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2026/07/05

神の島・久高島へ。何年も心に残っていた場所を訪ねて【前編】

神の島・久高島へ【前編】
何年か越しで叶った、心に導かれる旅

久高島への旅

第三の眼にいらっしゃるお客様には、スピリチュアルな場所に惹かれる方や、旅がお好きな方がたくさんいらっしゃいます。

そんな皆さまに楽しんでいただけたらと思い、今回、久高島を訪れた日のことを綴ることにしました。

私自身の思い出だけでなく、これから久高島を訪れてみたい方にも、少しでも参考になることをお届けできたら嬉しいです。

「行ったほうがいい」と言われた場所を訪ねて

人には、まだ訪れたこともないのに、なぜか長い間、心から離れない場所があるのかもしれません。

私にとって、その一つが沖縄の久高島でした。

もう何年も前になりますが、チャネリングの先生から、

「あなたは久高島へ行ったほうがいい」
「この島との相性が良い」

というような言葉をいただいたことがあります。

細かな内容は記憶が薄れてしまいましたが、いつかこの島を訪れる必要があると伝えてくださったように覚えています。

それ以来、久高島は「いつか行ってみたい観光地」というより、いつか必ず訪れなければならない場所として、ずっと心に残っていました。

「島に呼ばれている」という感覚とも少し違います。

どちらかといえば、

「私は、ここへ行かなければいけない」

という気持ちに近かったように思います。

神の島と呼ばれる場所で、私は何を感じるのだろう。
今の私に必要な何かを、受け取れるのだろうか。

長い間その機会をうかがっていましたが、ようやくこの6月、久高島を訪れるチャンスが巡ってきました。

海を見ることが、私にとっての癒やし

久高島の海

私は何よりも海が好きです。

白い砂浜と、青やエメラルドグリーンに輝く海。その美しいコントラストを眺めていると、日々の疲れが少しずつほどけていくように感じます。

美しい海には、私の心と体を軽くしてくれる、魔法のような力があります。

けれど今回の旅は、リゾートを楽しむだけの旅とは少し違っていました。

祈りや神話が今も息づく島で、自然と静かに向き合う。

きっと今の私には、そんな時間が必要だったのだと思います。

バスと船を乗り継いで久高島へ

バスと船を乗り継いで久高島へ

久高島への旅は、那覇バスターミナルから始まりました。

私が乗ったのは、東陽バス338番。安座間サンサンビーチ入口まで、およそ1時間です。

高速バスで一気に向かうのではなく、たくさんのバス停に止まりながら、沖縄の町並みの中をゆっくりと進んでいきます。

少し長い道のりでしたが、今思えば、この時間も日常から島へと心を切り替えるために必要だったのかもしれません。

バスを降りて5分ほど歩くと、安座真港が見えてきました。

最初は船乗り場の入口が少し分かりにくかったのですが、中に入ると冷房のよく効いた待合所があり、ほっとひと息。

私が着いたときは三人ほどしかいなかった待合所も、出航時間が近づくにつれ、外国からのツアー客や家族連れ、グループの方々でにぎわい始めました。

久高島を訪れたい人が、こんなにも多いことに驚きました。

船に乗ると、15分ほどで島へ到着します。

海の向こうに久高島が見えてきた瞬間、自然と胸が高鳴りました。

何年もの間、心の中にあった場所が、ようやく目の前に現れたのです。

最初に迎えてくれた島の猫

前日までは台風の影響で、ぐずついた天気が続いていました。

けれど久高島に着いた日は、それまでの天候が嘘のように、明るい晴れ間が広がっていました。

そして島で最初に私を迎えてくれたのは、かわいい猫ちゃんでした。

久高島で最初に迎えてくれた島の猫

島の中では、猫たちが道端や建物のそばで、思い思いに寝転んだり、くつろいだりしています。

小学校低学年くらいの女の子が、寝転ぶ猫のお腹を優しくなでていました。猫もすっかり安心した様子で、とても気持ちよさそうです。

