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2024/03/08

『占い師だって、占ってもらいたい!』~2024年4月のブログテーマ

第三の眼では、ほぼ毎月、共通ブログテーマを設定しています。
各メンバーが、占星術やタロット、東洋占術のプロの視点で、そのテーマを料理します。

 

夕雅が提案する2024年4月のブログテーマは…

占い師だって、占ってもらいたい!

 

占い師だって占ってもらいたい!

 

占い師が「占ってもらいたい!」と思うのは別の視点から自分を捉えたい時、でしょうか。

少なくとも夕雅はそう思います。
占星術的にみても心境の変化が起こりやすい時期には、特にそう感じますね。

そういう時には、いつもは自己分析しがちな自分のマインドを一旦脇に置きたくなります。
新鮮な気持ちで自分と向き合いたいから他の方に占って欲しいと思います。

占ってもらった後、占星術に立ち戻り、自分と向き合い、新たな可能性を見つけ出し、学びを深めています。

占い師だって自分探しをしている途中。
時には様々な占術と触れあい、自分に立ち返り模索しているのです(笑)

第三の眼のメンバーが、他の人に占って欲しいと思う時はどんな時なのでしょうか。楽しみです。

夕雅(ゆうが)

 

 

『占い師だって、占ってもらいたい!』をテーマとするブログリンク(最新投稿順)

☞ 占い師もこんなときには誰かに占ってもらいたいのです

藤井まほは、毎年、年末が近づくとタロット占い師のSさんに「年運リーディング」を依頼しています。総合運のみのシンプルな読み方が“年に一度の健康診断”のようで、自分を外側から客観的に見てもらえる点が大きなメリットと感じています。

年運以外にも、気になることがある時には恩師の占星術リーディングを受けます。3〜4年単位の長期的な流れを読み解いてもらうことも。「自分では気づけない視点をもらえる」ことが、他者に占ってもらう大きな価値だと感じています。

藤井まほは、占いを『心の健康や安心につながる“現実的に役立つもの”』と捉えています。自身の鑑定セッションにおいても、大きな流れを踏まえた具体的なアドバイスを相談者に届けることを大切にしています。

星読み占い師・藤井まほ

占星術師が他者のセッション(占い鑑定に限らず)を受ける理由

他者という“鏡”を通して自分を知る重要性

占い師も他者に占ってもらう必要があるのは、医者や美容師などの専門家が、自分ではできないケアを仲間に任せるのと同じ理由です。その理由とは「誰しも自分を客観視することは難しい」。占い師など相談業にたずさわる人にとって 自己メンテナンスは必須 ですが、忙しさの中で自分のことは疎かになりがち。だからこそ他者に“鏡”になってもらい、自分を外側から見つめ直す必要があるのです。

美容師の相互メンテナンスと同じ構造

美容師が仲間同士で髪を切り合い、お互いを練習台として技術を磨くように、占星術師も仲間との相互セッションや研究会を通じて成長していきます。研究会では複数の“鏡”に自分が映し出されるため、自己理解が深まり、最新理論の検証やセッションスタイルの学びも得られます。同じホロスコープでも読み取る内容や伝え方が占星術師ごとに違うのは、美容師が同じ道具を使っていても全く異なるスタイルを生み出すのと同じです。専門家の技術にはパーソナリティや経験が深く反映されるのです。

占いのプロが他者に占ってもらう意義

  1. 語ろうとすることで客観性が生まれる
  2. 自分にない視点を得て行動の選択肢が広がる
  3. 他者のセッションから技術・姿勢を学べる

自分で自分を占っているだけでは得られない体験があり、占ってもらう楽しさや変化の実感が、良いセッションとは何かを理解する助けにもなります。

心理占星術師、Kyoko

 

トートタロットとの出会い  – 2024イヤーリーディングに参加して

トートタロットと心理占星術の実習会で得た「責任」と「成長」の気づき

心理占星術研究会の「2024イヤーリーディング」実習会で、心理占星家の夕雅はトートタロットのリーディングを受けました。今年を象徴するカードはややネガティブな意味を持っていたが、タロティストの解説によってその中に“変化と成長の兆し”を見つけ、前向きに受け止められるようになった。これはハードアスペクトを成長の可能性と捉えるティル式心理占星術と通じる考え方です。

「責任」というテーマの浮上

12枚のカードを振り返る中で、特に心に響いたのは「エンペラー(皇帝)」が象徴する“責任”というキーワード。これまでの夕雅は「誰かへの責任」ばかりを考えていたが、実は “自分に対する責任を果たすこと” こそが重要だと気づかされました。

セッションでは講師から「皇帝のカードにあるのはあなた自身。あなたがセンターにいる」という言葉を受け、自分を認めることを避け続けてきたことに気づきました。今年向き合うべきテーマは「自己の中心に立ち、責任を引き受けること」だと実感しました。

星が示す成長の課題

占星術で見ても「責任・抑圧」を象徴する土星の影響が強まりつつある。土星が求める成長とは、周囲に左右されず、自分の軸で行動できる“自律”を築くこと。今年はエンペラーのように自分を中心に据え、土星の課題を前向きに活かしていきたいと思います。

占ってもらう楽しみ、実践で得る学び、どちらも味わえた

タロティストと占星家がお互いを占い合う実習会で、占ってもらう楽しみ、実践で得る学び、どちらも味わえた充実の会になりました。タロットリーディングは後からじわじわ心に響いてくるのですね。タロットならではの魅力を実感しました。

 

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