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2024/03/30

個人の感性は[目に見えない貴重な資産]であり[強み]

こんにちは。大阪&オンラインで心理占星術セッションをしているKyokoです。

Nobukoさんが設定したブログテーマ[感性]について

ノエルティル式心理占星家の立場から考えてみます。

 

… しかし、感性とは、難しいテーマですね。

[感性]と[感覚]は似ているようで、違うし….

すごくバクっとした、定義が難しい言葉だなと思ってググってみました。

そんな中、一番、しっくりきたのが心理学者の三浦佳世さんの定義です。

事物に対する感受性、とりわけ、対象の内包する多義的であいまいな情報に対する直感的な能力
高速で行われるところの帰属要因ならびに処理過程に関する情報の選択、あるいは統合に対する無自覚性を特徴とする、処理に対する能力で、主に評価の形で表現されるもの
無自覚的・直感的・情報統合的にくだす印象評価判断能力

Wikipedia 感性

 

まとめると、感性とは
『私達が無自覚に行っている印象評価』
ということになるでしょうか。

 

Nobukoさんは、霊能力を使って占いの仕事をされますが、

このテーマのブログから想像するに、ご本人的には

『霊能力とされるものは感性の一種』

という感覚をお持ちなのかもしれません。

 

感性や霊能力は、天性のものと思われていますが
実はトレーニングによって磨くことができます。

 

昔、サイキック能力を開発するプログラムを受講していたとき

[感覚を磨く]ことが、非常に重視されていました。

 

具体的には….

聴覚、視覚、触覚などを鋭敏にする訓練を日々、自分に課すことが求められるのです。

 

大勢の人々が話している中で、小声で話している人の言葉を聞きわけるとか。

画像を見て、その画像を画像のまま記憶するとか。

エネルギーを触覚で感じるとか、ですね。

 

その先生の考えでは

霊能力のベースに[鋭敏な感覚]がある、ということなのです。

ただ[感覚だけ]ではダメなんですけれども….。

 

訓練によって、感覚、ひいては、感性は磨かれていきますが、さぼると、錆びついていきます。

だから真面目に訓練をし続ける人は、いつしか、能力をつけていくのです。

 

霊能力にかかわらず、日々、無意識に当たり前にトレーニングしている、という分野があれば

その人ならではの飛びぬけた感性になっていくのではないでしょうか。

 

日々、無意識に行っていること、トレーニングしていることが、私たちの感性を磨いている。

ということは、日々、仕事として取り組んでいる分野の感性は、発達しやすいということになります。

5年、10年経てば、それにかけている時間や労力は莫大なものになりますから。

 

仕事は感性を磨く格好の場

 

例えば、カスタマーサポートを長年していた友人は

やばいお客様から電話がかかってきそうな雰囲気を事前に察知するというのです。

その感覚が起きると、すかさず、タバコを吸いに行く。

しばらくして席に戻ってみると、

同僚が大変なクレーム(カスタマーハラスメント)に苦慮している場面に出くわす、

ということがよくあったそうです。

 

何度も大変な目に遭いながら身に着けてきた感性なのでしょうが

もはや、霊能力に近いものを感じます。

そして、この感性は、普段の生活の中でも[危機察知能力]として

無自覚に活かされているのではないでしょうか。

 

私たちが、3年、10年、20年と、日々、仕事として取り組んでいることを通じて

研ぎ澄まされている感性は、誰にでも存在していて

本人は、その貴重な資産に無自覚だったりすることはよくあることだと思います。

 

その感性は、まったく違う職種に転職したとしても、活かされるものですから

私の適職分析の占星術メニュー[天職プロファイリング]では

そういう[目に見えない資産]も対話を通じて確認する作業を行っています。

 

今、思えば、その[目に見えない資産]が[感性]ということになるのかなと思います。

自分の[鍛えられてきた感性]を自覚することは、自分の強みを自覚することだと思います。

 

結論として私が考える[感性]とは…

身体感覚、感情、経験値、そして、目には見えない何か
Body Mind Spiritを総動員したホリスティックな判断

ではないか、と私は感じています。

 

ホロスコープ上の一部の象徴で、その人の感性を分析することはできません。

私定義の感性の場合は

ホロスコープ全体(心・体・精神)を総動員して感じた印象をもとに

ナチュラルに行っている評価や判断、ということになります。

 

ティル心理占星術の欲求理論で説明するとすれば

独自の感性とは

自らのホロスコープが象徴する欲求(必要性)を

統合的かつクリエイティブに発揮した結果、発揮されるということになります。

 

そして、感性は

日々、取り組んでいる仕事を通じて鍛え上げられるという形で

どんどん成長していくのだと思います。

 

 

ご参考….

感性は英語のsensibilityの訳語として用いられてきましたが意味的にイコールとは言えません。

それゆえ、感性工学の研究者は、感性について英語で発信する際に
sensibilityやaestheticsとは訳さず、Kanseiと表現しているそうです。

 

 

『感性』~2024年2月のブログテーマ~

『個性や強みの見つけ方』~2020年6月のブログテーマ~

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