双子座満月リーディング『混戦から知恵を持ちよる満月』(2025年12月5日)by Graha
双子座満月のホロスコープ|2025年12月5日 8時13分(東京)

※ホロスコープは、占星術ソフト[Kepler]で作成
極陰のスーパームーン(12月5日)から冬至(12月22日)までのタイムライン
今回は2025年11月のスーパームーンにつづき2番目に大きい満月です。
今は長い夜を過ごしつつ、冬至(12月22日)に向かっています。
冬至前の極陰の時期に迎える今回の満月は、私たちの精神活動のピークとも言えるタイミングでしょう。
思念の働きは強く、私たちの自由な精神は闇夜に飛翔しています。
さまざまな考え、想い、構想、策略、陰謀、夢や幻想などが渦巻くのです。
次の新月は冬至直前の12月20日。
そして話題の3Iアトラスが地球に最接近すると言われているのが12月19日です。
太陽系外からの侵入存在は好奇心を刺激し、さまざまな感情を引き起こしつつ、わたしたちに意識改革と拡張を迫ります。
冬至は、陰から陽へと転じる特別な日です。
「一陽来復」。光がさし、福が再びやってくる。
これまでのさまざまな想いに光があたり、姿かたちとなって現れるでしょう。
西洋占星術界では、春分から1年がスタートし、冬至で到達点を迎えます。
今のありのままの現実を見つめ2025年を総括する時です。
あなたの目標は達成されようとしているでしょうか。
もう2026年の目標や構想についていろいろ考えている人も多いでしょう。
冬至が過ぎたら、宇宙元旦の2026年の春分(3月20日)へと向かいます。
1年最後の四半期(2025年冬至から2026年春分)は、
2025年のフィナーレと2026年の新年のお祝い、旧正月、節分など暦の節目が多く、また卒業や引越しや移転など人生上の節目がつづきます。
わくわくする新しい未来の構想と準備のときを過ごしてまいりましょう。
満月の星読み|双子座の満月図リーディング
満月図とは、満月が形成された瞬間のホロスコープ。
満月図からは、新月で提示されたテーマの結果、そして、満月から新月迄(約2週間)のテーマが読み取れます。
ピンクの文字は占星術用語で、占星術に詳しい方・勉強中の方向けの情報です。
占星術に詳しくない方は、解釈文だけお読みください。
執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】
所属:東京・代々木店、オンライン支部
占術:西洋占星術
占星術カウンセリングと
ホロスコープ・リーディング・セッション(西洋占星術の個人レッスン)を提供しています。
2025年12月5日8時13分、満月を迎えます。
月は双子座、太陽は射手座。度数は14度(数え)です。
あなたの考えや意見… つまりは民意が
これまでの現実を、さらには運命さえも変えてしまう可能性があります。
あなたが行きたい、見たい未来への道をナビゲートしてください。
満月(月と太陽)にアスペクトする天体はありませんが、ノード軸と正確なグランドクロスをつくります。
集合知が人類の運命を変えてしまうかもしれません。
みんなの知恵や意見が寄せ集まり、大きなシナリオを変え得る力を発揮するでしょう。
国家や集団社会の様々な問題の是非を問うだけの単純なテーマではなく、
歴史的な経緯や精神的な伝統、先祖の英霊など不可思議な因縁が介入するでしょう。
集合意識がさまざまなレベルで交差し、混戦状態に陥るかのように見えますが、
複眼的な視座を持つことによって、新しい発想や世界観へとステージアップするでしょう。
あなたが惹きつけられること、新しい知識、思想を学び世界観を広げましょう。
あなたの意識変化が、世の中の仕組みに変化をおこすでしょう。
「土の時代」のヒエラルキーが崩壊しつつある今、従うべきものも頼れるものもありません。
支配と依存の構造が、あなたの自由と命とを引き換えにしてきたかもしれません。
ですが、もはやあなたを拘束するものはなく、あなた次第で世界は変わってしまうのですから。
双子座(風)の月と射手座(火)の太陽が示す、柔軟サインの満月のテーマは?
双子座は、個々の意見や発言力、情報力など個人の知的能力を示し、
射手座は、外交や外国人に関連すること、法律や思想をもとに指針を示すことがテーマです。
柔軟サインの満月は、大事(おおごと)になってしまう前の最後の調整チャンスです。
射手座の象意に、集合知として権威を得たアカデミーとしての大学や教授、専門家や立法者の知性があります。
それに対し双子座は、素朴な質問や好奇心から知の権威者につっこみを入れます。
自由な言論や行動を追求し、考えや意見を交わし知性を高め合う関係がこの2つのサインです。
現在、国会ではさまざまな問題が議題に上がっています。
移民問題やスパイ防止法、国防、憲法改正など、この危機をいかに舵取りをすべきか…
今回の満月は、今こそ、この問題について考え、意見すること、議論すべき時であると伝えます。
(双子座の月が示す)国民の側からの、率直な意見、危機感が、大きな波紋となって政府側を突き上げています。
憲法改正には、国民の意見、投票による承認が必要です。
決めるのは国民であることをしっかり認識する必要があるでしょう。
太陽の両脇を火星と金星が固めています。
満月のタイミングで、東の地平(アセンダント)に位置するのは山羊座です。
山羊座の支配星の土星は、木星と水星とグランドトラインをつくります。
今ある社会の問題解決に向けてさまざまな情報や意見が飛び交います。
秩序を取り戻そうとする政治的な動きが展開します。
社会の安全と安定に導くため、混戦する議論に正しい筋道を通す必要があります。
考え方、思想によって呼び合う同志による超党派な政治グループが活気づくでしょう。
今回は、朝に迎える満月です。
月は沈み6ハウスにあり、太陽は12ハウスに位置します。
6ハウスは、防衛や国民の健康、働き方や職場環境を示し、
12ハウスは、ステルスな動向、敵やスパイ、テロ活動や秘密事項などです。
現場からの訴えには嘘がなく、リアルな声です。
それに対し政府や組織側の隠ぺい体質や隠された意図は暴かれやすく、
その不都合な真実の多くが、公表され議論の対象となるでしょう。
12室で太陽の先をすすむ射手座の火星に注目です。
[火星:戦争や攻撃]は、[土星=抑止]と[海王星=不確定]とのスクエア(90度)に向かっています。
スパイやサイバーテロなどの被害にどう対処すべきか…
戦うことを止めず、派手なパフォーマンスをしながら逃げきろうとするやり口、
捕獲できなかった加害者、攻撃者も間もなく捕まるでしょう。
行き過ぎた言動を抑止したり、自粛したり、または法的に摘発する動きもあるでしょう。
しかし、恩赦などの逃げ道を作ってしまう傾向もあり、すっきり行かないかもしれません。
やる気をなくす、弱気になって降参する、コントロールを失って迷走してしまう…といった傾向も。
和解や救済の助け舟に乗るならば、被害への保護救済が進むのはこれからでしょう。
蠍座水星の動きにも注目です。
11月30日に順行に入り、木星と土星とグランドトラインをつくります。
問題や本質に深くアプローチしていく知性が熟成していきます。
かつ建設的ですから、あなたが今必要とする情報をしっかりとつかみ知識武装しましょう。
知的な活動のピークとも言える時です。
あなたが求める情報や学びが、「風の時代」の新しい社会のつながりを強化していくでしょう。
続き:双子座満月から射手座新月までの星読み(トランジットリーディング)
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