新月・満月読み 新月・満月読み

2020/1/10

2020年1月11日:蟹座の満月(月蝕)リーディング 

2020年1月11日4:21 満月(月蝕)ホロスコープ (東京)

 

1月11日(満月)~1月25日(新月)までの星模様

2020年1月11日に満月を迎えます。
時間は4時21分。夜明け前の満月です。
そして、月蝕です。

 

12月の日蝕の新月と同じように、
月蝕の満月の影響はいつもの満月よりも強くなります。

 

満月は「決断」や「手放し」のタイミングです。
月蝕はいつもの満月以上に、自分の思いに正直に生きたくなります。

 

12月に木星が山羊座に移動し、山羊座が強調される一年が始まりました。
今回の満月では、山羊座に水星・太陽・木星・土星・冥王星が滞在しています。

 

さらに水星・太陽・土星・冥王星がコンジャンクションです。
目標達成に向かう「底知れぬ」パワーに満ちています。

 

その力を発展へ導く。
そのためにどうするのか。
それを考えるのが、今回の満月のテーマです。

 

山羊座の太陽、蟹座の月で満月ですが、
山羊座は社会・仕事、蟹座は家庭と対比されます。

 

仕事へ向かう力が高まれば高まるほど、
家族との関係やプライベートな時間の充実度が重要になります。

 

蟹座は水のサインです。
水は情緒的なつながりを大切にします。

 

仕事では「知性」や「行動力」が評価の対象となることも多いですが、
家族や大切な人たちとの関係では、「愛情」や「優しさ」が大事にされます。

 

今回の満月では

「大きなことを成し遂げるには、家族や大切な人への愛情が大切なんだ」

と感じたり

「愛する人のために、限界も超えられる」

と決意を固めたりするようなことがおこりそうです。

 

一人一人が持つ建設的な力を、
それぞれの環境で開花させるために情的な力が高まります。

 

月蝕の満月は、いつも以上に心が揺れることが予測されます。
感情のコントロールも意識して過ごしましょう。

 

満月では太陽は2ハウス、月は8ハウスにあります。
2ハウスは所有を表し、8ハウスは相続を表しています。

 

資産をどう使うのか。
これも今回の満月のテーマとなりそうです。

 

大切な財産や長年培ってきた技術をどう使うのか、誰に託すのか。

大事なのは「託したいと思える相手なのか」です。

その判断基準は
「同じ価値観をもつ信頼できる人か?」
ではないでしょうか。

 

2ハウスと8ハウスの関係は、
同じ価値観をもつ相手との信頼関係の大切さを示しています。

「信頼できる人に未来を託す」という決断をするのにも、よい時です。

 

また、マンデン占星術では
2ハウスは「国家予算」、8ハウスは「財源」を表します。

 

国家予算を考えるきっかけとなるニュースが1月1日にありました。

1月1日に「日本のODAは要らない」
という1人のアフリカの農民の発言をきっかけに

国会議員とJICA=国際協力機構、市民団体が参加して、
政府開発援助のあり方を議論する会議が開かれた。

という報道がありました。

 

これはアフリカ南部のモザンビークで、
2009年から34億円を投入して行われている
日本のODA事業「プロサバンナ事業」のことです。

私たちの納める税金が使われるODA事業です。

巨額な資金が有効に使われているのかも、
満月をきっかけに関心を持っていきたいところです。

 

次にサビアンシンボルをみていきます。
サビアンシンボルの度数は21度。

太陽の山羊座21度は「リレー競争」
月の蟹座21度は「歌っているプリマドンナ」です。

「リレー競争」は仲間と協力して、目標を達成していくことを表し、
「歌っているプリマドンナ」は心の共鳴を表しています。

 

プリマドンナの歌声が聞く人の心の琴線を震わせるように、
想いを素直に表現することが仲間との心の共鳴を促し、
より強いチームを作っていくイメージです。

 

心のつながりという土台の上で
「大きな力が発揮できるんだ」という実感がある満月となりそうです。

 

土星と冥王星が正確にコンジャンクションする
2日前におこる満月。

 

「腹を決める」という言葉通りに、
何かを決断するタイミングとなりそうです。

 

困難な状況も超えていけるパワーに満ちています。

その力を発揮するには、
愛情からくる衝動感がポイントになります。

「仲間と一緒にがんばりたい」
「信頼してくれる人の期待にこたえたい」

そんな心の声が聞こえたら積極的に前進しましょう。

 

◯ 満月 ◯ (1月11日〜)

満月の日に牡牛座の天王星が逆行から順行になります。

11日に天王星が順行になると10天体全部が順行となります。

10天体順行期間は4月末まで2回にわけておこります。

2月17日〜3月10日までの水星逆行期間の前後の2回です。

全天体が順行している期間は、物事が順調に進みやすくなります。

満月の日に決断したことが、スムーズに進んで行く流れができています。

13日に山羊座で土星と冥王星が正確にコンジャンクションになります。

常識と思っていたことが大きく変化する。
根底からの変化が予測される組み合わせです。

自然災害や戦争なども危惧されています。

 

1月3日に米軍がイランの司令官を殺害しました。
イラン国内では戦争も辞さない状況です。
今後の世界の動きにも注目していきましょう。

 

14日に金星が魚座に移動し、牡牛座の天王星とセクスタイルになります。
人とのつながりを大切にすることで、新たな展開が始まりそうです。

 

▽ 下弦 ▽ (1月17日〜)

太陽が山羊座、月が天秤座で下弦になります。
満月では組織やチームの結束力が強調されていました。

下弦では、周りとの関係を客観的にみる機会が与えられます。

下弦となる17日には水星が山羊座から水瓶座に移動します。
下弦は今まで取り組んできたことを振り返り、見直しを行うのによい時期です。

水星が水瓶座に移動することで、
今までのやり方の問題点に気づきやすくなります。

今の状況に問題はないか、客観的に分析してみましょう。

 

20日に太陽が水瓶座に移動します。
水星も太陽も水瓶座に移動すると、すぐに牡牛座の天王星とスクエアになります。

自分たちの枠内で完成させたことを
「もっと範囲をひろげてやっていこう」という変化が始まりそうです。

完成したものを金型として、新たな展開に向けて動き出します。

 

23日から魚座の金星と山羊座の木星がセクスタイル、
水瓶座の水星と射手座の火星がセクスタイル、
魚座の金星と射手座の火星がスクエアになります。

感性と知性の対立がおこりそうです。

「自分の主張を、誰にでもわかりやすく表現する」

ユニバーサルデザインのような発想が必要になります。
イメージ力を膨らませ、自分の思いを表現していきましょう。

 

1月25日の新月は新たな展開が期待できます。
次の新月を楽しみに迎えましょう。