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2025/08/31
あのとき冥王星が来て、占星術を学び始めました
こんにちは。第三の眼代々木店の西洋占星術師、タロティストの藤井まほです。
先日、占星術を学び始めたきっかけを訊かれ、いったいどういう経緯で勉強を始めたのだっけ?と振り返る機会がありました。
今日のコラムはこちらのテーマにも少し関わっています。
ブログテーマ 『なぜ、どのように、占星術やタロットのプロになったのか』
「出生ホロスコープの太陽に、冥王星が近づいている!」
わたしが占星術を学び始めたのはもう20年も前になります。
その頃、冥王星は射手座の後半度数をゆっくり運行中でした(といっても、当時はまったく知識がなかったのでそのスピードが「ゆっくり」なのかどうかもよくわからなかったくらいです)。
わたしは射手座生まれ。出生ホロスコープの太陽は射手座の最後のほうの度数にあり、まさにその頃冥王星がそのポイントに向かって進みつつあったのです。
にわか知識しかなかったものの、太陽は生命の象徴と言われていて、そこに「死と再生」の象徴である冥王星が近づいているなんて怖くないですか?(ガクブル)
でも本当のところはどうなの?と知るために、そのとき西洋占星術を学び始めたのでした。
まさか、プロの占い師になるとは思いもしませんでしたが。
身をもって冥王星トランジットを体験した日々
冥王星が出生の太陽に最初にコンタクトしたのは2007年。
学び始めてから2年弱で「トランジット天体が出生天体にコンタクトする意味」(このときのわたしの例では、トランジット冥王星が出生太陽にコンジャンクション)をしっかり理解できていたかというと、そんなことはありませんでした。
何人もの先生の講座を聴き、本を読み漁ったけれど、間に合わなかったというべきでしょうか……。
そんなわけで、この冥王星トランジットは教科書よりも実体験をもって学んだというのがより正確かもしれません。
それくらい冥王星のパンチは強くて、ある意味「趣味で学んでいる(当時)占星術の知識」なんて吹っ飛ばし、忘れさせてしまうほどのインパクトがあったのです。いまにして思えば。
そんなことを書くと、いま冥王星のトランジットが気になっている方は不安になりますよね。
でも、いま占星術師となって考えるのは、冥王星というのは以前のわたしのように多くの人が不安に思うような形では作用しないのではないかということです。
冥王星の遅いスピードを考えると、いまの世界を生きている人で今後冥王星の出生太陽へのコンタクトを経験する方はごく一部に限られます。
そう考えるとあまり参考にはならないかもしれませんが、冥王星によって通ることになったガタガタ道を、ボロボロになりながらもなんとか通過した人間として、生きてたよ、大丈夫だったよという話をまず書いてみますね。
冥王星が来た頃にはライターからマダムに
その当時までわたしは雑誌のライターとしてのキャリアが長く、本の出版自体は30歳の頃から何度か経験していましたが、2006年には10年近く担当していた思い入れ深いインタビューの本が2冊出版され、ひとつの区切りのように思えていました。
世の中を見渡すと、一生ひとつの仕事に従事する人もいれば、いくつかの職業を転々としたり、人生半ばで突然方向転換して二つ目の仕事に切り替える人などいろいろです。
わたしの場合複数の仕事を同時にするのは苦にならないものの、2006年の時点ではなんとなくこのままライターとしてやっていくんだろうなという漠然とした将来のイメージを描いていたのです。
(仕事や社会活動を象徴する10ハウスが射手座=複数の仕事を同時にやる、もしくは職を転々とするタイプ)
その一方で、2005年に現在のパートナー(料理人)と一緒になり、彼が新たにレストランを立ち上げたのが2007年。
オットのレストラン開店に向けて物件探しを手伝い、場所が決まったら開店準備を手伝い、ホール係や調理アシスタントも含めあらゆる雑用を手伝っているうちに、2007年の開店以降マダムとしてフルタイムで店に立つことになってしまいました。
その結果、それまでやらせていただいていた雑誌の連載は終了し、単発で取材のオファーをいただいても物理的にお応えできなくてお断りするケースが増え、気づけばライターの仕事はゼロに。
レストランの仕事は面白かったのですが、その一方でライターとしてのわたしってどうなっちゃったの? オットを支えるのが仕事になっちゃったの?という不安はずっと感じていました。
何しろお店の仕事は初めて、調理の経験もゼロ。自信もゼロ。この先これをやっていく覚悟もないまま始めてしまったんですね。
ただ言えることは、これ以外の選択肢はなかった。いま思えばこれこそが、くっきりと「白か黒か」を迫る冥王星の性質です。
占星術を学び始めた頃、冥王星はわたしの出生ホロスコープの10ハウス(を運行していました。冥王星は、通る道をブルドーザーのように乱暴に均していきます。
そして、冥王星が山羊座に入ってからはパートナーの出生ホロスコープの複数の天体にかかり始め、主にリーマンショックの影響を大きく受けて2009年に経営不振からレストランを閉店することに……。
レストランを閉め無職状態のときにご縁あって……
わたしのキャリア的側面から言えば、「レストランの仕事を手伝うためにライターとしてはある意味筆を折ったのに、閉店してしまったらどうしたらいいの?」ですよね?
