【星読み】蟹座満月(12月27日)~ 山羊座新月(1月11日)迄のトランジット by 今田ちえ
12月27日(満月)から1月11日(新月)までの星模様(トランジット)リーディング
日ごとに変化していく星模様(トランジット)が人心に与える影響を細やかにリーディングします。
青文字は解釈の根拠となる占星術用語で、占星術に詳しい方向け。
詳しくない方は読み飛ばしていただき、リーディング部分のみお読みください。
○ 満月から下弦 ○ (2023年12月27日〜2024年1月3日)
12月27日~28日:水星が海王星と90度、太陽が木星と120度、水星が火星と合
論理的に考えるより、創造的な発想を試してみるとよさそうです。
思わぬうっかりや予定外のこともおこりそうですが、
そこにあらたな発想のヒントが隠されているのでは。
11月末の出来事や対話とリンクするものかもしれませんね。
怒りにかられて溜めていた不満を口にする場面も考えられますが、
大らかな気持ちで受けとめやすいところもあるので、
人間らしさへの理解やユーモアを意識すると、心が通じあいそうです。
12月28日~30日:火星が海王星と90度、金星が冥王星と60度
感情がたかぶったり、過去の痛みを思い出し気持ちが重くなったり、
不満や疲れがあふれやすかったり、するかもしれませんし、
好きなことに没頭して、夢中になって過ごしたら、お腹の底から元気になって
疲れが癒された、という場合もあるでしょう。
モヤモヤしたら、本当にしたいことを我慢していないか正直な心と向きあおう。
真に求めるものをありありとイメージすれば叶えるパワーも強いときですよ。
12月30日:金星が射手座へ(~1月23日)
ここからおよそ3週間は、恋も好きなことも学びもスポーツも、
積極的に楽しむ気持ちになるかもしれませんね。
心惹かれたことは体験すると歓びで満たされるでしょう。
外国に関心が向く方も。
12月31日:木星が順行のためステーション
9月上旬から逆行していた木星が順行にもどります。
前後の数日間は混乱やルーズさが生まれやすいかもしれません。
ここまでの4カ月間にわたり、
五感をいかす、自然とかかわる、体についてやものづくり、
自分があたりまえにできること、
価値(お金を含む)をうみだし守ること、などの分野で、
理解をふかめたり、体験からえたものを熟成させたり、していたでしょうか。
何か気づきがありますか。
1月1日~2日:金星が土星と90度
しきたりやマナーを守る、落ちつきのある美しさ、といった、
おごそかに新年を迎える気持ち、があらわれているような星の配置。
美意識を洗練させたり、受けつがれてきた価値に触れてみたり、するのはいいですね。
少々厳しくなりがちなところも。
奔放に遊びたいところを、大人しくするようにたしなめられる、
ような場面もあるでしょうか。
1月2日:水星が順行のためステーション
12月半ばから逆行していた水星が順行にもどります。
前後の数日間はくいちがいや、不調もあらわれやすいとき。
この3週間は、実際に試したことを、あらためて全体のしくみの中でふりかえり、
よりよい方法を考えたり、議論したりなど、していたかもしれませんね。
これからの見通しは見えてきていますか。
▽ 下弦から新月 ▽ (2024年1月4日〜1月11日)
1月4日12:31、下弦の月が形成されます。
下弦図の月は天秤座14度(数え)、太陽は山羊座14度(数え)にあります。
これまでの体験からえていた理解や、
すでに分かっていると思っていたものごとを、
ちがう視点やシチュエーションの中でとらえる必要があるかもしれません。
バックグラウンドがぜんぜんちがう人を相手に説明をする、というような。
先入観をはずし、まずはそのままに観察し、なるべく偏りなく情報をえていきます。
これまでのデータをいったんおいておいて、
実際に触れている今の感覚からインスピレーションを受けとってみると、
学べるものがありそうですよ。
月が位置する天秤座14度(数え)のサビアンシンボルは
A noon siesta. 正午のシエスタ
さまざまな状況や相手をできる限り偏らない視点で理解し、
またものごとを、その本質を見通すほどに探求したなら、
ここから豊かなインスピレーションを得られるようになりますが、
ただ知的活動をつづけているだけでは、アイデアは枯渇してしまいます。
思考を休めリラックスし、無意識が体験を消化する時間をもつことも大切です。
潜在意識は思考ではとらえられない未知のものへの理解ももたらしてくれるでしょう。
太陽が位置する山羊座14度(数え)のサビアンシンボルは
An ancient bas-relief carved in granite. 花崗岩に彫られた古代の浮き彫り
社会的に意義のある同じ目的をもつ人たちと共に、
あらたな価値をつくりだそうとします。
自然の観察や実体験を通じてその意味を学んだり、
実用的な知識を身につけたりしていきます。
根本的な理解にいたると、
実は長い歴史の中では、それはすでにおこなわれていることでしょうし、
その発見は確信となります。
1月4日深夜:火星が山羊座へ(~2月13日)
ここからおよそ6週間は、目的意識をもち、
最適な方法で、効率的に目標を達成する力がつかえる時期です。
2008年から山羊座に入っていた冥王星が1月21日に水瓶座に入るのですが、
火星は1月4日に山羊座に入ってから冥王星の後をかけぬけるようにして追いかけ、
2月半ばに、水瓶座に入ったばかりの冥王星とかさなります。
2008年頃から根本的にかわってきたテーマ、
とりくんできたこと、あるでしょうか。
その体験を元に、集大成のように何かを達成して、
次の段階へ向かう方もいらっしゃるかもしれませんね。
1月8日~10日:水星が海王星と90度
信じてきたものが揺らがされ、試されるような時。
思ってもいなかった考えにふれることも。
ちがう考え方を受けとめ、思考が柔軟になったなら、
あたらしいアイデアやひらめきを手にできそうです。
11月末、12月末、の出来事や対話とリンクするものかもしれませんね。
疑いや妄想、勘違いもうまれやすいので、コミュニケーションは慎重に。
1月9日~11日:太陽が天王星と120度、火星が土星と60度
とくに仕事や社会的な目標にかんして、
ふだんよりもかなりよいパフォーマンスが見込めるとき。
あなたの個性がイキイキと発揮されやすく、
同時に、まわりの人のニーズも理解しつつ合理的に判断し行動しやすいはずですよ。
満月の頃に手にしたものごとがあれば、さらに発展させ具体化していくでしょう。
1月11日:山羊座で新月
核となるもの以外は手ばなし、新しいスタート。
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執筆者 【今田ちえ プロフィール】
宮崎支部・オンライン支部所属。
ホロスコープ、タロットカード、インナートークをつかい、イキイキと日々をすごし、望みをかなえていくお手伝いをいたします。
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