5月13日（満月）から5月27日（新月）までの月の満ち欠けと星予報（トランジット）リーディング

日ごとに変化していく星予報（トランジット）が人心に与える影響を細やかjにリーディングします。
ピンクの文字は解釈の根拠となる占星術用語で、占星術に詳しい方向け。
詳しくない方は読み飛ばしていただき、リーディング部分のみお読みください。

○　満月から下弦　○　（5月13日〜5月20日）

5月18日：牡牛座の太陽と天王星がコンジャンクション度(0度)、
月は天王星とコンジャンクション（0度）。水星は火星とスクエア（90度）

やる気にあふれ、じっとしていられないかもしれません。

思いついたことをすぐに言ったり動いたりしたくなり、

「あれ、こんなはずじゃなかった」と思うこともあるでしょう。

気持ちが先走って、言わなくていいことまで口にしてしまう

…そんな場面には要注意です。

また、ゆっくり話すことを忘れがちになり、

人の話を最後まで聞く前に返事をしてしまうかもしれません。

せっかちな空気の中で、深く考えるよりも

「今すぐ動きたい」という衝動が強くなっているのです。

周囲に合わせることが面倒に感じたり、

「自分は自分」と距離をとりたくなる場面も出てきそうです。

誰にも縛られず、自由でいたい気持ちが強まるでしょう。

そんな今だからこそ、大事なのは一呼吸おくこと。

行動の前に少しだけ立ち止まって、自分の本音を確かめる時間を持てば、

後悔のない選択ができるはずです。

▽　下弦から次新月　▽　（5月20日〜5月27日）

これまで積み重ねてきた経験や努力を、どこに向けて使おうとしていますか？

水瓶座の月と牡牛座の太陽で下弦を迎えます

牡牛座の太陽と、水瓶座の月が緊張の角度をとるこの時期。

しかもどちらもサインの最終度数──つまり“次のステージに移る直前”です。

太陽はすぐに双子座へ、月も魚座へと移っていきます。

この一瞬の摩擦のような時間が、私たちにある問いを投げかけているようです。

それは、「自分のためだけじゃなく、誰かの役に立つために、自分の力をどう使っていけるのか？」ということ。

これまでに得た技術や知恵、乗り越えてきたことや磨いた感性。

それらをただ自分の満足のために使うのではなく、もっと広いところ

──たとえば誰かの安心や、社会の役に立つ形で表現することが、

今の星たちが示す本当のテーマなのかもしれません。

「私には何ができるだろう？」という問いかけが、少しずつ行動へと変わっていく。

その始まりの瞬間が、今なのです。

心がふと、いつもと違う方向を向く——

5月21日：太陽の双子座入り（～6月21日迄）

この時期は、ふだん見過ごしていた言葉や風景に、

急に心が引き寄せられるようなことがあるかもしれません。

まるで目に見えないアンテナが冴えわたり、

世界のあちこちに散らばった“答えのかけら”を集め始めるような感覚です。

太陽が双子座にあるとき、知りたいという気持ちは何よりの原動力になります。

誰かとの何気ない会話、偶然目にした記事、通りすがりの看板のひとこと。

どんな場面にも、小さな発見が潜んでいて、

あなたの思考はそれを楽しげに追いかけていくのです。

今は「これだ」と決めつけるよりも、

「もっと知りたい」と思えることを大切にしてみてください。

答えを急がなくていい。

むしろ、いくつもの可能性を抱えながら進むことが、

あなたの感性をさらにしなやかに育ててくれます。

思考は羽のように軽やかに、言葉は風のように自由に。

知識が感性を照らし、感性がまた新たな問いを生む

——そんな好循環が、今のあなたを支えてくれるでしょう。

変化に身を任せて、心の動く方へ。

今この瞬間も、世界はあなたの「好奇心」に応える準備をしています。

静かに美しいハーモニー

5月22日：牡羊座の金星と獅子座の火星がトライン（120度）

この星の配置は、人と人との間にあたたかな風を吹き込み、関係性に優しさと希望をもたらします。

恋愛に限らず、友人や家族、仕事仲間との間にも自然な信頼と理解が生まれやすくなる時期です。

ふとした笑顔や、小さな言葉のやり取りが、あなたの心を明るく照らしてくれるでしょう。

この時期は、誰かと力を合わせることで、予想以上の成果が得られるタイミングです。

自分ひとりで抱え込むより、素直な思いを言葉にしてみてください。

あなたの真心が、相手の心にもそっと届いていくはずです。

そしてもし、これまでとは違う関係や新しい出会いが訪れたなら、

それは星たちが運んできたご褒美かもしれません。

