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- 『伊藤スミレのフランス相貌心理学&西洋占星術リーディング』体験レポート by 「突然ですが、占われてもいいですか」
「突然ですが、占われてもいいですか」その3
伊藤スミレのフランス相貌心理学&西洋占星術リーディング
☞ 第1回:今田ちえさんの『インナートークセッション』を体験
☞ 第2回:内田ユミさんの『タロット&オラクルリーディング』を体験
第三の眼の鑑定を体当たり取材する=占われてみる企画
「突然ですが、占われてもいいですか」
第三回は代々木店のフランス相貌心理学診断士、西洋占星術師、タロティストの伊藤スミレさんです。
フランス相貌心理学とは、顔の骨格や肉付き、パーツの形からその人の性格や内面の傾向を診断する学問。それに占星術やタロット、手相などいわゆる「占い」をからめて総合的に見てくださるのだそうです。興味津々で、わたしは代々木店を訪ねました。
紹介ページを見ると、かなりたくさんのメニューがあるスミレさん。今年占星術的に節目の年(二度目のサターンリターン)を迎えているわたしは、改めて自分というものと向き合いたいと思っていたところなので、「貴方の強みリーディング 《西洋占星術+フランス相貌心理学》」を予約してあります。
予約時に出生データをお送りしたので、今日の対面鑑定では主に顔を見ていただくことになるはず……。
伊藤スミレさんの『貴方の強みリーディング (フランス相貌心理学+西洋占星術)』を体験!
セッションを受ける人:藤井まほ
西洋占星術&タロット占い師。『あたなの次の1ページをめくるお手伝い』をキャッチフレーズに
お客さまが本来お持ちのやる気や元気に光や活力を注ぎ込むお手伝いをしています。
女性誌を中心に編集、ライティング、インタビューの仕事を長くやらせていただいています。
セッションをする人:伊藤スミレ
相貌心理カウンセラー、西洋占星術・タロット・手相・方位学・風水など、多数の占術を操る占い師。
20年以上の鑑定キャリアの中で、占術だけでなく心理学を学び、カウンセリング技術と独自性を磨き上げてきた。
どんなご相談もうけとめる包容力と、独自性の高いセッションは、多数のリピーターを引き付けている。
>> メニュー詳細|伊藤スミレ
以下、
藤井まほ:グリーンの文字
伊藤スミレ:紫色の文字
★セッション開始★
スミレ 今日はお仕事のご相談ですね。
まほ はい。この2~3年でこれまでのやり方では限界があると感じさせられることが多く、初心に戻って改めて自分の「強み」を知りたいなと思って申し込みました。
スミレ たくさんの仕事の依頼に対応するのはお得意だそうですが、出生の7ハウス(対人関係のハウス)が強調されているからでしょう。人を通じて、お仕事が入ってくる。ホロスコープを拝見して私が気になったのは、蟹座の月をどう生かすか。全体の中で蟹の月だけがちょっと異質なんですよね。
まほ それはわたしも自覚があります(笑)。
スミレ では、早速お顔を分析しますね。まず正面にいる私のほうを向いてください……顔が縦に長いのは温厚さや柔軟性、やさしさの表れです。ただ肉付きが薄いので神経過敏なところがありますね。何か言われるとイラッときたり、感受性が強かったり。
まほ そう言われると、ホロスコープの「蟹の月(感じやすく傷つきやすいとされる)」を思い出します。相貌と出生図はリンクしているところもあるんですね! 興味深いです。
スミレ 細い顔ですが顎がしっかりしていますね。
まほ 子どもの頃はもっと細かったのですが、ここ10年くらいで顎が四角っぽくなってきたような気がします。
スミレ それは体力がついてきたということです。以前は大勢の相手をすると疲れるタイプだったかもしれませんが、それをこなせるだけの体力忍耐力がついてきたんですね。
まほ そんなこともわかるんですか! じゃあ、自分の顔が近年どう変化したかも思い出せると面白いかもしれませんね。
スミレ はい。あと、人間の顔って完全な左右対称じゃないですよね。利き手側と反対側の差を見ることでも過去と現在の比較ができるんです。藤井さんは右利きですか?
まほ はい。
スミレ 右利きの場合は右側が現在、左が過去を表します。たとえば藤井さんの目と眉の間隔は右のほうが狭く、左が少し広くなっています。目と眉の近さは知的好奇心の強さを表すので、以前より今のほうが知的好奇心が強くなったのだなとわかるのです。
こんな調子で細々としたパーツをひとつずつ見ては、「ここがこうだから自制心が強め、これがこうなっている人は他者に対してオープン」といった分析をしてくださいます。
スミレ 額は小さい、つまり高さがあまりないので現実的な思考をしますね。これも一つの強みです。今度は横顔を見るので、壁のほうを見ていてください。額が丸いですね。
まほ 丸いというのは?
