【星読み】牡羊座満月(10月7日)~天秤座新月(10月21日)迄のトランジット by Graha
2025年10月7日(満月)~10月21日(新月)|月の満ち欠けと星模様
日ごとに変化していく星模様(トランジット)が人心に与える影響を細やかにリーディングします。
ピンクの文字は解釈の根拠となる占星術用語で、占星術に詳しい方向け。
詳しくない方は読み飛ばしていただき、リーディング部分のみお読みください。
○ 満月から下弦 ○ (2025年10月7日〜10月14日)
これからを面白い展開にするのは誰でもないあなたです。
憂いや弱気を追い出して、意欲が湧いてくるのを感じましょう。
満月はエネルギーの開放です。
今回は12サインのトップバッターの牡羊座で満月を迎えます。
火と活動サインの満月のエネルギーは、天頂の蠍座の火星と水星、東の地平線から上昇する冥王星に象徴されます。
新たな兆しです。不屈の精神によって生きる意欲を復活させるでしょう。
不当な現実に、自由を奪い支配する者に屈しない。
満月から下弦までの期間は、あなたの中から沸き上がった意欲の火をしっかり守ってください。
直感やあなたの本質的な欲求を強化していくことが、この先を生き抜く必須の準備となるでしょう。
「土の時代」の支配構造はオワコンです。
世界各地で政府への抗議行動が起きています。
一般市民の逆襲によって彼らのシナリオが通用しなくなっています。
日本では、アフリカホームタウン事業が撤回へと追い込まれたことが象徴的な一例です。
あなたに起きていること、周囲や世間で起きている出来事に向き合う満月です。
今、置かれている立場や境遇に、あるいは、被害者の立場に甘んじないこと。
弱気を追い出して、意欲が湧いてくるのを感じましょう。
10月7日:水星の蠍座入り(~10月29日まで)、水星と水瓶座冥王星がスクエア(90度)
再びあなたの目標に焦点を当てましょう。気を散らさず集中できるでしょう。
探求心が発揮されますから、研究に没頭するのに良い期間です。
出来事の背景には人間心理があります。心理学や小説にハマってしまうかもしれません。
あなたのターゲットや物事の裏側など、気になるテーマについて深掘りし追跡してみましょう。
この期間は、長編や難易度が高いもの、軽いモノよりも重たいテーマのものに手が伸びるでしょう。
あなたの知性の幅を深く強化します。
10月8日:二十四節気の「寒露」を迎え、太陽は天秤座16度に入ります。
太陽運行を指し示す二十四節気は、変化の節目となるタイミングです。
これよりあらゆるパートナシップ、人事や組織の体制が新たな展開を見せます。
それぞれの主張や利害がぶつかれば、もめ事がおきるのは当然でしょう。
あなたのフィアンセ、彼氏彼女、上司や同僚、新しい仲間、プロジェクトメンバーなど
親しくなり一緒にいる時間が長くなれば、本音や本性、わがままが出てくるものです。
意外な面に触れて幻滅したり、ショックを受けることもあるでしょう。
その体験がパートナーシップのリアルです。
平和的に仲良くと甘い顔をしていられないでしょう。社交辞令は終わりです。
ハラスメントや人間関係でトラブルに遭い、傷を負ってしまった人は、
相手と距離をおいて心のバランスの立て直しに努めてください。
10月8日~11日頃まで:太陽はどの天体ともアスペクトをつくらず単独で運行します。
代表者不在のなんとも宙ぶらりんなムードになるかもしれません。
こんなときは人に頼らず、真の目的など本質的な問いかけをすると良いでしょう。
問題をトップのせいにしたり、他者に不満や文句などをぶつける他責の姿勢は不毛です。
自分ならどうする? この事態をどう理解する?
