新月・満月読み 新月・満月読み

2017/4/26

2017年4月26日:牡牛座の新月リーディング by 天音 絢文

2017年4月26日21時15分 新月図 (東京)

 

太陽 おうし座 6゜27′
月 おうし座 6゜27′
水星 おひつじ座26゜15′ R
金星 うお座29゜09′
火星 ふたご座 3゜30′
木星 てんびん座15゜57′ R
土星 いて座27゜27′ R
天王星 おひつじ座25゜10′
海王星 うお座13゜36′
冥王星 やぎ座19゜26′ R
Asc いて座13゜11′
Mc おとめ座28゜51’゜

 

 

 

 

今回の新月は牡牛座で起こります。

 

不動宮は、太陽が季節の盛りを通過する時期にあたるサイン。

 

春の盛りに位置する牡牛座は、
明るい陽光や花々の香りに満ちた、爛漫の春にふさわしく、
五感に関するセンスにすぐれ、現実感覚に富み、
穏やかで満ち足りた生活の基盤を固め、守ろうとするサインです。

 

日本の首都東京での新月図を見ると、
レジャーや自己表現、子供などを司る第5ハウスで新月となります。

 

新月が起きる26日は、GW直前。
日本中の人々が、仕事や忙しい日常をひとき忘れ、
遊んだり、のんびりくつろいだりするこの時期。

 

第5ハウスの新月にふさわしいタイミングですね。

 

ただし、国民を表す第1ハウスには土星が入り、
牡牛座の支配星である金星は、
土星とのスクエアを終えて間もない(分離に入っている)度数で、
家や家庭を表す第4ハウスのカスプ(IC)近くに位置します。

 

また、コミュニケーションを表す水星も逆行中です。

 

そのため、今回のGWは、
疲れを休めて家でくつろぎたい気分の人も少なくないでしょう。

 

金星がある魚座も、新月が起きる牡牛座も、
美意識や芸術に関連するサインなので、
家でたまった映画を見たり、音楽にひたったり、
もっと快適に過ごせるように部屋の模様替えなんてことも楽しめそう。

 

あるいは、凝った料理を囲んで、家族とゆったり過ごす時間も
充実しそうですね。

 

一方、火星は双子座に、水星は牡羊座にあって、
支配星を交換しあうミューチュアルレセプションの配置で、
逆行中の水星は天王星と重なろうとしています。

 

これは、知的な刺激や、鋭いインスピレーションを表しています。

 

ゲームに没頭したり、あるいは、趣味でも遊びでも
自分なりの斬新なセンスをいかし、創意工夫してみると盛り上がりそうです。

 

外出する人は、好奇心のままに、未知の体験にトライすると充実。

 

ただし、水星は逆行中、さらに天王星と重なるので、
ハプニングは連発しやすいので、
予想外な出来事や、計画通りにいかない状況を楽しんでみましょう。

 

より広く、日本全体のことに目を向けると、
政府を表す乙女座の支配星も、他国を表す双子座の支配星も、ともに水星です。

 

この水星は、新月のときには逆行しながら天王星と重なろうとしていますが、
さらに、逆行から順行に変わる期間、天王星の上にとどまります。

 

ここのところ、国際社会で不穏な空気が立ちこめ、
政府の動きからも目が離せない状況が続いています。

 

水星の逆行は、水面下で物事が進みやすいことを示します。

 

また、秘密を表す第12ハウスのカスプは蠍座で、
支配星の冥王星は、第10ハウス(政府)にある木星、
政府や他国の支配星の水星、天王星の合に、ゆるくTスクエア。

 

根本的な変化が水面下で進んでいるようにもみえます。

 

順行と逆行の切り替えで、スピードが落ちている惑星が、
他の大惑星とアスペクトをつくるときは、
世の中で、大きな変化や出来事が起きやすい配置なので、
鍵を握る水星が、天王星の上で逆行から順行に転じるのは、気になる星回りです。

 

今回の新月は、メジャー・アスペクトをとらないので、
物事の方針が決まりにくい(不動宮なので動きにくい)印象もうけますが、
今回の新月に限らず、もう少し長いスパンで影響する動きが起きそうなので、
特に、新月から満月の頃までは、世の中全体の動きに注意したいときです。

 

● 新月 ● (4月26-)

新月を過ぎた月は、28日のお昼前から双子座に入ります。

 

双子座に入った月は、火星の上を通過し、急にそわそわした気分になる人も。

 

同じ日の夜遅く、金星も魚座から牡羊座に入り、活動的な気分を高めるでしょう。

 

双子座の支配星で、牡羊座にある水星も、
28日から29日にかけて、タイトに天王星と重なります。

 

28日頃から急にGW気分が高まり、
非日常的な体験をしてみたくなるかもしれません。

 

お試し感覚で、自分の壁を突破できるチャンスなので、何事にも気軽にトライ。

 

金星と火星がセクスタイルの配置をとりながら、若い度数にあるので、
ふとした出会いから、新しい恋が始まる人もいるかもしれません。
新鮮な気分や体験を大いに楽しみましょう。

 

また、28日以降、金星が牡羊座、火星が双子座で、
セクスタイルの状態で進んでいくため、
下弦の頃まで、恋はテンポよく進みやすい時期となります。

 

軽やかに溌剌とした雰囲気でアプローチしながら、
牡羊座の金星の時期らしく、恋の勝者を目指してみてください。

 

