新月・満月読み 新月・満月読み

  • トップ
  • 新月・満月読み
  • 蟹座満月リーディング:この満月、少し心が疲れていませんか?(2026年1月3日) by 伊藤スミレ

2026/1/1

蟹座満月リーディング:この満月、少し心が疲れていませんか?(2026年1月3日) by 伊藤スミレ

蟹座満月のホロスコープ|2026年1月3日 19時2分38秒 (東京)

蟹座の満月図(2026年1月3日)

満月図は占星術ソフトKeplerで作成

 

蟹座(かにざ)の満月図リーディング

満月図とは、満月が形成された瞬間のホロスコープ。満月図からは、新月で提示されたテーマの結果、そして、満月から新月迄(約2週間)のテーマが読み取れます。
ピンクの文字は占星術用語で、占星術に詳しい方・勉強中の方向けの情報です。
占星術に詳しくない方は、解釈文だけお読みください。

 

執筆者 伊藤スミレ【プロフィール】  

 

伊藤スミレ

所属:東京・代々木店、オンライン店

ツール:西洋占星術、フランス相貌心理学、トートタロット、タロット、ルノルマン、手相、方位学、他

☞ 『顔相講座:基礎コース』個人レッスン&グループレッスン(対面&オンライン)

 

2026年1月3日19時2分38秒、満月を迎えます。
月は蟹座、太陽は山羊座。度数は14度(数え)です。

『心が帰る場所』を思い出す夜

冬の空気がきらりと冷たく澄みわたり、街の灯りが静かに揺れる新年のはじめ。

2026年1月3日19時03分、空にあがる満月は、今年最初の“心の節目”を優しく照らし出します。

この蟹座満月は――

「心の奥にしまい込んできた本音が、そっと息をし始める夜」。

満月はいつも、私たちの感情を照らす天体ですが、今回の満月はその中でも特別。

仕事、子育て、学び、人間関係。

目立たなくても、評価されなくても、あなたは日々の生活を支えるために、誠実に力を使ってきました。

この満月は、その努力を静かに照らし、心を“元の居場所”へと連れ戻してくれます。

 

心と現実が向き合う、やさしい緊張

今回の蟹座満月を深く印象づけているのが、
蟹座の月に対して、山羊座の金星・火星が180度で向き合うこと
180度(オポジション)は、ただの「対立」ではなく、
自分の内側を、外側の現実を通して知るための角度と考えられます。

心の奥にあった感情が、状況や人間関係を通して浮かび上がり、

「本当はどう感じていたのか」に気づかされる配置です。

蟹座の月は、感情そのもの。

守りたい気持ち、安心したい想い、弱さや寂しさ、誰かにわかってほしかった本音。

言葉にならないけれど、確かにそこにあった感情です。

その月と向き合う山羊座の金星・火星は、あなたが現実を生き抜くために使ってきた力を表します。

金星は、人間関係を壊さないための配慮や気遣い。

火星は、踏ん張り、行動し、責任を果たしてきた意志。

あなたはこれまで、感情を後回しにしながら、現実を成立させてきたのではないでしょうか。

本当は疲れていても、本当は寂しくても、

「今はやるべきことがある」と自分を奮い立たせてきた。

この満月は、その生き方を否定しません。

むしろ、こう伝えています。

「感情を抑えてきたあなたは、弱いのではなく、誠実だった」

心が揺れるのは、壊れているからではありません。

星が、「そろそろ心の声も聞いていいよ」と合図を送っているだけ。

このアスペクトは、感情と現実を切り離すのではなく、

ひとつのあなたとして結び直すための配置なのです。

 

第6ハウスと第12ハウスが示す、労働と休息の軸

今回の満月は、第6ハウスの山羊座太陽と、
第12ハウスの蟹座の月という、とても象徴的な軸で起こります。

第6ハウスは、日常を支えるハウス。

仕事だけでなく、家事、子育て、勉強、体調管理、

人間関係を円滑に保つための努力など、「ちゃんと生きるための営み」が集まる場所です。

ここに山羊座の太陽がある時期、私たちはどうしても自分に厳しくなります。

責任を果たそうとし、結果を出そうとし、多少の無理をしてでも前に進もうとします。

一方、月が位置する第12ハウスは、休息、癒し、ひとりの時間、魂の回復を司る場所。

誰の役にも立たなくていい、何者でもなくていい、ただ「自分で在る」ことが許される領域です。

 

今回の満月は、はっきりとこう語りかけています。

「このお正月くらい、あなたを休ませてあげて」

たまにはルーティンをサボってもいい。

深い答えを出そうとしなくてもいい。

ひとりで喫茶店に入る、公園をゆっくり歩く、自然の空気を吸う。

それだけで、心はちゃんと元のリズムを思い出します。

 