主体性を取り戻すよい機会になるかもしれません。
損得で争わず、お互い WinWinになるフェアなスタンスを大切に。
真に相手を思いやり、真の調和と平和を求め、
みんなが笑顔になるには、どうあるべきか純粋に考えてみましょう。
10月8日:月は牡牛座に入り、蠍座水星、水瓶座冥王星と固定サインのTスクエアを形成、
10月9日:牡牛座の月は蠍座の火星とオポジション(180度)を形成。
強硬な言動をしてしまったり、言われたことで傷づく人もいるかもしれません。
その頑固さ、そのこだわりのメリットとデメリットについて考察してください。
語気の強い発言の背後には、心配を隠れ蓑にした「恐れ」や「過去の傷」があります。
この二日間はトラブルに注意です。
ある意味、正直な本音や、内なる願望から重要なメッセージを受け取るでしょう。
デジタル化が進んでも、人のからだの仕組みも欲求も生身の自然現象であることに変わりないのです。
10月10日:月が双子座に移動し、天王星とコンジャンクション(0度)、水瓶座冥王星とトライン(120度)。
牡羊座の土星&海王星による小三角連合アスペクトに合流します。
こだわりモードが解かれ発想が柔軟になるでしょう。新しい波にのるような心境です。
あなたの意欲と好奇心から動かされるので、見えてくる風景も入ってくる情報も変わるでしょう。
自由に考え行動すること、未来のあなたに挑戦するチャンスを与えましょう。
まずは、これまでの緊張感、深刻モード、自己犠牲的な姿勢からあなたを解放してください。
10月11日:乙女座金星が魚座土星とオポジション(180度)
人間関係において、ひとつけじめをつけるタイミングかもしれません。
周囲との関係や立場を見極め、自己判断するといった真面目な姿勢です。
白黒つけるより現状認識を改めること、その調整や整理の機会になるでしょう。
大きなことが始まる前の準備の時です。
新プロジェクトを進めるメンバーの適材適所の配備など体制の調整や、
資金などお金の流れや、事務的な準備を進めます。
特に女性の社会参加や活躍、役割が求められるでしょう。
▽ 下弦から次新月 ▽ (2025年10月14日〜10月21日)
命や生活が守られること、被害の傷を癒すことが優先されます。
弱点に目を向け、それに対処しなければ健全な立て直しはありえません。
蟹座の月で下弦を迎えます。
月は木星を通過(0度)し、牡羊座のキロンがスクエア(90度)、活動サインのTスクエアを形成します。
被害(キロン)とその保護と救済(木星)のテーマは今後大きな焦点になるでしょう。
社会が生んださまざまな被害、あなたが負った傷を癒すことが優先されます。
内輪もめしている場合ではなく、大切なことに気づき早急に着手しなければなりません。
それら様々な被害の原因は、巨大規模で軍事や医療などの産業を牛耳る支配者側にあり、
一般の国民の生活が搾取され、被害を受けているという構図です。
経済や大人の論理から、一番被害を受けているのは「子ども」です。
10月17日:天秤座太陽は蟹座木星とスクエア(90度)を形成します。
蟹座の木星が示す発展と改善のテーマは、国民、家族、地域の生活文化を守る事です。
国土や国民の生活と健康を守る方針に舵をきるターニングポイントです。
行き過ぎた国際化、全体主義やグローバル企業の搾取されている状況に手を打たなければ、
国民も国土も、日本の豊かな自然や地域文化や伝統はどんどん失われてしまうでしょう。
政府や代表者は、優先すべきことを明確にして早急に着手する必要があります。
10月17日:月が乙女座に入り天王星とスクエア(90度)を形成します。
気持ちを切り替え、日々の生活のリズムやルーティンを変えたいと思うでしょう。
冬への備えや、掃除や整理整頓などの暮らしを整えることもそうです。
欠け月サイクルの乙女座の月の日は、あなたが癒しのドクターです。
健康を意識して分析的になるので、自分にあったセラピーなど健康法を見直すのもよいでしょう。
薬品や医療的な知識や、身体に悪いと言われる食品添加物や農薬について調べてみたり、
医療や食の安全のリテラシーを高めると良いでしょう。
10月18日:天秤座太陽は牡羊座キロンとオポジション(180度)を形成します。
現代社会の病み、弱体化した側面を無視することはできません。
過剰医療や薬害、食品からくる発達障害やアレルギー、水質汚染、自然災害、
誹謗中傷、詐欺、止まない戦争など、あらゆる被害とその被害者に焦点が当たります。
そうした実態に政府や代表者が、向き合い取り組むタイミングであることを期待します。
10月21日:天秤座の新月を迎えます。
今年は乙女座新月が2回ありました。8月23日から2か月続いた乙女座新月期が終わります。
自助努力の期間を終えて、これからが真剣勝負の展開が始まります。
新時代を担う者たちが動き出すでしょう。
どうぞ心静かに、自分を信じて、あなた自身とあなたが大切にしている
人や環境がより良くなっていくために、挑戦したいことを心に刻みましょう。
執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】
所属:東京・代々木店、オンライン支部
占術:西洋占星術
占星術カウンセリングと
ホロスコープ・リーディング・セッション(西洋占星術の個人レッスン)を提供しています。
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