーマです。
天秤座は、人とのつながりを通して、愛や喜びを得ようとします。

そのため、天秤座で新月が起きる時期は、
他者とのつながりに、目を向けるのと同時に、
いつもより、「他者から見た自分」を意識してみるのもいいでしょう。

美しい立ち居振る舞いやファッション、社交マナーなどの外見えの部分にとどまらず、
周囲の人間関係のなかで、自分は客観的にどのような個性や魅力をもつ存在として、
人々の目に映るのか、あらためて考えるタイミングになりそうです。

 

また、愛というと、タロットの「女帝」や「恋人たち」のイメージを思い浮かべがちですが、
天秤座は、鋭い剣を掲げた「正義」のタロットカードと結びつきます。

天秤座の美意識は、単に他者を魅了するために用いられるのではなく、
社会的理想としての正義や公正さのイメージとも結びつきます。

今夏大ヒットしたテレビドラマ「VIVANT」で、主役をつとめた堺雅人さんは、
天秤座の生まれ。

役者さんは、どんな役柄でも巧みに演じ分けますが、
得意とする役柄には、その人の太陽星座らしさがよく表現されていることもあります。

堺雅人さんは、柔和な笑顔が印象的で、一見弱腰にも思えますが、いざとなると、
切れ味(論理的に)鋭く、正義の刃を振るうような役柄が似合う印象があります。

天秤座で新月が起きる時期は、すべての人にとって、
今感じているさまざまな不公平な状況を正すために、
理知的に考え、周囲に対して積極的に働きかけるのもよいかもしれませんね。

 

人との関り方については、過去4ヶ月強のプロセスを踏まえて、
新たなステージへと進んでいくとき。
試行錯誤しつつも、もっと幸福な関係性と切り替える機会になりそうです。

天秤座の新月は、対人関係のテーマが浮上しやすいタイミングです。
今回は、この新月に至る前の流れも振り返ると、
人間関係における、お一人お一人の課題がより明確になるでしょう。

天秤座の支配星である金星の過去の動きをみると、
逆行を含めた約4ヶ月の獅子座滞在を経て、
10月9日に乙女座に入り、土星とオポジションをとりました。

獅子座に金星が滞在した今年の6月5日から10月9日までは、いわゆる「自分軸」を持ち、
自分自身を満たしながら、他者と心地よい関係性を築く時期が続いていました。

特に、金星が逆行した7月23日から9月4日までは、
内面を見つめ、陥りがちな過去の人間関係のパターンも振り返りながら、
自分が満たされない、心地よくない、幸せを得られないなどと感じる関係性と
距離を置きたい願望が高まりやすく、 心の中で決断しやすいときでした。

その後、金星が順行に戻った9月4日から、金星が土星とオポジションをとった今回の新月前までは、
心の中の決断を実行し、好ましくない縁とは離れ、あるいは付き合い方を変え、
そして、人間関係をより理想的な形に整えやすい流れにありました。

金星は、新月の時点では乙女座にあり、
天秤座の新月と重なる水星と、ミューチュアル・レセプション、
金星(交流や楽しみ)と、水星(会話や考え)が協力しあう配置です。

今回の新月は、これらの過去数ヶ月の流れを踏まえ、
自分なりの心の整理整頓をされている方にとっては、
対等で、楽しみや喜びを分かち合える関係性づくりに乗り出すための
ファンファーレが鳴るようなときです。

心の中で描いてきた理想のマップを手に、いざ人の輪の中へ!

誰かと実際にやりとりし、話をするなかで、うまくいかないことがあっても、
考えながら修正(調整)しやすい星回りなので、
気楽に、さまざまな交流の機会を楽しみましょう。

また、対人的なモヤモヤを抱えつつ、
この数ヶ月、あまり変化を感じられなかったかたは、
上弦(10月22日)頃まで、もっと幸福な関係性へと向かうために、
自分自身と、あるいは気になるお相手と、真剣に対話を重ねていくと、
問題の本当の原因に気付き、なんらかの結論に導かれていくかもしれません。

 

今回の新月は、過去をリセットし、リスタートする節目になりやすいとき。
大きなうねりのような変化の流れのなかで、
目の前で起きる出来事について考え、行動するうちに、脱皮の兆しを迎えそうです。

今回の新月は、ドラゴン・テール(サウス・ノード)と重なって日蝕。
三つのトランス・サタニアンとアスペクトをつくり、
冥王星とは接近のスクエア、天王星・海王星とはやや緩めのヨッド。

今回の新月は、日本では観測できませんが、日蝕となるため
対人関係に限らず、重要なリスタートのタイミングになりやすいときです。

特に今回は、過去から続いている、断ち切れない縁やつながりのようなものに、
なんらかのピリオドを打って、新たな船出に漕ぎ出すきっかけになりそうです。

 

自らの意思を超えた状況、世の中全体の大きなうねりのような流れのなかで、
翻弄されるように感じる人もいるかもしれません。

けれども、与えられた環境のなかで、目の前で起きる出来事に対応しながら、
一つ一つの場面で、考え、人と対話し、行動していくことが大切です。

それらを通して、徐々に、染み付いている考え方の癖や偏り、
社会で生きていくうえで、幸せになりにくい価値観などに思い至るのではないでしょうか。

そして、天秤座の時期らしく、
人の輪のなかで、もっと個性や魅力を発揮しながら、
社会のなかでの天命のようなものに目覚めていくかもしれません。

 

☞ 次ページ:天秤座新月(10月15日)~ 牡牛座満月(10月29日)迄のトランジット

 

メールマガジン『新月と満月に読み解く! 星からのメッセージ』

第三の眼のメルマガに登録すると新月と満月の前日に、新月&満月の星読みが届き、読み逃しがなくなります^^
新月・満月メルマガに登録して新月前日読む↓

新月・満月メルマガ

Twitter では、日々のトランジットの星読みをツイート中。
フォローお願いします。