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「突然ですが、占われてもいいですか」その1
今田ちえさんの『インナートークセッション』

突然ですが、占われてもいいですか? by Quantum Mind 第三の眼

 

☞ 第2回:内田ユミさんの『タロット&オラクルリーディング』を体験

☞ 第3回:伊藤スミレさんの『『貴方の強みリーディング (フランス相貌心理学+西洋占星術)』を体験!

 

第三の眼の鑑定を体当たり取材する=占われてみる企画
「突然ですが、占われてもいいですか」

第1回の担当リポーターは藤井まほです。

タイトルこそ某人気TV番組にあやかって「突然ですが」をつけましたが
このシリーズでは「予約メニュー」取材がメインになる予定です。

というのも一つには、東西の占星術など「命術」に分類される生年月日を用いた占いでは、占う側でも準備が必要だからです。

その一方で占われるほうも、予約してからセッションまでの間に何かしら心の準備や整理ができていると
よりよい結果が得られるんだなぁと実感させられたのが、今回の今田ちえさんのインナートークセッションでした。

 

今田ちえさんのインナートークセッションを体験!

 

藤井まほ

セッションを受ける人:藤井まほ

西洋占星術&タロット占い師。『あたなの次の1ページをめくるお手伝い』をキャッチフレーズに
お客さまが本来お持ちのやる気や元気に光や活力を注ぎ込むお手伝いをしています。
女性誌を中心に編集、ライティング、インタビューの仕事を長くやらせていただいています。

 

今田ちえ

セッションをする人:今田ちえ

西洋占星術&タロット&インナートークによる癒しのセッションを展開。
言葉にならないモヤモヤをひも解き真の望みを実現するお手伝いをしています。
今回は、フォーカシングをアレンジした独自メニュー、インナートークセッションを行います。

>>  メニュー詳細|今田ちえのインナートークセッション

 

予約からセッション当日までの流れ

インナートークセッションは、ちえさんにガイドされて「からだの感じを含めた感情や感覚」
つまり内なる自分に声とことばを与えていく時間と聞いていたので
事前にメールで「何かセッションのテーマとなることを決めてお伝えしたほうがいいんですか?」とうかがったところ
いま気になっているテーマをお知らせくださいとのお返事。

1時間のセッションにふさわしいテーマとして、自分の性格や傾向にまつわる悩みという大きなテーマと
よりくっきりしたことばになりそうなテーマ「藤井まほはどういう占い師なのか?」の二つだったら
どちらがいいですか? とうかがうと、
「セッションの冒頭2分ほど、わたしの誘導でからだへのフォーカス(注)をしていただきます。そのあとで話したくなったことを話していただければOKです、事前のテーマどちらでもいいですし、全然違うことでも大丈夫ですよ」とのこと。

 

セッションの日、「わたし」はどんな話をしてくれるんだろう?

その日セッションを受けて話すのは自分なのに、自分が何を「話してくれる」のか……
それがその日その時間までわからないなんて、待ち遠しいような、ドキドキするような不思議な感覚でした。

そして当日オンラインでセッションが始まり、からだへのフォーカスを終えて
ちえさんに「では、ご自分に向かって『今日、わたしに伝えたいことがあるかな』と問いかけてみてください」と促されたとき
わたしのなかから出てきた「お話」は事前のテーマからはかなり遠く感じられる、子ども時代に楽しんでいた遊びのことでした。

オンラインセッションのときデスクにあった眼鏡のストラップの飾りが目に入り
子どもの頃に持っていたプラスティック製の色つきビーズを思い出しました。
とても気に入っていて、それで飽きもせず遊んでいたっけ……。

 

ビーズ手芸

 

お話ししながら「あれ? 事前のテーマと違うな」と思わないわけではなかったのですが
もともと「好きなことや楽しいこと」についてならいくらでも喋れてしまうタチなのでそのまま話し続けていきました。ちえさんから遮られることも軌道修正されることもなく、たまに質問されたりするがままに。

 

自分で自分に聞かせるよう話し、話の流れを「感じる」

ちえさんは穏やかだけれどもクリアな印象で、何より声の調子が安定しているので
話していると自然に自分の話に耳を傾けながらしゃべるようになった気がします。

わたしはどちらかというと声にもジェスチャーにも表情が強めに出るほうなのに
それに引っ張られずに静かに受け止めてくださっていると言えばいいのでしょうか。

話の途中、ちえさんが時折わたしの言ったことを反復したり、少し掘り下げたり、言い換えたりしながらセッションは進みます。
そういえば始めるとき「わたし(ちえさん)に理解させようとしなくていいです、できればゆっくりめに話して、まほさんご自身で感じられれば」と言われたんですよね。

セッション中も「わたしには〜のように聞こえたんですが、まほさんはどう捉えていらっしゃいますか」
「いま出てきた話をことばにすると、A、B、Cということになるかと思いますが、それで全部ですか?」
などと質問もされますが、ちえさんのファシリテーション(進行)に任せていると
いつの間にか自分で自分に聞かせるように話せていた気がします。

偶然思い出した幼い頃にしていた遊びの話をしながら
「このことはいまの自分にとっても『核』となっていることだと思うんですよね」
といままで考えてもいなかったことが、ふと口をついて出ました。
話を続けていくうちに、それが事前にちえさんにお伝えした
「最近気になっていること」につながっていったのは、いま思い返しても驚きです。

