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2025/11/07

算命学で読み解く、丁亥月(2025年11月7日~12月6日)の運気

算命学による月運 丁亥月

 

こんにちは。第三の眼・代々木&オンラインの算命学鑑定士、西村侑記です。

初冬の気配が漂い、静かな水面に揺れる灯火のような11月。

落葉が進み、空気が澄むこの季節、心も自然に内省モードになりますね。

算命学の暦では、11月7日から新しい気の流れ――「丁亥月(ていかのいすいづき)」が始まります。

今月も、干支の意味と暦の流れから、11月7日〜12月6日の運気の傾向や過ごし方をお伝えします。

季節の流れに寄り添いながら、自分らしく生きるヒントになれば幸いです。

 

算命学の暦とは?

算命学では、毎月のスタート日は、グレゴリオ暦(一般的カレンダー)の1日とは違い、

その年の「節入り」によって決まります。

2025年11月は11月7日から12月6日までが「丁亥月(ていかのいすいづき)」という月にあたります。

 

 

2025年11月7日~12月6日;丁亥月の干支

2025年11月は 丁亥月(ていかのいすいづき)

丁亥月とは ― 「初冬の水面に揺らめく小さな炎」

自然界にたとえると、丁亥は
“初冬の静かな水面にかすかに揺らめく小さな炎” の姿。

「丁」はろうそくの火のように優しく繊細で、内に秘めた光。

「亥」は初冬の季節を表し、亥の中に内包する「壬」は大きな水を象徴します。

本来なら相反する、この「火と水」が同時に存在する不思議な姿こそ、丁亥の特徴です。

炎は小さく揺れやすく、油断すれば消えてしまう儚さもあるため、

この月は、心の揺れや感情の変化、静かな内省がそっと始まる時期でもあります。

 

★丙戌月(先月)からの流れ ― 「外から内へ」

先月(10月7日〜11月6日)は、丙戌月(へいかのいぬどづき)。

太陽の光のように、過去や現状を”外側から照らし出す月”でした。

今月(丁亥月)では、光がゆっくりと内側へ沈み込み、自分の内面を整える時間に変化していきます。

「整える → 照らす → 内に落とし込む」 外での活動から、心の奥の熟成へ。

これが今の季節と気の流れの共通テーマです。

 

★丁亥月のエネルギー ― 揺れる心、深まる思索

丁(ていか)はキャンドルのような火。

情緒的で繊細、内側に優しく灯る小さな光。

亥(いすい)は大きな冬の水。

深層心理や無意識の世界も象徴します。

この二つが組み合わさる丁亥月は、

✅ 外は静かでも、内側で深い感情が揺れる

✅ 誰にも言っていない本音が顔を出す

✅ これまで流してきた小さな違和感が浮き上がる

そんな「内なる世界が動く時期」になります。

さらに丁亥は 異常干支 に分類され、

直感・予感・霊性(インスピレーション)が鋭くなる特徴があります。

ふとした胸騒ぎや“なんとなくの予感”は、特に今月は無視しないほうが良いでしょう。

 

