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2024/09/30

ペンデュラムとの上手なつきあい方

こんにちは。第三の眼代々木店の西洋占星術師、タロティストの藤井まほです。

先日、あるお客さまからペンデュラムについてのご質問がありました。これ、結構知りたい方も多いことかもしれないので書いてみますね。

 

その方(仮にQさんとします)はご自分でもペンデュラムを使い始めたばかりとのこと。
ご依頼は「ご縁トリートメント」でした。

こちらのメニューでは、招縁、育縁、復縁、浄化という四つのテーマからご希望のご縁について主に星を読んでいきます。

リーディングのあと、四つのご縁のなかからご相談内容に沿ったテーマのアロマミストのボトルに、ペンデュラムで選んだフラワーエッセンスを滴下してお持ち帰りいただくのですが…。
ときどき、四つのうちのどれがいいのかわからない、該当するものが複数ありそう、と言われることもあるのです。

 

 

どんなご縁をサポートするか、ペンデュラムに訊いてみる

 

Qさんは、すでにあったご縁が切れてしまったのかどうかわからない、そのお相手とのご縁について星読みをしたあとでも育縁にすべきか、復縁にしたほうがいいのかまだ自信がないとのこと。

 

そこで、ペンデュラムの出番です。

育縁ミストのボトル、復縁ミストのボトルをテーブル上に並べまして。Qさんの手のひらをボトルにかざしていただいて。

「いまQさんにとってどちらのボトルが必要ですか?」とペンデュラムに質問します。
「育縁」のボトルのときはYESの方向に、「復縁」のボトルではNOの方向に回りました。
そこで、この時は「育縁」のアロマミストをお持ち帰りいただいたわけです。

 

セッションのあと、Qさんからメールでこんな質問をいただきました。

 

「あのとき、ペンデュラムの答えは『育縁』にYESでしたが、あれはペンデュラムが選んでくれたのか、それともわたしの望みが反映されたものなんですか?」

 

ああ〜これ、よくある疑問ですよね。

使い始めた当初は、ペンデュラムは回るけど、 自分が無意識に希望する方向に回しているんじゃないか? って不思議に思っちゃいます。

ましてや、Qさんは心のどこかで「このご縁はまだ切れてない」と思いたいし、それなら復縁より育縁だといいなと願っていたんですね。その願いを「ペンデュラムが読んだんじゃないか」と考えるのは自然なことです。

 

でもね。まず、ペンデュラムそのものに意志があるわけではないのです。残念ながらわたしたちに優しくしようとか思ってません(笑)。

いろいろな考え方があるとは思うんですが、わたしはペンデュラムはある種のエネルギーを受け取る道具、言い換えると「何か」を「降ろす」ための道具だと考えています。ペンデュラムを使う人が無色透明になるほど、その「何か」を降ろしやすくなる。その仕組みというが自分の消し方の加減が初心者にはわかりにくいので、「自分が回しちゃったのかな」と気になってしまうんですね。

 

ペンデュラムと同じ仕組みを使うものの一つが地下水や地下に埋まったもの(見えないもの)を探すロッド・ダウジングです(厳密にはどちらも「ダウジング」で、ペンデュラムを使う場合もダウジングと呼ばれます)。

地下水の流れを探すには、木や金属の棒を前に突き出すようにして歩きます。棒の動きが変わったところの地下を掘れば水源が見つかるといわれています。

 

ダウジング(英語: Dowsing)は、地下水や貴金属の鉱脈など隠れた物を、棒や振り子などの装置の動きによって発見できると謳う手法。ダウジングで用いられる用具にはペンデュラム・ダウジング(振り子)、ロッド・ダウジング(L字形・Y字形の棒)などの種類がある。
Wikipediaより

 