でも、そのような回り道をしたのは決して無駄でも偶然でもなかったのだなと思わされることが起こります。
その年の秋、ライター時代にお世話になっていた編集者の結婚祝いパーティに招かれたとき、お祝いのために集まった懐かしいスタッフの方々に「最近どうしてる?」と訊かれまくりました。
レストランを閉めたことはなんとなく伝わっていたのでしょうか。
そこで「数年前から占星術の勉強をしていて、これが面白いんですよ♪」と答えたところ、一人の方に「わ、いまちょうど星占いがわかる人を探していたんです! まほさんなら文章も書けるから是非お願いします」と言っていただき、それがきっかけで再びライターとして占星術コンテンツ制作のお手伝いをすることになったのでした。
そんなわけで、占い師としてプロになるよりも前に占いコンテンツの執筆というところから占いの仕事を始めることになりました。
それもこれももともとライターの仕事をしていたからで、なのに一回それをゼロにしてレストランを手伝って、さらにそこが閉店してほぼ無職同然になったところに、占いコンテンツを書く仕事が降ってきたという曲がりくねった流れです。
まさに「死と再生」の天体、冥王星の面目躍如ですね(笑)。
そして現在は占い師となり、こうして第三の眼のブログでみなさんに向けて記事を書いています。
ちなみに、占いコンテンツの仕事とそれ以外の記事の執筆を並行して請け負いながら、占いをして鑑定料をいただくまでには1年ほど間があいています。
といっても実はそちらのほうがあっさりしていて、ある方の占星術鑑定を受けたときに、「そんなに勉強しているなら来月企画しているイベントに一緒に出てみませんか」と声をかけていただいてデビューしたという経緯です。
コラムのテーマに沿って結論だけ書けば、若い頃から占いのプロを目指していたとか、占いで収入を得ようとしたというよりも、ご縁がご縁を呼んで気づいたらこうなっていた形でしょうか。
これも出生ホロスコープの特徴、10天体のうち7天体とMC(仕事や社会活動の10ハウスが始まるところです)が柔軟宮サインにあることと関係しているのですが、このことはまた改めて別の稿に書きますね。
あのときの冥王星とは何だったのか、振り返る
冥王星だけでなく天王星と海王星も含めたトランスサタニアン3天体は、わたしたちの日常のレベルを超えた大きな転機、変容をもたらすものとされています。
わたしのように「ほかの選択肢がなかったから」「否応なく」ただ一本の道を行くしかないという場合もよくあります。
並の人間には計り知れないスケールで物事が起こるので、思い描いていた個々の人生のストーリーを「破壊された」「叩き潰された」と感じることも多いのです。
わたし自身、まるで冥王星の運行と連動するようにそれまでのキャリアを投げ出さなければならなかったり、事業が失敗したりと、悔しく、悲しい経験をしました。
ただ、もしライターを一度やめていなかったら、占い師にはなっていなかったかもしれません。もしレストランで働いていなかったら、占い師を始めてから初めて接客の経験を積む必要があったかもしれません。
たらればを言っても意味はないのですが、この「曲がりくねった道」はそうなるようにできていたのかなと思うこともよくあります。
特に、冥王星が「占星術」の象徴でもあることを思うと、この曲がりくねった道は非常に興味深いのです。
人間には感情があるので、挫折や失敗には心が折られますし、思うように物事が進まなければ長いこと落ち込んでなかなか浮上できないのは無理もありません。
トランスサタニアンとのコンタクトで起こったできごとを「これは死と再生の冥王星の仕業だから」と軽く交わせるなんてことは、たとえ占星術の理解がベースにあったとしても難しいのではないかと思います。
ただ、死と再生の星が太陽にコンタクトするから「死ぬんじゃないか」といった不安を抱くのはちょっと違うと思うのです。
まずはもう少し調べてみましょう(いまはAIも使えますよね)。
それでも不安だったりわからないことがあれば、占星術師に聞いてみましょう。鑑定の間であっても、占星術上の小さな疑問にも細かくお答えできますよ!
現在、冥王星は水瓶座を進んでいます。水瓶、獅子、牡牛、蠍に天体やアセンダント、MCなどがある方は、この冥王星のトランジットをなんらかの形で感じていらっしゃるかもしれません。
死と再生の星が来ているなどと言われてなんとなく怖いなと思ったら、いまどんな星の動きが起こっているかを確認することもできますよ。セッションで不安を解消しませんか?
藤井まほの鑑定では「なぜこうなってしまったのか」を紐解くこともしますが、何より、あなたの「現在地」はどうなっていて、あなたの「こうなりたい」のためにできることは何かをセッションを通じてお伝えしたいと願っています。
気になる方は、鑑定にお越しくださいね。
■第三の眼代々木店 9月の担当日
9月3日(水)、13日(土)
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メール: maho@daisannomeドットbiz 宛に第三希望までの日時をお書き添えの上お申し込みくださいませ。
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