★乙巳年からの流れ ―「火と水が向かい合う年と月」

2025年は 乙巳年(おつぼくのみびどし)。

乙は草木の柔らかい成長。
巳は初夏の火で、若々しい勢いと情熱を持ちます。

乙巳の中には、

✅ 家庭を司る「司禄星」

✅ 繊細な感性の「調舒星」

✅ 外は明るく見えても内に影を抱える「天恍星」

といった女性的で感性の強いエネルギーが潜んでいます。

天恍星は“未完成の輝き”を持つ星。

外側は華やかに見えながら、内側には孤独や揺れを抱えやすい特徴があります。

そして今月・丁亥に表れるのは、胎児の星「天報星」。

天恍星の「未完成の大人」と、

天報星の「まだ形を持たない胎児」が重なるため、今年の11月は

✅ 外はしっかりして見えても

✅ 内面はとても繊細で揺れやすい

という状態が起きやすくなります。

乙巳年の華やかで若々しい勢いのあるエネルギーの中で、

時には“胎児のように静かに落ち着く時間”を持つことも大切です。

🔥💧火×水の衝突 ― 巳(年)と亥(月)の「冲動」

乙巳年の「巳」と、丁亥月の「亥」は、
干支の中でもっとも強烈にぶつかり合う 冲動(ちゅうどう) の関係。

これは、

✅ 丁火(小さな火)が大きく揺らされる

✅ 内面の不安や葛藤が表に出る

✅ 心が大きく揺れる出来事が起きやすい

という可能性を示します。

家庭・パートナー・仕事(司禄星+牽牛星)
感情の問題(調舒星・天報星・天恍星) 

こうしたテーマがふっと浮かび上がる方も少なくないはずです。

ただし、これは、「崩壊」ではなく “修正のための衝突”。

今年一年を振り返り、必要な方向転換を行うためのサインです。

 

★ 天報星から見るテーマ ― 「内なる胎児の声を聴く」

丁亥月に表出する 天報星 は、干支のエネルギーの最初の段階「胎児」。

✅ 未完成

✅ 変転変化

✅ じっくり考える

✅ 外の刺激に影響されやすい

という特徴があります。

だからこそ今月は、
“人に合わせる” より “自分の中の気配を大切にする” 気持ちが芽生えます。

ただし、牽牛星という“家庭・組織・責任”の星も表れるため、

どうしても周囲のために動かざるを得ない場面も出てくるでしょう。

だからこそ――

✅ ひとりになる時間を意識して作る

✅ 心が揺れた時は、すぐに行動せず一度呼吸する

✅ 湧いてくる感情を否定せず、そのまま眺める

これが今月の大切なポイントです。

この静かな内省が、次の運気サイクルであなたの確かな“光”となります。

 

★ 牽牛星が照らすテーマ ― 「責任・信頼・家族」

丁亥から表出する 牽牛星(けんぎゅうせい) は、

✅ 誠実

✅ 責任

✅ 家庭

✅ 仕事

✅ パートナーシップ

を象徴します。

天報星の繊細で胎児的な“内向きの気”とは反対に、

牽牛星は“外の世界とのつながり”に意識を向けさせます。

つまり今月は、

内面では胎児のように繊細に、外では大人としての責任が問われる。

この二面性が同時に動く月。

心が揺れる原因にもなりますが、

今月の経験は、あなたを強く優しくしてくれ、

家族や周囲との絆を深めることになるでしょう。

 

★今月のまとめ

丁亥月は、

✅ 揺れる炎のように心が動く

✅ 深い内省に入る時間を持つ

✅ 霊性・直感が冴える

✅ 家庭や仕事でのテーマが表に出やすい

✅ 過去1年を振り返り、修正するタイミング

そんな“静かで強い浄化”の時間です。

 

「水に揺らめく小さな炎」は消えそうに見えて、実はとても強い。

揺れることで、あなたの中の本当の光が形を持ちはじめるのです。

どうか優しく、自分をいたわりながら、

同時に、周りの人たちもそっと優しさを向けつつ、

この丁亥月を穏やかに過ごしてくださいね。

あなたにとって温かく、穏やかな時間となりますように。

 

ご参考:算命学で読み解く2025年の全体運
☞ 乙巳年はどんな年?&運気UPの秘訣☆彡

 

先月の運気はコチラ↓

算命学で読み解く、丙戌月(2025年10月8日~11月6日)の運気

 

🌸執筆者:算命学鑑定士・西村侑記(代々木店&オンライン店)🌸

 

西村 侑記

算命学・神綾学を中心とした東洋占術を専門とする鑑定士。

代々木店での対面鑑定、オンライン鑑定、電話鑑定を承っています。

セッションを通して、皆さんお1人1人のオンリーワンの人生を生きることを、心より応援いたします。

☞ 西村侑記のプロフィール&メニュー&ご予約

 


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