こんにちは！

北海道（函館）支部＆オンラインで、心理占星術コンサルテーションをしている
夕雅(ゆうが)です。

急に秋が深まり、寒暖差の激しい毎日が続いていますが、皆さん、体調崩されてはいませんか？

今回は、生まれた時刻が分からない方のための占星術によるアプローチを紹介します。

生れた時刻を占星術で探るには？

占星術のセッションを受けたいけれど、生まれた時刻が分からないから諦めている…という方、少なからずおられるのではないでしょうか。

確かに占星術では出生データ(生年月日、出生地、出生時刻)の正確さが重要です。
特に心理占星術によるコンサルテーションでは、才能や適職、その方の内面(心理的傾向)について話をしていくので、できるだけ正確なデータから出生図を作成する必要があります。
母子手帳があれば出生時刻が書かれてあるので容易に調べることが出来ますが、紛失してしまった時は周りの人から大体の事を聞くぐらいしかできませんよね…。

そんな時に占星術による出生時刻を探る手立てがあるのです。
それがレクティフィケーション(出生時刻の推定)です。

レクティフィケーション(rectification)とは…

修正 、矯正。何らかの誤りや不正確さをただす行為、又は
その結果。

weblioより

ホロスコープは語る

ノエル・ティル式心理占星術によるコンサルテーションではいつも、
クライアントと過去に関するお話をします。
その方の人となりや内面を深く知るためですが、出生時刻が確かなものであるかを確認するためでもあります。

コンサルテーション前にいくつか準備し当日お聞きしますが、実際伺ってみても印象深い経験をされた方が多いですね。
それくらい、正確な出生データで作られたホロスコープは、コンサルテーションを通してその方の人生を語るのです。
もちろん、ホロスコープだけではわかりません。
現実を生きているご本人が自身をどう表現されてきているか、ホロスコープの特徴と見比べながらセッションで確認していく事が重要ですが、会話で確認していくと、更に洗練された情報がホロスコープから飛び込んでくるのです。
クライアントの人生とホロスコープが呼応していくと、会話の内容も自然と深まっていきます。
時には人生のテーマへ私たちを導き、クライアントが知りたがっていたこれからの自分についてもたくさんのヒントを与えてくれます。

しかし、出生時刻が正確でない時、実際に起こった出来事とホロスコープから見える過去の時期表示がかみ合わなくなる場合が多くなります。
クライアントの性格や考え方などは、生まれた時刻が分からなくても天体とサインとの関係からある程度わかります。
ただ、その方が経験される領域や心理面のどのあたりに特徴的に表れるのか、まではわかりません。
どれくらい時刻について分かっているかにもよりますが、大体の事は分かっても深いところまでの話にはいかないケースが多くなるでしょう。

出生時刻が分からない、または分かっていてもホロスコープと自分とのつながりが感じられない時、占星術で出生時刻の推測ができるとしたら…。
ちょっと興味が湧いてきませんか？

推測の要は情報です

もし、ホロスコープが人生と呼応するなら、ホロスコープの推定にもその方の人生に関する情報が必要ということになりますね。

レクティフィケーションしていくうえで重要なことは、その人物についてどれだけの情報を持っているかです。
自分について考察する場合は過去を振り返ったり、内面についても考えることが出来ますが、よく知らない相手の場合は難しくなります。
ほとんどは自分を考察するケースが多いですが、改めて自分を振り返るとよく分からなくなる、と感じる方もいるかと思います。
特に、短所はすぐに出てくるけれど、長所がなかなか見つからないと思いがちな方。
自分を冷静に見られる人って実は少ないかもしれませんが、自分を過小評価しているだけかもしれません。

自分について考えることが難しく思う方は、友人など身近な人に聞いてみると良いでしょう。

情報が多ければ多いほど推測が深まります。ホロスコープのアセンダントや月のサインの手掛かりもつかみやすくなります。
アセンダントはその人自身に関することを表します。自分では気づけない周りが感じるその人の印象もここに含まれます。
月はティル式心理占星術では「統合的欲求」を示し、約2日半で一つのサインを異動するので、すぐにわかる場合があります。
太陽サインとは違うサインがその人に見られる場合、それが月のサインでない場合は、アセンダントのサインである可能性が出てきます。

こうして、レクティフィケーションの推定を始めていきます。

レクティフィケーションはこんな方におススメ

＊　占星術にとても興味があるけれど出生時刻が分からない方

＊　占星術を学んでいるが自分の出生図に疑問を感じたことがある方

＊　出生時刻が分からない身近な人と自分との関係を考えたいという方

占星術の知識があり、ご自分の出生図から過去について探ってみたけれど、しっくりこないと感じられ、夕雅のレクティフィケーションを受けられた方がいらっしゃいました。

また去年、夕雅は母を亡くしましたが、本人も出生時刻を知らないままでした。
亡くなった直後は遺品整理をしながらレクティフィケーションした思い出があります。
母の人生を振り返り、心の整理をつけていきました。

次回のブログでは、レクティフィケーションの進め方ついて具体的にお伝えしていきます。

⇒　個室の写真など、北海道支部の情報はこちらでご覧ください。

レクティフィケーション関連ブログ

レクティフィケーションってどう進めていくの？

レクティフィケーションの個人レッスン、始めました