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2026/02/21

あなたの太陽が輝き『主人公 』は目覚める

こんにちは!

北海道(函館)支部&オンラインで、
心理占星術コンサルテーションをしている夕雅(ゆうが)です。

今回は禅語としての『主人公』をテーマに占星術を考えていきます。

禅語の『主人公』とは?

禅語としての『主人公』を調べると、「真実の自分」「本来の自分」を指す言葉として、まず最初にあがってきます。
禅語についてわかりやすく書かれている「ほっとする禅語70」ではこのように伝えています。

あなたの中に、あなたという主人公がいます。主人公はもう一人のあなた。その人は普段のあなたより自由で純粋で優しい。
つまり、その主人公は本来の真実のあなたなんです。この主人公があなたの中にいることに、まず目覚めてください。
いや、主人公の目を覚まさせるのです。

「ほっとする禅語70  渡曾正純 石飛博光」 (株)二玄社

すべての人にある「もう一人の自分」は純粋であるがゆえに、傷つき、汚れることを恐れ、目覚めさせることは至難の業です。周りに合わせているほうが無難だし楽でもあるけれど、そのままでは自分がどういう人間なのか考えることからどんどん離れていきます。
この『主人公』という言葉の由来となった禅書『無門関』では、座禅を組みながら「主人公!」と自分に問いかけ、「目を覚ましているか、人に惑わされるな」と言い続ける禅僧を通して、自分自身と向き合い続ける大切さを説いています。

自分らしくあるためには、『主人公(もう一人の自分)』の存在を意識し、常に「何者であるか」問い続ける必要がありますが、難しそうで気が引けてしまう方も多いはず。では占星術の視点からみるとどうでしょう。

「禅語と占星術ってどう関係あるの?」 不思議な組み合わせだと感じた方も多いと思いますが、自分と向き合い、今を大事に、体験を重視する禅の教えと、自己と向き合い、自らの力で人生を動かすことに重点を置いたノエル・ティル式心理占星術にはとても近いものを感じます。
かつて習っていた茶道を通して禅語に親しみ、影響を受けた私が、ティル式心理占星術に強く心惹かれたのも、直感的に繋がりを感じたから、かもしれません。

修行を重ねながら、『主人公!』と問い続けるのはかなりハードですが、ホロスコープから解釈してみると、自分探しも楽しくなってきそうです。

禅語の『主人公』とは?

純粋なエネルギーを体現する

占星術の太陽が示すのは、無垢なエネルギーであり、自己の象徴です。また、そのサインは個性の表現に強く関わります。
ですから純粋なもう一人の自分は太陽サインが放つ純粋なエネルギーだと思うのです。

ただ、生まれた当初は純粋でも成長するにつれ、外部からの様々な刺激や制約から、そのままではいられなくなります。更にその太陽に土星や冥王星がハードアスペクトをとっていたならどうでしょう。抑圧や重圧で抑え込まれたエネルギーは行き場をなくし、自分を攻撃(心と体を傷つけ)するか、または防衛反応で身を隠し、ありのままではいられない心理状態となるかもしれません。

例えば、太陽が牡牛サインで1Hにあり、その太陽に蠍サインの土星が7Hで180度のハードアスペクトの場合。
牡牛の安全維持(太陽=自己)を脅かす土星とも見て取れ、他者、パートナー(7H)との関係づくりに苦手意識を持ちやすく、自己(1H)保全から相手と深く関わることを恐れてしまう、といった解釈もできます。

しかし、一方で、制限や抑圧(土星の象意)の経験を積む中で、その人らしさにつながるポジティブな表現方法が洗練され、培われていく、といったことも考えられます。
例で考えるなら、太陽と土星のサイン(牡牛と蠍)はどちらも固定宮なので、粘り強さと変化を起こす力を持ち、土星と太陽の関係を象意でみれば、責任を果たす意識が高いことから、諦めず努力し続けるうち、相手と対等に付き合える術を習得し、その結果、社会に自分を表現しやすくなる、といった解釈も可能になります。

ポジティブな方向へ洗練させ、表現するには太陽のエネルギーとともに、自己肯定感もカギとなるでしょう。
心理占星術では2H(自己価値)から関連する天体の状態に注目し、自信につながる要素を意識します。

何度も何度でも。ホロスコープを通して自分と対話しながら、純粋なエネルギーを感じ取り、表現してみます。

繰り返し行動するその先には、目を覚ました『主人公』があなたを待っているのではないでしょうか。

宇宙エネルギーを地球で体現するための様々な情報や知恵がホロスコープ(出生図)には集約されています。

それをぜひ現実に生かしてください。

 

最後に、「ほっとする禅語」から、『主人公』を締めくくる、素敵な言葉を紹介します。

「これからは相談しながら二人一緒に歩む。励み励まされ、警告し案じて進むのです。二人で生きてこそ心豊かです」

孤独ではないと思うと自然と力も湧いてきます。
時には失敗しながらも支えあううち、心に余裕が生まれるでしょう。

その心のゆとりは、人生の豊かさへとつながっていくはずです。

 

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