変化を怖がらず、一歩前へ踏み出すことで、今まで知らなかった心の景色が広がっていくでしょう。

今、あなたのまわりには“あたたかな繋がり”が生まれる土壌があります。

その芽を信じて、愛と喜びに心を開いてみてください。

揺るがない意志と、現実に橋をかける力

5月25日：双子座太陽と水瓶座冥王星がトライン（120度）

今のあなたは、自分の気持ちと行動がしっかり噛み合っている時期です。

そのため、迷いが減り、自然と必要な選択ができるようになっていきます。

誰かの意見に左右されず、自分のペースを大切にできる強さが育っています。

仕事や対人関係でも、個人の考えと社会の流れが不思議と一致しやすいタイミング。

今日は、大きな話し合いや取引にも向いています。

丁寧な言葉が信頼を築き、長く続く協力関係につながっていくでしょう。

目に見えないひらめきが、日常の景色を塗り替えるとき

5月25日：牡牛座の水星と天王星がコンジャンクション(0度)

頭の中に突然“答え”が降ってくるような瞬間が訪れそうです。

アイデアが一気につながったり、今まで当たり前だと思っていたことがガラリと覆されたり

――思考の領域で、軽やかに革命が起こる時期です。

ふと耳にした言葉や、偶然目に入った情報が、これからの方向性を示してくれることもあるでしょう。

特にクリエイティブな仕事や発信をしている人にとっては、驚くほど新鮮なアイデアが湧いてくるチャンス。

直感を信じて、ピンときたことには積極的に手を伸ばしてみてください。

試される本気

5月25日:土星の牡羊座入り（初回）

• 7月13日：土星が逆行開始
• 9月1日：土星が魚座に戻る
• 2026年2月14日：土星の牡羊座入り（2回目）

今、あなたは、進むべき道に迷い、不安を感じているかもしれません。

そんな時、「時間・責任・忍耐」を象徴する土星が、

ちょうど牡羊座という“はじまり”の星座に足を踏み入れます。

これは、あなたの人生にも新たな章が始まろうとしていることを示しています。

牡羊座の情熱的なエネルギーは、前へ進みたいという衝動を生み出しますが、

土星はそれにブレーキをかけるように、計画性や持続力を求めてきます。

まるで、スタート地点で地図を広げて道を確認しているようなイメージです。

今はまだ、その道のりははっきりとは見えないかもしれませんが、確かに小さな光は灯り始めています。

困難や制限を感じるかもしれませんが、それはあなたが本当に望む未来を築くために必要な準備期間。

焦らず、丁寧に、着実に。

今は目の前の一歩に集中して、自分のペースで進むことが何より大切です。

土星は急がずとも、あなたに確かな基盤を築く力を授けてくれます。

試されているのは、あなたの“本気”。

この時期に積み重ねた努力は、やがて揺るがない自信と安心に変わるはずです。

世界の扉をノックする

5月26日:水星の双子座座入り（～6月9日まで）

風がざわめき、言葉が空を駆けていくとき、

双子座に入った水星があなたの思考を軽やかに刺激します。

この配置のもとでは、頭の回転が速くなり、情報を次々と受け取りたくなるでしょう。

まるで風が木々の間を自由にすり抜けるように、

あなたの思考もひとところに留まることなく動き続けます。

会話の中にひらめきが生まれ、言葉遊びの中に真理が隠れている——そんな時期です。

けれど、風のような速さは、ときに地に足をつける余裕を奪ってしまうこともあります。

あれもこれもと興味が移り変わるうちに、本当に知りたかったことを見失ってしまうかもしれません。

思考が空転してしまうような感覚に襲われたなら、それは少し立ち止まるよう促すサイン。

情報の渦から一歩離れ、静かな場所で自分の本音を聞いてみてください。

双子座の水星は、ひとつのことを深く掘り下げるよりも、

世界のさまざまな扉を軽やかにノックする力を持っています。

あなたの中にあるユーモアや軽妙さも、今こそ輝きを放つとき。

軽やかであることは、時に人の心を救う強さでもあるのです。

執筆者　伊藤スミレ【プロフィール】　　

所属：東京・代々木店

ツール：西洋占星術、フランス相貌心理学、トートタロット、タロット、ルノルマンカード、手相、方位学、他

資格：心理カウンセラー、メンタルトレーナー他

西洋占星術、タロット、顔相等を駆使して、独自のセッションを提供する、占いカウンセリングのエキスパート。

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