BLOG 占星家・タロティストのブログ BLOG 占星家・タロティストのブログ

2022/09/30

占星術を知ってよかったこと

こんにちは。代々木店の占星術師、藤井まほです。

わたしが占星術を知って、少しかじって、さらに学んでみてよかったことはいくつもあるのですが、今日はそのなかのひとつについて。
それは、占星術を通じて自分の癖を知って、それまでぐるぐるしていて出られなかった枠の外に目を向けられた点です。

ホロスコープから読めるその人の「癖」と「伸びしろ」

この「癖」や「枠」というのは、幼少期からの刷り込みや教育、経験に基づいて、自分でつくっていることが多いんですね。でも自分ではなかなか気づけない。
占星術は、「それはたしかにそう、生まれたときのホロスコープに出ています。でも、同じホロスコープからこんな伸びしろがあると読めるよ」と教えてくれます。癖と伸びしろは、ある意味、1枚のコインの両面なのです

たとえば、わたしは射手座に太陽があるときに生まれました。出生時のホロスコープではほかの天体も複数射手座にあって、占星術的に言えば「射手座の強いひと」です。
簡単な星占いだと射手座生まれは「海外に縁がありますね」「理想が高いですね」「勉強好きですね」みたいに書いてあります。もうちょっと深いと、「遠いところばっかり見て足下を見ないタイプ」とある。

さらに深く読むなら、「理想が高いが、そんなの無理と言われ続けたり、理想に届かない挫折経験を繰り返すと、最初から『どうせ無理だもんね』と諦めやすい癖があるかもよ?」とも言えるわけです。(このあたりをどう引き出していくかが占星術師によって少し異なっていて、星読みの個性にもつながっていきます)

挫折や失敗を繰り返すと、理想は高くても「それなら最初からやりません」「途中でもやめちゃいます」という「縮こまった射手座生まれ」のできあがりです。
いろいろなことに手を出すけれどいまいち極めきれなかったのは、設定した理想が高すぎて「やっぱり無理」と自分から投げ出しちゃってたからなのですね。

というのは、わたしの例ですが(すべての射手座生まれさんがそうだというわけではありません)。
もし、わたしがわたしの星を読むとするならば……。縮こまってしまったのは後天的についた「癖」なので、おおもとの「高い理想をもてる」をどのように生かしていくか、一緒に考えましょう。本当にやりたいことってなんですか?みたいな方向にセッションを持っていくと思います。
行き詰まりやすい「癖」もあるけど「伸びしろ」もあるのだから、そこを生かそうと考えるわけです。

 

「なぜこうなった?」と「ここからどうする?」の2本立て

わたしのセッションでは、「なぜこんなにこんがらがってしまったのか」「なにゆえいつもここで行き止まりなのか」を解読するのはもちろんなのですが、可能な限り、そこからちょっとでも先に進むために、今日から・明日からできる具体的な行動もご提案するようにしています。(持病の腰痛が出るのが不安で好きな旅行に行けませんというお客さまにはコルセットを使ってみたら?とご提案するくらい具体的です・笑)。

お客さまのご希望に応じて、その先の「タイミングリスト」(行動を起こすのによい日や、こんな出来事がありそうという日付のリスト)を作成し、ご提供するオプションもあります。

 

画像は自分の行く道をカンテラの光で照らして歩いていく隠者のカード(愛用のタロットカードを撮りました)。

光が差して未来がちょっとだけでも見えてくると、元気になるものですよね。そんな形で占星術を役立てていただければと願っています。

 

『占い & 占い師との上手な付き合い方』~2020年1月のブログテーマ~

カテゴリ一覧

アーカイブ