事前にセッションのテーマを決めておいたから、(内なる自分の準備が整って)そうなったのかもしれませんが。
そうではなく、このテーマを思いついたときから自分のどこかでは
幼い頃に純粋に楽しんでいた遊びとつながる何かを思い出したい気持ちがあったのかもしれませんね。
そしてそれを「自分自身に伝えよう」としたのか……。

 

インナートークセッション|自分との対話

 

 

自分に肩をぽんぽんたたかれているような温かさ

でも、どういうわけでそんな話になったのかというのはあまり問題ではないのだなということは自分でもわかります。
幼少期からいまに至る時間のなかでずっと「核」であった、
という一文はほかならぬわたしの口から出てきたことばなのですから
(忘れていたし、「核」とまでは思っていなかったにせよ)。

それが、「わたし」がいまのわたしに伝えたかったことなんだなと思ったら
(自分に!)肩をぽんぽんたたかれているような感じでからだがじんわり温かくなってきました。

そして、過去のわたしは現在のわたしと
「あのビーズが好きだった、純粋に遊びを楽しんでいた、その時間を大切にしている」部分でしっかりつながっていて、それが「藤井まほってどういう占い師なの?」という問いへの答えなのだということがすんなり腑に落ちたのです。

自分が好きなことをする

無理矢理ことばにしてみるならば
藤井まほは、好きなこと(たとえば占うこと)を純粋に楽しんでいて
そういう時間を大切にするところから出発している占い師、ということです。
(ずいぶん自分勝手ですね笑、でもその自覚はあります)

 

 

 

ひょうたんから駒なのに「やっぱりね!」な感覚

こうしてことばにしてみると、なーんだ、そんなこと知ってたよ、と言う自分もいます。
でも、それを忘れていたからこそ、事前にちえさんに
「今回のセッションでは、藤井まほってどういう占い師なのかを知りたいです」とお伝えしたんですよね。

セッションによって意外なところに導かれたのだけれども
それはよくよく考えると自分が知っていることだった、
というメーテルリンクの童話『青い鳥』みたいな結末になりました。

「そうだったのか!」という驚きのあとには
「やっぱりね!」と懐かしい場所に帰ったときのように深い安心感を得られた1時間だったと感じます。

こうしたセッションはリアルで受けたほうがよさそうですが
ちえさんによると「安心できるスペースで受けていただくことが大切」とのこと。

たしかに、自分の家や部屋、座り慣れた椅子で受けられるのはオンラインセッションの強みですね。

 

自分との対話|インナートークセッション

 

 

インナートークセッションは解決を目的としない

セッション後、ちえさんに短くインタビューさせていただきました。

 

藤井まほ:グリーン
今田ちえ:緋色

 

ちえさんは心理占星術やトートタロットの鑑定もされますが
それらとインナートークの違いは何でしょう?

 

占星術やタロットでは、お客さまの抱える問題を解決していく側面が強いのですが、インナートークは解決を目的としないんです。お客さまが体感している感情をひもとくことで心の奥の望みを言語化していくプロセスであり、着地点としてはそのプロセスやことばがご自分としっくりくればいいという感じです。

 

たしかに、今日のセッションでは「自分と出会った」ように感じました。
しかもそれが初対面ではなく本当はよく知っていた自分だという実感もあって、まさに「しっくり」来ています。

 

そういう感覚を「受け取ったよ」とあらためてご自分に伝えることでセッションを終えたあとからも内なる対話が続いていくかもしれません。一度セッションを受けてご自分の声を聴き取っていただくと、日常生活に戻ったあとも自分のなかにスペースができるからか、前よりイライラしなくなったりするんですよ。

 

パツパツになっている自分の緊張を脱いで素に戻る感じでしょうか。対話だけのセッションなのに興味深いですね。今日のこの1時間をことばで説明するのは難しいのですが、心や頭の中では予想よりもずっと多くのことが起こった気がするし、着地点は意外だったけれど、そのことは前から知っていたような感覚です。
そんなちえさんのインナートークはどんなときにおすすめですか?

 

ことばにできないモヤモヤが胸につかえているとき。頭ではわかっているけれどなかなか行動に移せないとき。言いたいことがうまく言えないとき。誰でもしっくりこない体験を流してしまったり、感じたことを心にしまい込んだりしがちですよね。それでも、なんかひっかかってるんです、というときに、受けてみていただきたいと思います。

 

今日のセッションによって自分が奥底で感じていたことに気づけてよかったです。貴重な体験をありがとうございました!

 

 

(注)からだへのフォーカス
からだの感覚に意識を向けること。床に接している足の裏から足首、ふくらはぎと順に頭まで意識を向けていき、最後にからだ全体を感じる作業。ちえさんのことばの誘導に従って行うことで、「いまここ」にいる感覚を取り戻し、次の対話のプロセスに進む。

 

 

今田ちえ|インナートークセッションのご案内

 

今田ちえ

今田ちえのインナートークセッションにご興味を持たれた方はメニュー詳細をチェックしてみてください。初回はお試し料金で受けていただくことができます。

>> メニュー詳細『インナートークセッション』

>> 今田ちえプロフィール

>> インナートークセッションを受けたお客様のご感想(1)

>> インナートークセッションを受けたお客様のご感想(2)

 

インナートークセッションは、宮崎市(橘通り)の鑑定ルームにおける対面セッション
Zoomによるオンラインセッションにて、承っております。

 

宮崎対面セッション:初回お試し50分4,200円、2回目以降 50分 7,700円 【予約フォーム】

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オンラインセッション(Zoom):初回お試し60分3,000円、2回目以降 60分 6,000円 【予約フォーム】

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