新月・満月読み 新月・満月読み

2019/3/6

2019年3月7日:魚座の新月リーディング by Graha

2019年3月7日01時03分 新月ホロスコープ (東京)

3月7日(新月)~3月21日(満月)までの星模様 by Graha

今回の新月は魚座の16度で起きます。
時間は日付が変わって間もなくの深夜1時3分です。

 

12サインの最終章である魚座では、
去年の春分のスタートから、これまでの活動や
問題のすべてを総合化していきます。

 

成し遂げられたこと、遂げられなかったこと、
問題解決の進捗、始まったこと、終わったこと、
継続すべきこと、終わらせたいこと。
予測できない状況、将来の不安、動揺‥‥。

 

この混迷の中からこそ、物や形ではない
「大切なエッセンス」を救いとるときです。

 

魂が真に求めていることを問います。
純粋に自分の内面と対話をするときです。

そして来る3月21日の春分は満月です。

 

太陽は牡羊座に入り、新しいエネルギーをチャージしてスタートを切ります。

 

これに対して水星は、新月の前日6日から逆行を開始しました。
魚座最後の30度で踵を返し、28日までの約3週間、水星は海王星まで戻ります。

大切な忘れ物を取りに戻ります。

 

今年に入って予想外の出来事が頻発しています。
息つく間がないといった状況が続いたなか、
重要な気づきや検討の余地が与えられたと言ってよいでしょう。

 

センスを働かせて、大切なキーを見つけ出すこと。
聖なるものを救い出す必要があるのかもしれません。
それは前進するために必要な武器となるものです。

 

新月の始まりを示すアセンダントサインは射手座です。
そして支配星の木星が上昇します。

 

より自由に前向きに行動を展開するでしょう。
追求心が刺激され、挑戦的な意欲が沸き起こります。

 

3ハウス活動が強調された新月です。
側には海王星、逆行の水星とキロンが配置します。

 

あらゆるシーンでコミュニケーションが活発になるでしょう。
議論や検討会、学習や研修、教育機関、マスメディア、
情報伝達システムに関すること、
交通機関、旅行など、移動手段に関すること。

 

逆行中ですから、当然これらに関する問題が発生しやすいことを
考慮に入れる必要があります。

聞き取り、取材、積極的に対話へと働きかけることで、
誤解や疑惑を解明し、認識を改める必要があります。

 

理解を拡げること、解明すること、共感すること。
視野を拡張し、物事をオープンにしていく機運が強くなるでしょう。

 

人の発言などは、言葉通りに受け取ってしまうと
誤解や間違いが起きやすいでしょう。

 

今年は突然の変化に見舞われることが多く、
動揺によって知的な判断が混乱しやすいこともあります。
不信や疑惑を増幅させないように冷静にみる必要があります。

 

また、自らの哲学的なテーマの源泉を探究したりと、
思想や宗教などスピリチャルな背景に興味を持つでしょう。
自分にとって重要な情報とつながってください。
教養を高め、認識の幅をぐっと広げる重要な1ヵ月になるでしょう。

 

新月のサビアンシンボルは、
魚座16度「ひらめきの流れ」です。

 

魚座は芸人や芸術家が多いサインですが、
普通では考えつかないようなアイディアで人を驚かせたり、
魅了させる夢のような世界を創り出します。

 

魚座は聖も俗も隣り合わせ。ある意味無法地帯であり、
それゆえ多様な文化芸能、アートシーンを内包します。

 

このシンボルは内面で培われた精神的な活動が、
表現へと展開していくことを示しています。

 

対向サインの乙女座の影響により、「人に感動を与えたい」、
「癒しにつながれば」といった奉仕的な気持ちも原動力になっているでしょう。

 

自分の内側から湧き出るアイディアや考えに注目してください。
柔軟になる必要があります。
思考の壁を打ち破ることで新しい境地が開かれるでしょう。

 

そしてそのセンスを磨くこと。
「芸は身を助く」。
これもまたあなたの武器となり、ガイドとなるでしょう。

 

新月の目標を示すMCサインは、天秤座です。

 

支配星の金星がトラインでアスペクトします。
人間関係においても、金銭面においても、
平和的で公正(フェア)な取引を目指します。

 

チームワークの形成や強化もテーマとなるでしょう。

 

他に注目すべきアスペクトは、
2ハウスに位置する土星と冥王星です。

 

マンデン占星術では、経済、景気、財政状態、税制、
金融政策に関連する配置ですが、ノード軸に接しているため
変動的要素がついて回ります。

 

2ー8ハウス軸にあり、
お金の流れ、収支に関わる異変を示唆します。

 

今年2019年は誤算など、予想通りに行かない年となり、
山羊座の土星と冥王星にかかわるノード軸もそれを象徴するでしょう。
国家権力や管理者サイドでその影響が顕著となります。

 

● 新月 ● (3月7日〜)

多様化する社会に柔軟に対応していくといった、
ソフト面の改革に、それぞれの代表者やトップたちは
取り組まなければなりません。

 

特に「持続可能な開発目標」や世界基準(グローバルスタンダード)といった
共通のルールから遅れを取っている日本にとって、
国際的な視野をもって、改正や改善の検討を進める必要があります。

 

特に目立ったハードアスペクトはありませんから、
柔軟に連携体制をつくりながら、取り組むと良いでしょう。

 

出てくる問題に柔軟に対応しなければなりません。
管理やサポートシステムがテストされるでしょう。

 

今のうちにプロジェクトメンバーなど、
仲間とのミーティングや協力関係に渡りをつけておきましょう。

 

△ 上弦 △ (3月14日〜)

双子座の月で上弦を迎えます。

射手座の木星と柔軟サインのTスクエアを形成します。

 

神経的活動が活発です。体も思考も過活動。
議論や打合せ、移動や、書類作成、気がつくことがたくさん。
思いついたアイディアは、しっかりメモを取っておきましょう。

 

しかし、水星逆行中です。
うっかりミスが起きやすいですから慎重さを心がけてください。

 

実行力も高まり推進力は高いですが、
ぐいぐい押していくより、計画性を重視して進めましょう。

そして来る満月かつ春分は、

天王星を除いてすべての天体が、グランドトライン、
ミスティックレクタングル、YODなどをコンポーネントする特異な配置です。

 

月が強い配置ですから、今年の春のスタートは、
私たち、ひとりひとりの市民パワーが主導を握るといってもいいかもしれません。

 

 

 

執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】  

 

Graha(ぐらは)

 

 

 

 

 

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—- 新月とは —-
地球から見て、太陽と月が重なるときで、月の光が見えなくなります。
旧暦(陰暦)では新月から1ヶ月がはじまります。
占星術では、太陽の意志を月が受け取り、新しい目的が生まれる日
として、その月のテーマを読み取るときに用います。