こんにちは。第三の眼・大阪＆オンラインで心理占星術セッションをしているKyokoです。

3月のブログテーマ
『なんだかうまくいかないな〜と感じている人へ、占い師からのアドバイス』

について、ノエルティル式心理占星家の立場から考えてみます。

一時的な不調なのか？
それとも、もっと根深いものなのか？

「なんだかうまくいかないな～」と感じるときは

うまくいかない原因が、はっきりしないときですよね。

わからないから、どう対処していいか分からない

原因さえわかったら対処できるのに…..

そして「なんだかうまくいかないな～」と感じるときって

「なんだかツイてないな～」という気持ちも含まれているような気もします。

おそらく、一時的な『うまくいかない感』『ツイてない感』『ちぐはぐな感じ』は

まほさんがおっしゃるように

月（ツキ）のサインが示すような半日から数日単位で瞬く間に去っていく運気の流れや

その他の動きの速い天体（太陽・水星・金星・火星）の影響が関係していることもありえます。

そういう場合は、しばらくすると、また、いつもの好調さが戻ってきたりしますね。

一方で、土星・天王星・海王星・冥王星のように公転周期が長く

1年から数年単位の影響力を持つ天体から刺激を受けている可能性も考えられるのです。

その場合は、一進一退が続き、なかなか抜け出せない感が出てくるかもしれません。

まずは…

数日、数時間レベルで変化していく月などの影響を受けて、うまくいかない気分なのか

数年単位で居座る天体の影響を受けて、うまくいかない感じが出てきたのか

見極めたいところです。

『うまくいかない感』のレベルが違ってくるからです。

数年前までは、このやり方で、うまくまわっていた。

けれども最近は、同じことを続けていても、うまくいかなくなってきた。

この感じがあれば、後者でしょう。

いろいろ対策を講じた上での嘆息という意味での

「なんだかうまくいかないな～」という感じがあれば、後者の可能性があります。

そういう時、

『今はツキがない』『運気が悪い時なのかな？』『いつまで続くんだろう？』

そんな風に感じて、占星術師のもとを訪れる人も多いのです。

ただし…. 『うまくいかない時』を、単純に『ツキがない時』とは、心理占星術師は考えません。

『気付き or 変化 or 成長を促されているとき』と考えます。

実際、いろんな人の、お話を伺っていると

「なんだかうまくいかなかった時期」を数年経ってから振り返ってみたとき

「それを経験する必要があった」という感覚をお持ちであることが多いのです。

「あの時期、あの試練がなければ、今の私はない」

という言葉は、よく伺う言葉のナンバーワンです。

より自分らしい人生に転換していくためのステップとして

『うまくいかない時期』があったと感じておられるのですね。

私自身も、そのような『大転換』の経験をしています。

たとえば［健康］というテーマで考えてみたとき

風邪のように１週間程度で治癒していくものもあれば

大病の前兆として、ちょっとした不調があらわれることもあります。

そんな初期の不調に早めに対処すると、大病を免れるかもしれません。

逆に、不調があっても、「時間が経てば自然に治っていくだろう』と

がまんして、耐えて、突然倒れる方もいらっしゃいます。

「なんだかうまくいかないなぁ」は軌道修正を促すサイン

健康に限らず「なんだかうまくいかないなぁ」

「なんか調子悪いなぁ」という感じを無視せず

生活をふりかえってみて、小さなうちに軌道修正できるなら

その小さなアラームは、非常に役にたつ親切なメッセージです。

私自身は、なんだかうまくいかない感がある場合、体が硬くなってくることが多いです。

そして夜に歯ぎしりをしていたりします。

そういう時は決まって…

睡眠不足

運動不足

食事の偏り

休みをとっていない

事務処理がたまっている

という現象があります。

体を大切にしていなかったり

雑事をおろそかにしていたり

生活全体のバランスが崩れています。

土のサインが相対的に弱い私のパターンです。

そんな［土弱型］の私の場合は

衣食住を修正してみたり

たまった書類を整理してみたりすると

うまくまわりはじめることは多いですね。

そんな風に…

誰しも陥りやすい不調のパターンがあると思いますし

ある程度の年齢になると、自分の不調の原因は、重々承知のことも多いはず。

わかっちゃいるけど、パターンを完全に脱することはなかなか難しい。

だからこそ、定期的に不調期がやってくるわけで。

反省しては、ぶり返し、反省しては、ぶり返しです。

対処法としては、自分の弱点に目を背けず

まず、小さなことからでも、取り組みましょう！！！

…. 今、自分に向けて言った（笑）

大きな転機には、もっと深い修正が必要になる

けれども、それらを修正しても、あまり変わらない。

よくよく考えても、原因がわからない時はあります。

そういうとき、ホロスコープは役にたちます。

長期的に影響する外的要因、内的要因も推測できるからです。

そこを窓口に、自分自身について、様々な気づきを得ていくことができます。

いずれにせよ….

なんだかうまくいかないな～のレベルが

数日とか１週間ではなく、長くなりつつあるなぁと感じられておられるなら

占星術師のもとをたずねてみるのも一案です。

どの天体の影響が、どのような分野に及んでいるのか

それらが影響する期間、そして、ピークはいつなのか。

変化が必要とされている分野や

この時期を有意義に活用するための考え方や行動指針など。

目に見える現象の裏にある深層心理まで….象徴から考えることができます。

不調のとき、医者にかかって原因がわかると、それだけで心の重荷がおりる。

そんな経験ありませんか？

占星術セッションにも、似たような効果があるのです。

そこに原因があったんだ！！

そこに取り組めばいいんだ！！

と納得できれば、つぎの段階に進めますし

今の「原因不明のうまくいかない状態」を抜け出すことができます。

さらに、心理占星術によるホロスコープ分析を参考にすれば

現在の不調の要因を分析できるだけでなく

より深い根本的な要因に目を向けるチャンスになるかもしれません。

なお、ノエル・ティル式心理占星術コンサルテーションでは

専門用語を使わず、お客様と対話をしながら、セッションを進めていきます。

星は何もしない、物事を動かすのは人間です。

ティル式心理占星家は、運命決定論者ではありません。

今の状態を、ツイてる、ツイてないで終わらせず

星の影響をクリエイティブに役立てていくために、どう行動していけばよいか。

お客様の現状に合わせて、共に対策を考えていくことを喜びとしています。