5月になったばかりの1日は、蟹座の月が大惑星と次々にアスペクトをつくります。

 

太陽とのセクスタイル、海王星とのトラインを経て、
木星とのスクエア、冥王星とのオポジション、
日が変わった2日の早朝に、天王星とのスクエア。

 

連休のあいまのこの日、物事が急に動き出す気配があります。

 

水星は順行前なので、まだ、はっきりした形にはならないかもしれませんが、
動き出す流れに乗って、先に進むことを意識しましょう。

 

この先、過去にしがみつけば、得るものより失うものが多いと感じやすく、
逆に、未来に賭けることで、新たな道が突然開かれるように感じやすい
流れとなるので、前向きに挑戦する意欲を大切にしてしましょう。

 

△ 上弦 △ (5月3日-)

 

逆行中だった水星が速度を落とし、4日になると順行に転じます。

 

順行直後の水星は、まだ速度が遅いですが、
連休明けあたりから、水面下で動いていた物事が表面化し、
変化の流れがスピードアップしていきます。

 

4日は月が順行したての水星、天王星とトラインをつくるので、
この日の出来事には、注目したいところです。

 

アイディアがひらめいたら、ためらわず実行し、オープンに表現してみましょう。

 

5日は月が乙女座を通り、火星とスクエアを経て、
太陽とトライン、冥王星とトライン。

 

同時に、この日は、太陽と木星と海王星で、ゆるいヨッドが形作られるため、
何かすでにセットされていたことが、時間がきて動き始めるような、
自分が目の前のことに必死になっていることを超えて
展開される状況に気づかされる人もいるかもしれません。

 

7日は月が天秤座に入り、9日かけて次々とアスペクトをつくります。

 

7日の朝方に金星とオポジション、8日深夜に火星とトライン、
8日の朝方には木星と重なり、夜になって冥王星とスクエア、
9日の早朝に、水星と天王星にオポジション、そして土星とセクスタイル。

 

特に8日を中心に、水面下の状況が急に表面化しやすいときです。

 

驚かされるようなこともあるかもしれませんが、
この時期に離れたり手放したりすることは、
牡牛座の太陽の時期らしく、すでに価値がなくなったことと考えてみましょう。

 

太陽も冥王星にトラインとなるタイミングであるため、
表面的にはあれこれ動くかもしれませんが、
本質的な面から見れば、それは根本的な再生につながっていくはずです。

 

○ 満月 ○ (5月11日-)

 

蠍座の月の満月で、
さらに、太陽は冥王星とトライン、月は冥王星とセクスタイルとなり、
冥王星が焦点となる満月です。

 

天王星を通過した水星も、徐々にスピードがあがっていき、
新月から満月の期間に浮上してきた、新たな変化の兆しや状況を、
具体的に進めていくプロセスに入ります。

 

水星とミューチュアルレセプションの火星は、木星とトライン。

 

木星は、冥王星とスクエアなので、
活発に物事が動きやすく、新しく浮上してきた状況に対して
希望をもって進めていこうとする人や動きも現れそうです。

 

表面的に活発に動いてく一連の流れを通して、
太陽と冥王星のトラインが示すように、
根本的な構造も大きく変容していくでしょう。

 

12日の夜中に射手座に入った月は、その日の夜に金星とのトライを経て、
13日の早朝に、海王星とスクエア、木星とトライン、火星とオポジション、
14日の朝方に天王星とトライン、土星と重なり、午前中には水星とトライン。

 

12日から14日にかけて気ぜわしい日になりそうです。

 

感情も状況も動きやすいときですが、
太陽と冥王星のトラインの満月を経てきている時期なので、
根本的な方針を見据え、ぶれることなく、目標に向かっていきましょう。

 

14日の午後から山羊座に入った月は、15日になると、
午前中に金星とスクエア、夜になると海王星とセクスタイル、木星とスクエア、
翌16日になると冥王星と重なり、午後には太陽とトライン、
夜には天王星とスクエアとなります。

 

この日も、特に仕事面を中心に動きの多い日で、
目標を見据えた動きをとりやすいときです。

 

現実的になり過ぎて、はっきりしない状況を切り捨てる選択をする人も
いるかもしれませんが、誠実な気持ちは忘れないようにしましょう。

 

16日は、水星が牡羊座から牡牛座に入り、
ここしばらく続いていた大きな変化の流れが少しずつ穏やかになるなか、
腰を落ち着けて、具体的な形で地道に進めるフェーズに入っていきます。

 

17日から18日にかけて、水瓶座を通過する月が、
金星と木星のオポジションに対して、調停の位置となるため、
恋を一歩前進させるタイミングです。

 

牡羊座の金星、双子座の火星の時期らしく、軽やかでストレートなアプローチを。

 

▽ 下弦 ▽ (5月19日-)

 

21日に双子座に太陽が入ります。

 

双子座には火星も入っているため、このあたりから空気感が変わり、
フットワーク軽く行動力もアップする人が増えていくでしょう。

 

新月前なので、新たな展開は起きにくい時期ですが、
次の展開に向けて、情報収集や情報交換に力をいれてみてください。

 

新月直前、金星が冥王星とスクエア、
火星が土星とのオポジションに、それぞれ近づくため、
恋愛や人間関係について、閉塞感をおぼえやすいタイミングです。

 

このテーマは、新月以降に新たな展開を迎えそうです。

 

執筆者 【天音 絢文 プロフィール】  

 

天音 絢文

 

 

 

 

 

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