新月・満月読み 新月・満月読み

2019/8/1

2019年8月1日:獅子座9度の新月リーディング by 天音絢文

2019年8月1日12時11分42秒 新月ホロスコープ (東京)

 

8月1日(新月)~8月15日(満月)までの星模様 by 天音絢文

8月1日の昼過ぎに、獅子座で新月が起きました。

 

前回の新月(7月3日)は影響力が大きいといわれる日食。
そこからの一ヶ月は、とても心痛む京アニの放火事件、韓国との関係悪化、
参院選などさまざまな出来事がニュースとなりました。

なかでも、エンタメ界の巨星ジャニー喜多川氏の死去、
そして吉本興業の芸人の不祥事から始まったさまざまな騒動と、
エンターテイメント業界のニュースが世間の注目を集めました。

前回の新月が起きた蟹座は、一般庶民・家庭・お茶の間との関係が深いサインです。

そしてこの期間に、社会的なシステム・組織の根本的な変容を表す土星・冥王星の
コンジャンクションと、蟹座の太陽は対立や緊張を示唆するオポジションでした。

お茶の間に笑いや楽しみ(エンターテイメント)を届けていた
二つの大企業(ジャニーズ、吉本興業)の屋台骨がゆらぐ出来事が、
この期間に起きたのはとても象徴的といえます。

 

特に満月のとき(7月17日)は、
楽しみごとや金銭を司る金星が土星とぴたりとオポジションとなり、
その後、冥王星とのオポジションの位置を通過しました。
そして満月図では秘密を表す12ハウスに太陽をはじめ惑星が集まっていました。

冥王星は巨大な権力や闇の力を暗示し、
この時期、吉本関連の反社との金銭授受問題、
パワハラやお家騒動(組織内の権力闘争)といった話題が、
メディアを席捲したのもうなずけます。

土星・冥王星がコンジャンクションとなる来年にかけて、
これまで大きな力をふるっていた組織や社会的なシステムの隠れた問題(暗部)が
露呈し、根幹から立て直しを図る必要に迫られる時代となります。

その流れのなかで、この一ヶ月の出来事のように、さまざまな段階を経ながら、
組織や社会的なシステムの変容が図られていくことになるでしょう。

 

さて、続く今回の獅子座新月は、天王星とスクエアです。

蟹座‐山羊座のラインで起きた太陽(新月)と土星・冥王星のオポジションは、
集合的なテーマを浮上させやすい配置でしたが、
獅子座の新月と、変革独立の天王星のスクエアは、個のテーマに焦点を当てます。

個を表現し、自分らしい人生を創造するために、
個を縛るしがらみから自由になったり、オリジナリティを発揮したり、
変革を打ち出したりする気運が高まるでしょう。

前回の新月からの流れを考えれば、
組織的な再編の流れのなかで、あるいは様々な問題が浮上したことを受けて、
個としての自立を図る配置といえます。

これまでの約一ヶ月に特別な出来事がなかったかたも、
心の地図が塗り替わりやすい星回りだったので、
今後の自分のあり方について、いろいろ思うことがあったのではないでしょうか。

7月末から、獅子座太陽と天王星はスクエアとなるため、
新月前に予兆はすでに始まっていますが、
新月と同じ日に、水星が順行に戻るため、
やはり本格的にスイッチが切り替わり、
物事が表立って進み始めるのは、8月1日の新月以降となります。

これまで水面下あるいは心のなかで検討・熟考してきたことに対して、
新たな意識をもって臨むタイミングになりそうです。

蟹座の新月の時期に、昔ながらの日本企業の家族経営的な意識にメスが入りました。
これからの時代は、よきにつけあしきにつけ、企業や組織と個人の関係は
ドライに(シビアに)なっていくのかもしれません。

そういった時代背景のなかで、個として社会人としてどう生きていくかを
真剣に考えるのに適した新月といえるでしょう。

 

また、東京の新月図では、新月と火星が、MCにゆるくコンジャンクション。
そして、新月とスクエアの天王星はDESに重なります。

この時期の政府は強硬姿勢を強めそうで、対外的な関係が気になる配置です。
特に、隣国を表す3ハウスに土星と冥王星があり、
9ハウスの逆行中の水星とオポジションであるため、
現在浮上している輸出の問題はさらに焦点になりそうです。

長く続いている隣国との関係に、未来につながる前向きな変化が起きることを
願うばかりです。

 

● 新月 ●  (8月1日~)

 

新月後、月が獅子座を抜ける2日にかけて、
水星が順行に転じ、金星が天王星とタイトなスクエア。

個の主張を強め、
自分の魅力や才能をデモンストレーションしたい気運が高まりそうな配置です。

ただし、自意識と客観的な評価のギャップに直面しやすいときでもあるので、
思い込みに気付いたら軌道修正を。素直に自分を見つめることで、
本当の魅力や才能を磨く方向性を見つけることができそうなときです。

 

3日から6日にかけて、
獅子座の太陽・金星は、射手座の木星とのトラインに向かっていきます。
前向きで明るい情熱が湧いてきやすいときです。

夏休みの時期らしく、レジャーのシーンも大いに盛り上がりそう。
恋のシーンも一途で正直な情熱が、相手の心に届きやすいでしょう。

 

△ 上弦 △ (8月8日~)

 

太陽と金星、火星がゆるやかに重なりながら、獅子座のなかを進んでいきます。
自分らしい感性や情熱を素直に表現し行動する人に、幸運が訪れやすいときです。

芸術・美意識の表現、クリエィティブな作業はチャンスをつかみやすい流れなので、
積極的にアピールしていきましょう。

恋愛も思い出に残る体験をしやすい星回りです。
真夏気分を体感できる海や野外イベント、花火大会や夏祭りなどに出かけてみては?

 

また、12日の早朝から水星が獅子座に入ります。
自分の個性を表現したい気持ちがさらに高まるので、
インスタやブログなどを大いに活用してアピールしてみてはいかがでしょう。

 

 

執筆者 【天音 絢文 プロフィール】  

 

天音 絢文

 

 

 

 

 

 

 

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