サビアンシンボルから受け取る満月のメッセージ

今回の満月は、山羊座の太陽が照らす「現実の私」と

蟹座の月が照らす「心の私」が、互いを否定せずに結び直すための満月です。

山羊座は、私たちに“社会の時間”を教えてくれる星座。

責任、成果、継続、努力、信用。

「ちゃんとやる」「積み上げる」「形にする」。

その生き方はとても尊く、あなたが人生を守ってきた方法でもあります。

 

けれど蟹座の満月は、そんな山羊座の生き方に対して、静かに、でも確かにこう語りかけます。

「その頑張りの中に、あなたの気持ちは置き去りになっていない?」

「守ってきたものの中に、“あなた自身”も入っている?」

その“満月のメッセージ”を、サビアンシンボルは物語として見せてくれます。

 

太陽が位置する、山羊座14度のサビアンシンボルは…
《花崗岩に刻まれた古代の浮き彫り》

山羊座の太陽は、花崗岩のように硬く、確かなものを求めます。

揺らがない土台、再現できる正しさ、形として残る結果。

だからあなたも、気づかぬうちに自分に厳しくなり、

「もっとできるはず」「まだ足りない」と背筋を伸ばし続けてきたかもしれません。

けれど山羊座14度が見せるのは、“古代の浮き彫り”――時間を超えて残った人間の営みです。

この象徴は、こう囁きます。

「あなたが積み上げてきたことは、決して無駄じゃない」

「その努力は、あなたひとりの戦いではなかった」

人は昔から同じことで悩み、同じ問いを抱え、同じように努力してきました。

あなたが必死に守ってきたもの、磨いてきたものは、遠い昔の誰かの祈りとも響き合っている。

山羊座は「孤独に耐える星座」でもあります。

だからこそ、頑張りが長く続くほど、誰にも言えない疲れが胸の奥に積もっていく。

 

そこで蟹座の満月は言います。

「あなたの努力は、もう十分に価値があるよ」

「“特別に頑張り続けること”だけが、あなたの証明じゃないよ」

 

花崗岩に刻まれた浮き彫りは、あなたの努力が文化になり、歴史になり、

確かな意味を持っていることを教えてくれるのです。

 

月が位置する蟹座14度のサビアンシンボルは
《東北の大きな暗い空間を見つめる、とても歳をとった男》

では、蟹座の満月はどこへあなたを連れていくのでしょう。

蟹座14度が見せるのは、“東北の大きな暗い空間”。

それは象徴的に、心の最果て――深層意識の極点です。

そこに立つのは、とても歳をとった男。

心理学でいう“老賢者”の原型にも重なる存在で、

何かを押しつけるのではなく、あなたの内側の叡智を思い出させます。

山羊座の時間が「成果」を求めるなら、蟹座の時間は「本音」を取り戻します。

満月は語りかけます。

「答えを出さなくていい」

「あなたが本当に求めていた安心を、思い出していい」

深く掘り下げていくと、一度、何もない場所に触れるように感じることがあります。

期待が消える、予感が静まる、心がしんと静まり返る――

でもそれは終わりではありません。

そこは、あなたが“余計なものを脱いだ”場所。

そして、その静けさの奥にこそ、あなたの魂が求めていた拠り所が眠っています。

星は教えてくれます。

「あなたは、頑張らなくても愛されていい」

「役割がなくても、ここにいていい」

「守るべき最優先は、あなたの心だよ」

 

蟹座満月からの贈り物

今回の蟹座満月は、ただ静かに、胸の奥へ灯りをともします。

「本当の気持ち、置き去りにしていない?」

誰にも見えないところで、あなたは何度も踏ん張ってきました。

だから今夜は、少しだけ役割を降りていい。

その小さな余白が、心をふわっとほどいてくれます。

もし涙がにじんだなら、あなたの魂が「もう大丈夫」と言い始めた合図。

 

蟹座の満月は、最後にこう言います。

「あなたの人生は、結果だけでできていない」

「あなたの心が温まる方へ、少し戻っていい」

2026年の始まりをやさしく照らしてくれますように。

 

 

メールマガジン『新月と満月に読み解く! 星からのメッセージ』

第三の眼では、新月と満月の前日に、新月満月メルマガ(無料)を配信しています。毎月の新月満月リーディングを確実に読みたい方は、ご登録ください。他にも、最新キャンペーン、今を生きるための知恵がつまった最新ブログ更新情報を受け取ることができます。ご登録はこちら↓

新月満月メルマガ

X(旧Twitter) では、日々のトランジットの星読みをツイート中。
フォローお願いします。

新月や満月についてもっと詳しく知りたい方、上手な活用法を知りたい方はこちら↓

2026年新月満月カレンダー