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2024/03/29

冥王星に導かれた占い師への道

 

こんにちは、あさぎ真那です。

第三の眼・代々木店で第1・3・5木曜と第2日曜を担当しています。

 

3月下旬に入店したばかりですので、

今日は『なぜ、どのように、占星術、タロットのプロになったのか?

というテーマで書いてみたいと思います。

 

人生とは不思議なもので、10年前の私は、

10年後に占い師をしているなんて、

これっぽっちも想像していませんでした。

 

私は長い間、日本と海外を行ったり来たりして

現地の古典音楽を学ぶという生活をしていました。

食べていくためにいろんな仕事に就きましたが、

音楽で食べていけるようになりたいとは

これっぽっちも思っていなかったのです。

 

4ハウスに土星があるせいか、

仕事は家賃を払うためのものという意識が強く、

大好きな音楽は、泥臭さとは無縁に、

きれいなままにしておきたかったのでした。

 

それで、エネルギーを注ぐのは音楽と瞑想に集中させて、

食べていけるだけの仕事をこなし、

興味のあったタロットや占星術は

封印していた時期もありました。

 

定職をもたない私は、

「自分が何者か」を説明する社会的アイデンティティに悩んでいました。

フリーランスで実務翻訳の仕事をするようになってからは

「翻訳の仕事をやっています」と言えば周りは納得してくれたのですが、

本当にやりたいことではなかったので、

どこかしっくりこないものがあったのです。

 

海王星(音楽と瞑想)は10ハウスにあって土星の真向かい。

理想と現実の葛藤。

その対立を調停する位置にいるのが冥王星です。

土星と対峙して、10ハウスに入っている海王星は

きれいなままはいられません。

ソーラーアークの太陽が冥王星に到達し、

ソーラーアークの冥王星がMCに到達する時期に、

いろんなことが起こりました。

占いをはじめ、さまざまなことへの興味が復活し(抑えていた蓋が開き)、

それと同時に、音楽を続ける気力をくじかれるような出来事がありました。

 

人を占うようになったのは、

自己理解を深めるために習い始めたトートタロットの教室で、

イベントに参加したのがきっかけでした。

まったく自信はなかったものの、

やってみると意外に面白かったのです。

その後、フラワーエッセンスなども使って

個人でホリスティック・カウンセリングを始めました。

タロットの先輩から占いのお店のご紹介も受けたのですが、

その頃は忙しかったこともあったし、

「占い師」としてやっていく気はまだなかったので、

もったいないことにお断りしていました。

 

その後、占い師としての経験を積みたくなり、

某占いチェーン店での仕事に就きます。

それからも紆余曲折ありましたが、

今回kyokoさんに第三の眼のお話をいただいて、

こうしてブログを書いているわけです。

 

実は、この2つのソーラーアークの時期に、

出生図のアセンダントを最初にトランジット冥王星が、

次にトランジット土星が通過し、

それからソーラーアークの海王星がのってきました。

まさに、「私は音楽をやる人」というアイデンティティが破壊され、

社会的アイデンティティを土星に問われ、

結果的に、海王星的な「占い師」というアイデンティティをもつことになったのです。

 

ちなみに、これに気づいたのは、

現在参加中の「冥王星を癒す研究会」のレポートに取り組んだときでした。

なんと、この研究会が始まった1ヵ月後に

ソーラーアークの冥王星が太陽と月のミッドポイントに到達しています。

 

冥王星のイニシエーションをたっぷりと受けて

すっかり思いもよらぬ方向に来てしまった私ですが、

渦中にいるときは何が起こっているのかなんて全然わからなかったのです。

後ろを振り返っていた時期もありましたが、

今では、人生を紐解くお手伝いをさせていただける占い師という仕事を楽しんでいます。

 

私と一緒に人生を紐解いてみませんか?

第三の眼・代々木店でお待ちしています。

 

『なぜ、どのように、占星術やタロットのプロになったのか』 ~2018年9月のブログテーマ~

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