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2026/09/28

8ハウスにある金星の幸せとは「相手の幸せが自分の喜び」

こんにちは!

北海道(函館)支部&オンラインで、
心理占星術コンサルテーションをしている夕雅(ゆうが)です。

いつも誰かや周囲を優先して、自分のことはつい後回しにしてしまう方っていますよね。意外とそういう人は多いのかもしれません。

先日、出生時刻を占星術で探っていくレクティファイ鑑定を受けたМさんもそのお一人です。
これまでの人生ほとんどを家族のために尽くしてこられた方でした。

ノーアスペクト金星の時期表示が示すこと

Мさんは物心ついた頃からずっと誰かのお世話をしてきました。弟たちの面倒を見ることに始まり、結婚後は精神面でパートナーを支え続け、義母との同居と介護、また一時期不登校だったお子さんを登校できるまで見守り、仕事を続けながら常に家族のために尽力していました。

しかし、このように奮闘を続けた結果、Мさんの人生にはストレスや病気により休職せざるを得ない状況が何度か発生します。
自分のことは後回しにして相手のことばかり考えてしまうので、身体が対応できなくなるのも仕方のないことです。


確定した出生時刻による時期表示(ソーラーアーク)から、この大変な時期をみると、いずれも金星が軸(MCとアセンダント)に触れています。
この金星は何を示しているのか。出生図にあるМさんの金星をよく見ると…。他の天体とメジャーなアスペクト(接触)を持たない、ノーアスペクトの金星でした。

どうやら、ノーアスペクトであること、が鍵のようです。

8ハウスにある金星

Мさんの金星は8ハウスに入っています。

金星は美的感性、芸術、女性、人間関係などを表します。
8ハウスの領域は夫婦関係、親族、相手の財産などを示し、心理占星術では、相手の自己価値と幸福を指します。


ノーアスペクト天体は、誰の力(天体)も頼らず、経験を重ねながら表現方法を身につけ、やがてはその人の個性を際立たせていく天体です。

孤軍奮闘しながら常に家族のためにできることを考えてきたМさん。8ハウスにある金星はМさん本人を表しているようにも思われます。しかし、休職の時期に起きていた金星のソーラーアーク(時期表示)は、相手と自分との関係性がテーマとなる時期です。ご家族の回復がМさんを支える力にもなっていたでしょうが、頑張りすぎがあだとなり、休息が必要になってしまったのかもしれません。

それでも無理を押してМさんの奮闘は続きます。最後の金星と軸(MC)が接触する時期にはとうとうご自身の入院、手術という大きな出来事が起きてしまいます。入院期間中、トランジットでも海王星がМC軸(社会的立場)に触れており、体力の限界まで頑張り、気力が萎えてしまったМさんの状況を表しているようでもあります。

相手の幸せと自分の幸せ

Мさんの出生図にある金星がソーラーアーク(時期表示)で示したテーマは、相手の幸せと自分の幸せの価値はどちらも同じであることに気づく、だったのではないでしょうか。ついつい相手のために尽くしてしまうМさんは、自分のことを考える余裕もない毎日を過ごしていました。知らず知らずのうちに自分を見失っていた、とも考えられます。病気という荒療治になりましたが、自分の体について考える時間ができたことで、自分を取り戻していったのかもしれません。

自分が幸せであることが家族にとっても幸せなのです。


現在のAさんはパートナーや独立されたお子さんとの時間をのんびり楽しく過ごされています。
「子育て、介護、仕事を耐え抜いたので、今は自分を甘やかす時間」と決め、趣味も楽しまれています。
趣味、楽しみ、喜び、心地よさも金星が関係しています。これまで尽力した分、今はそのお返しにご家族から幸せをたくさん受け取っているようです。

これからのМさんの金星はご自身の喜び、楽しみのために育まれ、やがては個性として表現されていくことでしょう。

この鑑定の後にМさんからご感想をいただきました。 次回ご紹介します。

執筆者:夕雅(ゆうが)

函館&オンライン支部所属の心理占星術師

ノエルティル式心理占星術コンサルテーションでは、対話を通じて、無意識の中で埋もれていたものを見つけ、新たな自分を発見していきます。何となく感じていたものが、明確になり、前に進む力になっていくことでしょう。

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