この場合、道具の魔術性がなくても効果を上げるらしいんですね(ハシバミの枝を使う場合もあるし、ただの金属の棒を使う場合も)。

天然石のお店や魔術道具屋さんでは、パワーのありそうな美しいペンデュラムが置いてあります。それを使うのも素敵なことなんですが、実はボタンに糸を通したものも同じように使えます。髪が長ければ、自分の髪を1本切ったのも糸の代わりになりますし、チャームやペンダントヘッドを通したチェーンでもペンデュラムとして使えますよ。
(出先で、あ、ペンデュラム家に置いてきちゃった!というときにはお試しあれ。ちなみにわたしがペンデュラムとして使っているのはこのチェーンとメダイユです)

 

 

 

 

大切なのは、ペンデュラムとの関係性と、いつも言っていますが問いができるだけクリアであること。

Qさんのご質問には、こうお返事しました。

 

「わたしは、ペンデュラムは基本的にyes/noの答えを教えてくれるものとして使ってます。
あのときは育縁と復縁と「どちらがいいですか?」で「育縁」にyesということでしたよね。

どっちのほうがいいか?という質問に対して、文字通り(ベタに)どっちのほうがいいかを教えてくれているだけと考えるので、(Qさんのお望みとは関係なく)「育縁がいい」というのが「答え」だと思います。

もしも「自分の望み」を聞きたい場合は「わたしの望んでいるのはどちらですか?」を聞くべきかもしれません」

 

ペンデュラムはどんな質問に答えてくれるのか

 

今日のお昼は何を食べようかな、という質問はペンデュラムで答えを出すには難しすぎます。選択肢が多いので。

二択にして「おにぎりとパスタ、どちらがいいいですか? おにぎりは?→YES /NO、パスタは?→YES /NO」ならば可能です。

いくつかから選びたい場合、付箋のような小さな紙を用意して1枚ずつ「おにぎり、パスタ、牛丼、唐揚げ弁当」などと書いて、それぞれの上でペンデュラムを回すこともできますね。
ペンデュラムとつきあっていくうちにだんだんと質問のコツも掴めてくるでしょう。

 

先ほども書いたようにペンデュラムに意志や考えがあるわけではなく、ロッド・ダウジングならば地下に埋まって「見えない水脈を人間の目にも見える形で見せてくれる」道具です。
ロッドに備わっているのは、そこに水があるのかないのかで違ってくるエネルギー(それはわたしたちの体を通してロッドに伝わるのだと思います)を感知する力。
ダウザーはそれを利用しているのです。

 

ペンデュラムは、お昼に「これを食べたい」と思っている潜在的な望みを「当てる」のではなく、あなたがお昼に「食べたらよさそうなもの」を「見せて」くれるものだと言えるでしょう。

でも、いまわたしの体が欲している成分がより多く含まれているものはどれですか?という問いであれば、それは「望み」を「当てる」に近くなってきますね。

そういう意味ではご相談者のお望みと、わたしのいう「エネルギー」はもっともっと近いものになってくるかもしれません。
ただ、いうまでもなく、知りたいことになるべく近い質問を考えることが大切ですけれども。

 

ペンデュラムとのつきあい方がわからない方、興味があるけれどまだ試したことがない方、少しご参考になったでしょうか?(^^)

 

藤井まほ10月から11月のスケジュール

 

昨年同様、今年も「対人関係がテーマの月間」ということで10月と11月は「ご縁トリートメント」メニューを10%オフでご提供させていただきます。
(10月2日は勝手ながらお休みをいただきますので、キャンペーン期間の担当日は10月12日、16日、30日、11月6日、9日、20日の予定です)

 

詳しくはこちらの記事をご覧ください
星読みとお守りミストで対人関係の悩みをサポート

10月の担当日:

10月12日(土)、10月16日(水)、10月30日(水)

都合により10月2日はお休みさせていただきます。ご了承くださいませ。

10月10日以降、上記以外でご希望の日時がありましたら、代々木店のスケジュールをご覧の上、担当占い師のいない日から選んでご希望をお知らせくださいませ

メールアドレス↓
maho@daisannome.biz

お問い合わせ、ご予約お待ちしております

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