スミレ 額の線が上から下に向かって直線的に降りるのではなく、カーブを描いているということです。特に直感の場所が丸いので、直感力のある額と言えます。論理的な思考もするけれど直感のほうが強い。
まほ あはは、よく屁理屈とか理屈が後づけと言われます。
スミレ 額が丸いと想像力が豊かで、それがさきほども言ったように、日常的で身近なところから来るから人に理解してもらいやすいんですよ。
まほ なるほど。それも蟹座の月の、日常の次元から出発するようなところと響き合いますね。今日はホロスコープと顔の両方を見ながら答え合わせをしているようで面白いです。そして、自分のホロスコープではちょっと浮いている蟹座の月が、相貌を見ていただくと自分の「強み」になっているというのも意外でした。
詳しく書くと長くなるので、相貌分析の結果をいくつか列挙してみます
※鑑定後にスミレさんがメールで送ってくださる相貌心理学、西洋占星術による診断書「幸せの地図」から抜粋しています
・知的好奇心が強く、クリエイティブなことに向いている
・直感力とイマジネーションで具体的なアイデアを生み出す
・感受性が強く神経過敏なところもあるが、コミュニケーションに長け、オープンマインド
これはそのまま、これまでやってきたライターや占いの仕事に向いているということなのかなと思えます。
でも、ここからが相貌心理学と西洋占星術のコンボのすごさでした……。
★フランス相貌心理学+西洋占星術★
スミレ 相貌心理学では、顔を「思考」「感情」「本能」という三つのタイプに分類します。
・思考タイプは、知識を得ることに生きる原動力や喜びを覚える人たち。
・感情タイプは、人とのコミュニケーション、共感や共有が生きる原動力や喜び。
・本能タイプは、肉感的なこと。食事やもの作り、身体を動かすこと、性的なことが生きる原動力や喜びにつながる人たち。
まほさんの顔ははっきり感情タイプなんですね。
まほ わ。意外です。
スミレ いかに自分の気持ちをわかってもらえるか、人と共感できるかが大事なので、コミュニケーションが必要なんです。
そういう意味ではインタビューや執筆、占いのお仕事は非常に向いている。
ただ、頬骨がやや高く、理想が高いんですね。そこが難しいところで、わかり合えればそれでいいやで終わらなくて、感情的なつながりだけでなく知的なコミュニケーションもほしいんですよ。
まほ なるほど! それならわかる気がします。仕事でも趣味でも知的好奇心や知的コミュニケーションのほうに突っ走ってきたような……。それは理想が高いからなんですね!
スミレ でも相貌を拝見する限り、ご自分の強み通りに仕事をされてきているから、何の問題もないように思えます。ホロスコープでは仕事を表すMCに射手座金星があって、マスコミとか海外文化にまつわるお仕事を象徴していますね。そのへんは、お仕事の傾向を見ていても前面に出ている印象があります。
ところで、MC近くには蠍座の海王星もありますが、それは占い師として使っている感じですか?
(※まほさんが占星家なので占星術用語を使ったセッションをしています)
まほ 海王星と言えば、イマジネーションや芸術、秘教的なことがら、占いなどを象徴しますが、実はあまり自分ではわからないです……。プラシーダス(比較的よく使われるハウス分割方式)だとMCに金星なのですが、違う分割方式にすると、仕事を表す10ハウスの始まりに海王星が来るんですよ。
スミレ やってみましょうか……。
たしかにイコールハウス(アセンダントから均等にハウスを割る方式)にすると海王星が10ハウス。収入を表す2ハウスの支配星も、火星から海王星に変わって、水エレメントの強いホロスコープになりましたね! 顔が感情的な顔だから、こちらのイコールハウスのホロスコープは合っています。
自分の感性を生かして、それをみんなにどのように共感してもらえるか、素敵だと思ってもらえるかというほうにシフトしていくと、今まで少し違ってくるかもしれません。
まほ 水エレメント(蟹、蠍、魚の3星座)という分類は共感を求めるという点で、相貌心理学の感情タイプと似ていますね。海王星は魚座の支配星なので水っぽい象徴。それがホロスコープの頂点となる10ハウスという重要な位置にあるわけですから、水エレメント的な性質や海王星の使い方をちょっと見直してみたいと思います。共感を大事に、ということですね!
