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2025/10/06

算命学で読み解く、丙戌月(2025年10月8日~11月6日)の運気

 

こんにちは。第三の眼・代々木&オンラインの算命学鑑定士、西村侑記です。

秋の深まりを感じる10月。

空気が澄み、日差しの角度が変わり、どこか心まで静まる季節になってきましたね。

算命学の暦では、10月8日から新しい気の流れ――「丙戌月(へいかのいぬどづき)」が始まります。

今月も、干支の意味と暦の流れから、10月8日〜11月6日の運気の傾向や過ごし方をお伝えします。

季節の流れに寄り添いながら、自分らしく生きるヒントになれば幸いです。

 

算命学の暦とは?

算命学では、毎月のスタート日は、グレゴリオ暦(一般的カレンダー)の1日とは違い、

その年の「節入り」によって決まります。

2025年10月は10月8日から11月6日までが「丙戌月(へいかのいぬどづき)」という月にあたります。

 

 

2025年10月8日~11月6日;丙戌月の干支

2025年10月は 丙戌月(へいかのいぬどづき)

自然界の姿にたとえると、晩秋の山の端に沈む、大きな夕日のようなイメージです。

山の端に沈む夕陽はとても美しく、華やかに輝いて見えますが、

その光は一日の終わりを告げるものでもあります。

つまり今月は、明るさの中に静けさがあり、華やかさの裏に内省がある時間です。

🌤 丙戌月とは ― 「光が真実を照らす」時間

「丙(へいか)」は太陽の火を意味し、明るく情熱的で公明正大。

「戌(いぬ)」は晩秋の山や大地、実りを収め、次の季節の準備をする力です。

この両者が組み合わさる今月は、「光が衰えゆく秋の終わりに、真実を照らして整理を行う時期」。

明るさと静けさ、外と内が同時に動くような時間です。

また、算命学で「丙戌」は、異常干支のひとつ。

派手さと現実性を併せ持ち、環境によってその“異常性”が良くも悪くも出やすい干支です。

現実の中に身を置くことで才能が花開く一方、精神面に偏りすぎると不安定さが出ることもあります。

この月は、まさにその特質が全体に流れるため、

「光(理想)」と「土(現実)」の間で、バランスを取り直すことが大切になります。

 

乙酉月からの流れ ― 「整えた世界に、光を当てる」

先月(9月7日〜10月7日)は、乙酉月(おつぼくのとりきんづき)でした。

「乙」は草木のようにしなやかで繊細、

「酉」は金の気で「収穫・整う」エネルギーを持ちます。

乙酉月は、調整や整理、形を整える月。内面や人間関係を整える時間でした。

 

そして今月の「丙戌月」は、そこに太陽の光を当てるような流れ。

乙酉月で整えたものを、丙戌月で「照らし、確かめ、選び取る」時期です。

自然の流れでいえば、「整える → 照らす → 手放す」という流れの中に、私たちはいます。

 

乙巳年×丙戌月 ― 火が重なり「真実が明らかになる」

2025年は乙巳年(おつぼくのみびどし)。

乙は草木、巳は火――繊細な成長を情熱の火が育てる年です。

そしてこの10月は、同じ“火”の性質を持つ「丙」の月。

乙巳年の内なる火(巳)と、丙戌月の外に輝く火(丙)が共鳴し、

「内に秘めていた思いが、外に表れる」タイミングとなります。

心の奥にあった夢や情熱を形にしたり、隠していた気持ちを言葉にしたり――

火の年と火の月が呼び合うように、「本音が光にさらされる」ときです。

 

天庫星から見るテーマ:「光と影の整理」「覚悟と準備」

算命学では、「戌」から、十二大従星の天庫星(てんくらせい)が表出されます。

天庫星は、エネルギーサイクルでは、“墓”も意味し、

これは、過去を整理して、新しいサイクルに入る前の「収めの気」を持ちます。

また、この星は、静かに整理し、経験を受け継ぎながら次へと繋げる星。

心や環境を整え、不要なものを手放すことでエネルギーが澄み、

見えない部分の安定や信頼が育つタイミングです。

そのため今月は、

  • 過去を整理し、未来のために心と環境を整える
  • 続けるものと手放すものを見極める
  • 感情を整理し、「本当の自分の想い」を確かめる

といった“整理と覚悟”の時間になります。

 

鳳閣星のエネルギー ― 光を言葉にのせて伝える

「丙」からは、十大主星の鳳閣星(ほうかくせい)表出されます。

この星は太陽のように明るく、表現・発信・言葉・芸術など、“伝える”ことで人に光を届けるエネルギー。

ただし、丙戌月は外見の明るさと裏腹に、どこか静けさや孤独、内省の時間も同居しています。

そのため今月は、派手に表現するよりも、「心の奥のあたたかさを、言葉や行動で伝える」ことが大切です。

明るさの中にも情緒を感じるような発信や、誠実なコミュニケーションが、ご縁を深めてくれるでしょう。

 

丙戌の本質を味方につけるには

丙戌は、「名より実」を取る干支。

派手さよりも実質・中身・誠実さで信頼をつかみます。

また、異常干支として「環境で花開く」特性もあります。

複雑な事情や人間関係の中でこそ、真価を発揮できる人も多いでしょう。

困難や複雑さを恐れず、「現実の中で、自分の光をどう生かすか」を意識してみてください。

 

今月のまとめ

「沈む太陽は、次の夜明けを準備している。」

外へ光を放ちながら、内を整えるとき。

光と影を受け入れたとき、あなたの中の太陽は、より深く温かく輝きます。

この記事が、丙戌月をより良く過ごすために、少しでもお役に立てれば幸いです。

皆さまにとって、実り多く、心豊かな10月となりますように。

 

ご参考:算命学で読み解く2025年の全体運
☞ 乙巳年はどんな年?&運気UPの秘訣☆彡

 

先月の運気はコチラ↓

算命学で読み解く、乙酉月(2025年9月7日~10月7日)の運気

 

🌸執筆者:算命学鑑定士・西村侑記(代々木店&オンライン店)🌸

 

西村 侑記

算命学・神綾学を中心とした東洋占術を専門とする鑑定士。

代々木店での対面鑑定、オンライン鑑定、電話鑑定を承っています。

セッションを通して、皆さんお1人1人のオンリーワンの人生を生きることを、心より応援いたします。

☞ 西村侑記のプロフィール&メニュー&ご予約

 


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