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2025/12/03

算命学で読み解く、戊子月(2025年12月7日~2026年1月4日)の運気

算命学で読み解く、丁亥月(2025年11月7日~12月6日)の運気

 

こんにちは。第三の眼・代々木&オンラインの算命学鑑定士、西村侑記です。

一年の終わりを迎える12月。

空気は一段と冷たく、自然界は静けさを深め、まるで“大きな節目”を迎える前の静謐(せいひつ)な時間が流れています。

算命学では、12月7日から新しい気の流れ、「戊子月(ぼどのねすいづき)」が始まります。

今月も、干支の意味と暦の流れから、2025年12月7日〜2026年1月4日の運気をわかりやすくお伝えします。

今年を締めくくりつつ、来年の気の変化に向けて心を整えるヒントとなりますように。

 

算命学の暦とは?

算命学では、毎月のスタート日は、グレゴリオ暦(一般的カレンダー)の1日とは違い、

その年の「節入り」によって決まります。

2025年12月は12月7日から2026年1月4日までが「戊子月(ぼどのねすいづき)」という月にあたります。

 

 

2025年12月7日~2026年1月4日;戊子月の干支

2025年12月は戊子月(ぼどのねすいづき)

丁亥月とは ― 「当時の山の地下を静かに大きく流れる水脈」

戊子(ぼどのねすい)は自然界で例えると
“冬至の山。その山の地下を、静かに大きく流れる水脈が走っている姿”。

戊(ぼど) … 大きく雄大な“山”

子(ねすい) … 真冬・北の水。蔵干「癸水」で、地下に流れる水脈を象徴

表面は堂々と安定して見えながら、内側では水がうごめき、変化を秘めている山のイメージです。

冬至は「陰が極まり、そこから陽が生まれる転換点」。

静寂の奥で、新しいサイクルの“芽”が生まれる時間帯です。

戊子には以下のような特徴があります:

  • 外側は安定して見えるのに、内側は揺れやすい
  • 冒険心が強い
  • 浮き沈みが起きやすい(天報星の気まぐれ)
  • “賤生(せんしょう)”といい、逆境ほど礼節を学び強くなる
  • 不遇を糧に晩年に安定をつかむ
  • 地下に水=財脈があるため、金脈・財脈を掘り当てる力
  • 水が多い環境下では“内側から崩れる”危うさもある

さらに戊子は「暗合干支(あんごうかんし)」とされ、

表面では見えない力が働く、裏の縁や流れが動きやすい干支です。

土(戊)にとって子(水)は財星にあたり、“財を内に秘めた干支” ともいえます。

ただし、水が多すぎると山が崩れるように、感情があふれすぎたり、情報が多すぎると迷いが増えることも。

内側の水の扱い方が、戊子月を安定させるカギ となります。

 

★前月・丁亥月からの流れ ― 「内省から、地に足のつく実践へ」

前月の丁亥月は、小さな炎が揺れる、内面がざわつく、本音が浮き上がる、胎児のような天報星の気配

といった“深い内省の月”でした。

そこから戊子月では、“内省 → 行動” へと移行します。

とはいえ、急激な行動ではなく、“静かに決意が固まる”タイミング。

揺れていた心が、ゆっくり地面に降りていくような時期です。

 

★戊子月のエネルギー ― 「静けさの中でうごめく、水脈の決意」

  • 戊(山:安定・継続・堅実)
  • 子(水:変化・思考の深まり・動き)

この相反するものが同時に動くため、今月は…

  • 表面…落ち着いている
  • 内側…大きく動いている

という“静と動の二重構造”が生まれます。

特に生まれやすい心理は:

  • 何かを変えたくなる
  • 思い切った方向転換を考える
  • 今年一年の振り返り
  • “本当はどうしたいのか”という問い
  • 表に出ない「決意」が生まれる

戊子は異常干支でもあるため、直感行動・急な心変化も起きやすいですが、

それは“次の流れを作るための自然な動き”です。

 

★2025年・乙巳年との関係 ― 「変化の深まりと整理」

乙巳年は 翌年1月の己丑月まで続くため、戊子月は“年の最後ではなく、終盤の整理の段階” にあたります。

2025年・乙巳(おつぼくのみび)年は、

  • 乙(草木の成長)
  • 巳(初夏の火・変化・情熱)
  • 天恍星の“未完成の光”

という、揺れと華やかさ、変化が強い一年でした。

その終盤に迎える戊子月は、“変化を整理し、次につなぐための調整期間” といえます。

特に、

  • 感情面の揺れ
  • 信頼・家庭・責任(司禄星)
  • 今年浮上した課題
  • 来年へ持ち越すテーマ

こうしたものが“見える化”します。

乙巳年の情熱が、戊子の山(土)に吸収され、形を整えられていくタイミングです。

 

★星のテーマ①:天報星 ― 「胎児の変転と、気まぐれの強まり」

戊子から表出される星のひとつは天報星。

  • 胎児
  • 未完成
  • インスピレーション
  • 気まぐれ
  • 浮き沈み
  • 予兆

という性質を持ちます。

“まだ形になっていない。けれど未来の芽が動いている。”

そんな状態が今月の内側で起こります。

戊子の「山の安定」と、天報星の「揺れる胎児」の組み合わせは、

  • 外は静か
  • 内面は揺れる
  • 最後に大きな気づきが訪れやすい

という流れを生みます。

★星のテーマ②:司禄星 ― 「家庭・蓄積・安心を整える」

戊子からもう一つ表れる司禄星。

  • 家庭
  • 生活基盤
  • 蓄え
  • 信頼
  • 地道さ

を象徴します。

天報星の“揺れ”との対比で、内側は揺れやすい、外側では責任や家庭が落ち着きを求める

という二面性が現れます。

しかし、司禄星があることで、

  • 年末の慌ただしさも地に足がつきやすい
  • 家庭や生活の見直しが進む
  • 蓄積・信頼を考えることで心が安定する

という優しいエネルギーが働きます。

テーマは、
「何を守り、何を手放すか」
「来年は、どんな暮らしを築きたいか」
です。

 

★今月のまとめ

2025年12月の戊子月は——

  • 静寂の中で大きな変化が育つ
  • 外は落ち着き、内は揺れる
  • 直感と責任が同時に働く
  • 家庭・基盤の見直しが進む
  • 変化の“整理段階”
  • 来年へつなぐ準備の月

戊子の山は、一見静かでも、地下では豊かな水が脈打ち、

次の季節に向けてエネルギーを蓄えています。

あなたも同じように、表からは見えない部分で、新しい流れが動き始めています。

どうか自分の内側の声を大切にしながら、

司禄星のように生活を整え、温かい気持ちで年末を迎えてくださいね。

あなたにとって穏やかで実りある12月となりますように🌿

 

ご参考:算命学で読み解く2025年の全体運
☞ 乙巳年はどんな年?&運気UPの秘訣☆彡

 

先月の運気はコチラ↓

算命学で読み解く、丁亥月(2025年11月7日~12月6日)の運気

 

🌸執筆者:算命学鑑定士・西村侑記(代々木店&オンライン店)🌸

 

西村 侑記

算命学・神綾学を中心とした東洋占術を専門とする鑑定士。

代々木店での対面鑑定、オンライン鑑定、電話鑑定を承っています。

セッションを通して、皆さんお1人1人のオンリーワンの人生を生きることを、心より応援いたします。

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