スミレ 理屈で伝えようとしないほうがいいんじゃないでしょうか。射手の学術性よりも、蠍座・海王星の芸術性やオカルト的な部分を使っていくとよさそうです。蟹座の月ですから、好きなことや楽しいことをメインに。
まほ お話を聞いていたら、わくわくして早くいろいろ試してみたくなりました。ありがとうございます。
インタビュー|伊藤スミレさんのセッションとは
セッションのあと、伊藤スミレさんのリーディングについて少し伺ってみました。
まほ フランス相貌心理学は、いわゆる人相学とは違うんですよね?
スミレ 人相学は吉凶を占いますが、相貌心理学は吉凶を言いませんし、もちろん美醜の基準でもありません。統計に基づいて骨格や肉付きなどを見ていく学問です。
まほ わたしの例でも「近年顎が四角張ってきた」というような変化のことをお話ししましたが、相貌は年齢とともに変わるものなのでしょうか。
スミレ かなり変わりますよ。わたし自身、以前は直線的な額だったのが最近は丸くなってきました。額の形などは横から見ないとわからないものですが、自分の横顔を見る機会なんてなかなかない。だから、人に客観的に見てもらうと面白いんです。
まほ どういうきっかけで相貌心理学を学ぼうと思ったのですか?
スミレ 美容室でパラパラ見ていた雑誌に、相貌心理学も併用しているエステサロンの広告が出ていたんです。あなたの顔を分析して、それをエステのトリートメントに生かしますと。それで面白そうだなと思って勉強できる講座を探して習い始めました。
まほ 習得に時間がかかったと聞きました。
スミレ フランス発の学問なのでテキストの原文も提出する課題もフランス語で、とても苦労しました。同期生は数名いたのですがどんどん脱落してしまって、結局最後に本国の試験に合格した日本人はわたしだけで、現在日本人で資格を持っているのは師匠とわたしの二人。勉強を始めてから合格まで丸3年かかりましたね。いまは、フランス相貌心理学と人相学を合わせた伊藤スミレ流の顔相学に、西洋占星術を絡めたカウンセリング方法を教えています。
まほ 相貌心理学を学ぶ傍ら、占い師としても活動していらっしゃいましたね。
スミレ はい。相貌心理学と占いを混ぜたら絶対に面白いと思えてきて、なんとかものにしたいと頑張ったんです。相貌心理学は未来がわかるわけではない。だから、タロットや西洋占星術と併せて使うのがちょうどいいなと思っています。
まほ どんな鑑定を心がけていらっしゃいますか?
スミレ 終わったときに「楽しかった! 癒やされた!」と思っていただける鑑定を意識しています。あまり難しいこと、観念的なことは言わないで、いますぐ実践できるような具体的なアドバイスを心がけています。
占われたひと、藤井まほの感想
フランス相貌心理学の魅力、少しはお伝えできたでしょうか。顔をここまでじっくり見られることはほとんどないので最初はちょっと照れくさいですが、すぐにお話に引き込まれてしまいます。
このセッションでは規定の1時間のうち、半分以上を「顔を見る」ことに使っていらっしゃいました。相貌分析の説明をしながら雑談のようにいろいろな会話が広がり、それを拾って次のテーマに知らず知らずつながってしまう。セッションの話術にも感心してしまいました。
略歴、人物像という意味で使われる「プロフィール」という語には、「横顔」という意味もあります。でも自分の横顔を自分自身で見るのは難しい。スミレさんはその手伝いをしてくれる力強い占い師です。鑑定数日後に送られてくるエクセルファイル「幸せの地図」には詳細な分析とアドバイスが書き込まれているので、今後の道案内にもなりますね。
わたし自身も、今回分析していただいた「横顔」を元に、自らの「強み」を生かした「人物像」を微調整していこうと思います。
幸せの地図(2023年10月にリニューアルしました)
『幸せの地図』は【トータルセッション】と【あなたの強みリーディング】のお客様にお渡ししています(ご希望者のみ)。
リニューアルした『幸せの地図』には、鑑定日に撮影したお客様のお写真を掲載します。現在の自分を客観的に知る効果があります。また、前回や次回のセッションとの比較が出来るので、良くなった点や改善点が明確に分かるようになります。
伊藤スミレ|あなたの強みリーディングのご案内
伊藤スミレの『あなたの強みリーディング(フランス相貌心理学+西洋占星術)』にご興味を持たれた方はメニュー詳細をチェックしてみてください。
伊藤スミレ関連記事
伊藤スミレの担当日
伊藤スミレは、第三の眼・代々木店にて、主に第2・第4木曜日に対面鑑定をしています。