新月・満月読み 新月・満月読み

2019/4/19

2019年4月19日 天秤座の満月リーディング by 天音絢文

2019年4月19日20:11 満月ホロスコープ (東京)

 

今回の満月は天秤座の月と牡羊座の太陽の間で起きます。
度数は数えで30度。時間は20時11分です。

 

新たなサイクルの始まり、種まきの時機を表す二週間前の新月は、
12サインの始まりである牡羊座で起き、
東京の新月図ではDESに重なり、IC近くにある土星・冥王星とスクエアとなり、
時代の大きな節目となる流れのなかで、
実際的な行動を起こし、新たな船出となるタイミングであることを表していました。

 

そして今回の満月は、新月のときと同じ牡羊座の太陽ですが、
度数は、サインの最終度数である29度(数えで30度)で起きます。

 

そのため今回の満月は、新月でフォーカスされた新たな船出のテーマを意識しつつ、
最終度数らしい感覚、すなわち、やり残しなく終えることもテーマになりそうです。

 

平成の間に「やっておくこと・やりきりたいこと」も話題にあがりますが、
新たな時代を目前にして、期待を高めつつ、そして新たな活動に着手しつつ、
世の中の空気のなかで、時代が終わっていく感覚を意識しやすい二週間。

 

「令和」に改元され、新たな御代となる51日の数日後に起きる次の新月では、
11ハウスに新月を始めとした惑星が集まり、海王星がMCに重なります。
人々が美しく心を寄せ合い、文化を育て、ひとりひとりの花を咲かせる・・・という
「令和」にこめられた願いにふさわしい新月です。

 

この新たに始まる時代の流れに乗っていくためにも、満月からの二週間の期間は、
終わっていく過去のテーマや流れに執着せず、
牡羊座の新月で浮上したテーマを開花させることが大切になりそうです。

 

新月以降、なんらかの活動を始めたかたは、それをさらに広げていき、
心に温めていることはありながら、まだ具体的な行動を起こせないかたは、
この二週間、まずは具体的な一歩を踏み出てみてはいかがでしょう。

 

それらの活動や新たな一歩がきっかけとなり、
令和になって初めて迎える、次の牡牛座の新月以降の時代に、
らなる発展につながっていくことになるでしょう。

 

東京の満月図について、もう少しみていきます。
満月は、12ハウス(月)、6ハウス(太陽)のカスプに重なります。
満月を軸にして、木星、MCでカイトを形作ります。

 

太陽は満月前後に、木星と火のトラインとなり、
太陽は満月の翌日には、地のサインの牡牛座に入って、天王星と重なります。

 

内なる理想や情熱、インスピレーションを大切にしながら、未来に向けてビジョンを描き、
そして、実際的な場面や分野で、変革を起こしていく流れです。

 

その太陽が6ハウス、月は12ハウスにあって、
MCと木星とカイトをつくるということは、新たな社会的目標を意識し、
希望をもって発展させていくために、
日常的な場面で、実質的な改革を進めていく流れです。

 

6-12ハウスの軸なので、奉仕の気持ちや心身へのケアが大切になるでしょう。

 

この時期の後半は大型連休となるため、
心身を休めながら身の回りに意識が向かいやすいときですね。

 

一方、満月は、ゆるく土星・冥王星とTスクエアとなります。
これは、新月で意識していた根本的な変革の流れを、

 

引き続き意識していることを表し、
その土星・冥王星は、ASC、魚座の海王星・金星・牡羊座水星のステリウムと小三角。

 

「令和」改元が話題となり、人々の深層心理(4ハウスの海王星・金星・水星)に
「令和」時代の到来が浸透していくことを表しているかのようです。

 

また、火星が、海王星とゆるくスクエアになる程度で、
全体的な配置から、やや孤立しているので、
勢いや理想やアイディアだけで突っ走らず、
具体的な形で日常的な変化を起こしていったり、
新たな活動を実際的に定着させたりする活動をすることが大切になりそうです。

 

◎ 満月 ◎ (419日~)

満月の翌日、20日の夕方に太陽が牡牛座に入ります。
そして、日付が変わった21日の深夜に金星が牡羊座に入ります。

 

満月前の17日に牡羊座に水星が入っているため、
日常的な空気感がさらに活気に満ちていくでしょう。

 

行動的な気分がみなぎっていくので、今ひとつエンジンがかからなかった人は、
インスピレーションにしたがって動いてみましょう。

 

上で書いたように、太陽は牡牛座に入って天王星と重なるため、
自分の新しい人生の流れを考えながら、
具体的な変化を起こしていく勢いのあるときです。

 

特に月が射手座を通過する22日から24日の朝方にかけては、
にぎやかで明るい気分に満ちています。

 

やり過ぎや身勝手な振舞いで失敗することもあるかもしれませんが、
自分の殻を破るチャンスになるでしょう。

 

24日の朝方から26日の夕方にかけて、
山羊座を月が通過するときは、堅実な気分で実際的な活動にうってつけです。
連休前に着々と作業が進みそうです。

 

一方、火星と海王星はスクエアなので、
予想外の出来事で惑わされることもありそうですが、
いつも通りを心掛けると、無難にまとまっていくでしょう。

 

▽ 下弦 ▽ (427日~)

水瓶座の月、牡牛座の太陽の間で下弦となります。

 

下弦から新月までの期間は、デトックスや
次のスタートの準備のためにリラックスしてエネルギーをチャージするときです。
いよいよ大型連休が始まり、日頃の疲れを休めるのにちょうどよいときですね。

 

水星と金星は牡羊座、火星は双子座にあり、
そして、これらが発展の星・木星とアスペクトします。
ワクワクする気分のままに、フットワーク軽く出歩くのにぴったりな配置です。
好奇心のままに出かけたり、新しいスポットやイベントに足を運んだりすると、
新鮮な気分を味わえるでしょう。

 

特に51日の夜から4日の早朝までは、
月が牡羊座を通過し、これらの星々をポジティブに刺激するので、
「令和」の改元直後、世の中に明るいムードが漂うなか、
ぜひ活動的に楽しい時間をお過ごしください。

 

 

執筆者 【天音 絢文 プロフィール】  

 

天音 絢文

 

 

 

 

 

 

 

メールマガジン『新月と満月に読み解く! 星からのメッセージ』

このホロスコープ・リーディングは、新月&満月メルマガのホンの一部です。

第三の眼のメルマガに登録すると
毎月、新月と満月の日に、最新版の新月&満月読みと、
お店の最新情報、メンバーコラム等が届きます。

こちらから登録いただけます。