双子座新月（5月27日）～射手座満月（6月11日）：月の満ち欠けと星読み by Graha

5月27日（新月）～6月11日（満月）｜月の満ち欠けと星予報（トランジット）リーディング

日ごとに変化していく星模様（トランジット）と月の満ち欠けが、人心に与える影響を細やかにリーディングします。
ピンクの文字は解釈の根拠となる占星術用語で、占星術に詳しい方向け。トランジット解釈の勉強にもなるでしょう。占星術に詳しくない方は読み飛ばしていただき、リーディング部分のみお読みください。

●　新月から上弦　●　（5月27日〜6月3日）

仕事や働き方について問題意識を持ち、新しい展開を望んでいます。
社会状況に不安を感じるからこそ、自身のスキルや能力について意識が向かいます。

知性（水星）の働きが強調されるスタートです。
新月の始まりを示すアセンダントは乙女座で、新月の双子座と同じく、支配星は水星です。

双子座の新月のテーマは、自由を獲得するために自身の能力に注目し

さらに実力をプラスして、選択肢を拡げることです。

「風の時代」のライフスタイルを知恵と行動力で創っていきます。

私たちは情報過多の世界で生きていますが、受け身ではなくアウトプットすることが重要です。

もっと賢くなり知識武装して「土の時代」の残滓である言論弾圧や分断工作を阻止しましょう。

自分を限定せず、あれこれ自分の興味やこれまでやってきたことを再確認しましょう。

子どものような好奇心を取り戻して、学びの自己投資や目標を立てましょう。

自分を高めるために、具体的に日常生活を管理しようとする真面目さや、

自己教育的な意識が強くなるので、学習時間など、

自分の成長のためのルーティンを組み込むと良いでしょう。

5月28日、双子座水星と冥王星が風のトラインをつくります。

知性、思考がスケールアップしています。その気になればなんだってできる！

意見が合えば、立場が違っても多くの人とつながることができます。

あなたの声を世界へと発信することでコミュニケーション力が拡張します。

広く浅く情報や知識を押さえておくことは必要ですが、気になったことはさらに追跡したいところ。

事の本質、真実や真相に切り込んでいきたいと思うでしょう。

これからの人類の未来、宇宙や新しい科学や技術、新しい視点や発想に興味を開くことは、

これからの地球市民にとって重要なスキルになってきます。

まるで戦争前夜のような情報統制が行われています。

支配者、権力者にとって、現代においても情報はもっとも強力な武器なのです。

が、一般市民の情報共有する広がりは止めようがないでしょう。

5月30日、双子座の太陽と水星がコンジャンクション（0度）します。

自分の考えをまとめ言語化すると良いですが、自分らしいアウトプット法に挑戦することも重要です。

「面白いことしたい」と、表現衝動が働きます。

動画や新しい表現ツールに挑戦するのも良いでしょう。

今や、ユーチューバーは職業として確立しました。

個人がメディアになって発信することの敷居は高くありません。

学習意欲と表現欲求、創造的な意欲も強くなっています。

合わせ技で、何かに挑戦してみたい。

あきらめていたことに、新しい気持ちで再チャレンジするでしょう。

△　上弦から満月　△　（6月3日～6月11日）

あれこれ細々、日常的な案件を片付けるなど、忙しくなります。
情報交流が活発化し、大きな行動へと導かれるでしょう。
行動過多傾向ですから、上手にストレス管理しましょう。

乙女座の月と双子座の太陽、柔軟サインの上弦（スクエア）です。

コミュニケーション衝動が強く働きます。

友だちやあの人に会いたい、あそこに行きたい、

自分にとっての必要が思いつくように出てくる、重要なプロジェクトやイベントが控えている…。

上手に自己管理する必要があるでしょう。

迷ったり後まわしにせず、直観に従って即決したり、いつか…と曖昧にしたり、

相手に依存せず、自分で予定を決める決断力をつけることがストレス管理になるでしょう。

6月5日：二十四節気の『芒種（ぼうしゅ）』
太陽は双子座の15度を通過します。

二十四節気は「気」の変わり目でもありますから、

忙しい日常にあっても一呼吸おいて、季節の変化を大地から受け取ってください。

水田は日本の風景です。稲の成長を見守りましょう。

衣替えの時です。

衣類も、お部屋のインテリアも夏バージョンに変えたり、

旬の野菜を食事に取り入れることが体調管理に役立つはずです。

キチンと食べて、心身を養い日々のルーティンを整えましょう。

6月6日、金星が牡牛座に入ります。（7月5日まで）

頭脳優位の流れが緩和され、ゆったりした気分、マイペースで楽しむモードに変わるでしょう。

五感や体感といった感性、感覚に注意力を向けてみれば、喜びを感じるでしょう。

自分の感覚を信じる強さを持ちましょう。

農薬や食品添加物、人工的な香り（香害）など、人工的なもので汚染されている地球では、

五感力の強さを持つことは、人間の本来のバイタリティを取り戻すことにつながるでしょう。

生命にとって有害なもの、無害なものを

判断できる知性を失ってしまった人類にとって重要な期間でしょう。

6月9日：水星が蟹座入ります。（6月27日まで）
水星は木星を通過（コンジャンクション）し、牡羊座土星とスクエアをつくります。

蟹座の知性（水星）は、育むことに向けられます。

子どもや家族をめぐる生活文化、動植物も含め、生命を育む環境のすべてが対象です。

あなたの個人的な努力、得意や才能は、家族や身近な仲間や、

地域社会のために役立てたいとスタンスが変わります。

情報を共有したり、個々の能力や知恵を出し合い、

助け合いによってコミュニティが創られるなら、安心できる環境がつくられて行きます。

家族や国家、地域の秩序を取り戻すため、より強く守るために、

新しい社会の仕組み、ルールつくりが着手されるでしょう。

6月10日：木星が蟹座に入ります。

私たちの家族や地域の安全が守られることを求めるでしょう。

高齢化と少子化による衰退、値上げや重税など、政治や社会環境に関心が向かいます。

安心して生活でき、家族をつくり豊かになり、

繁栄する国家に生きているという実感を持てるでしょうか？

国家の枠組みの中で生きていることに対する認識が

これからの日本の行方を大きく変えていくでしょう。

「風の時代」においては、地球的視点から我が国を理解する必要があります。

6月10日：牡牛座金星が水瓶座冥王星とスクエアをつくります。

広義では、アナログとデジタル、所有と分配をめぐる対立です。

金融や資産、個人所有に関連する大きな動きが想定されます。

好悪感情で人間関係が白黒はっきりしてしまうなどの事件が起きたり、

広くは、女性に関連する問題などに物議がありそうです。

五感の才能や身体感覚に影響が出ます。

未来の選択において、手放してはいけない大切なものへ強い実感を持つでしょう。

6月11日、射手座で満月を迎えます。

大きく歴史が動く、飛躍の満月です。

みんなが歴史の証人になるでしょう。

執筆者　【Graha（ぐらは） プロフィール】　　

所属：東京・代々木店、オンライン支部

占術：西洋占星術

占星術カウンセリングと、ホロスコープ・リーディング・セッション（西洋占星術の個人レッスン）を提供しています。

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