私が休憩用の椅子に座っていると、一匹の猫がすぐそばへ飛び乗ってきました。

久高島の猫

そして、まるで以前から私を知っているかのように体を投げ出し、そのまま眠り始めたのです。

あまりにも無防備な姿に驚きましたが、それ以上に心が和みました。

東京では、外で猫を見かけること自体が少なくなりましたし、これほど人を警戒せずに眠る姿を見る機会もほとんどありません。

猫と人が自然に同じ場所で過ごしている。

そこには、時計に追われる都会とは違う、ゆったりと豊かな時間が流れていました。

神聖な島で最初に出会ったのが、威厳のある何かではなく、のんびりと眠る猫だったことも、今思えば久高島らしい思い出です。

ガイドさんと巡る島の時間

今回はガイドの方をお願いし、車で島内を案内していただきました。

自転車をレンタルして巡る方も多く見かけましたが、島に残る神話や祈りの文化を知りたい方には、ガイドさんとの島巡りもおすすめです。

一見すると何もないように見える森や浜辺にも、それぞれ大切な歴史と意味があります。

説明を伺いながら巡ったことで、景色を見るだけでは分からない、久高島の奥深さに触れることができました。

島に入る前に、徳仁川拝所へご挨拶

久高島に入る前に、徳仁川拝所へご挨拶

久高島に着いて最初に案内していただいたのは、徳仁港の近くにある徳仁川拝所でした。

ガイドさんのお話では、島の外から訪れた人が、久高島へ入る前にご挨拶をする場所なのだそうです。

自分がどこから来たのか。
どのような思いで、この島を訪れたのか。

それを心の中でお伝えしながら、静かに手を合わせました。

何年もの間、いつか訪れなければと思い続けてきた久高島。

ようやくここまで来られたことへの感謝と、これから島を巡らせていただくことへのご挨拶をしました。

観光地へ「到着した」というよりも、島の大切な場所へ「お邪魔させていただく」。

徳仁川拝所で手を合わせたことで、そんな気持ちが自然と深まり、私の久高島の旅が静かに始まったように思います。

アマミキヨが降り立ったと伝わるハビャーン

アマミキヨが降り立ったと伝わるハビャーン

特に印象に残った場所の一つが、島の北端にあるハビャーンです。

カベール岬とも呼ばれ、琉球を開いた祖神・アマミキヨが降り立った、あるいは上陸したと伝えられています。

久高島:緑が力強く生い茂る道を抜け、浜辺へ出る

緑が力強く生い茂る道を抜け、浜辺へ出ると、私が普段思い浮かべる砂浜とは少し違う風景が広がっていました。

 

白く見える浜には、細かく砕けた貝殻やサンゴなど、長い時間をかけて海から運ばれてきたものが混ざっているそうです。

私が訪れた日は満月に近く、潮の満ち引きが大きくなる時期でした。

久高島の海

ちょうど潮が大きく引いていたため、普段は海の下に隠れている場所まで姿を現し、いつもとは違う海の表情を見ることができました。

 

月の満ち欠けと海が、静かに呼応している。

そのつながりを、目の前の景色から教えてもらったような気がします。

満月に近い日だったからこそ出会えた、特別な風景だったのかもしれません。

初めて見た星の砂

久高島で見た星の砂

ハビャーンでは、初めて星の砂も見ました。

星の砂は一般的な砂ではなく、星のような形をした小さな生物の殻なのだそうです。

ほんの小さな一粒の中にも、海が育んできた長い時間が刻まれている。

そう思うと、自然がつくり出す形の不思議さに心を動かされました。

水が驚くほど澄んでいる久高島の海

そして何より、海の水が驚くほど澄んでいました。

眺めているだけで、心の中まで透明になっていくような美しさ。

私はこの場所にすっかり心を奪われ、思っていた以上に長い時間を過ごしてしまいました。

何年も前から心に残っていた久高島。

ようやくたどり着いた島で、最初に出会ったのは穏やかな猫たちと、満月に近い日の引き潮が見せてくれた美しい海でした。

けれど、久高島で私の心を動かしたのは、青い海だけではありません。

後編では、人を寄せつけない厳かさをたたえたフボー御嶽、圧倒的な生命力を感じたガジュマル、そして五穀発祥の伝説が残るイシキ浜をご紹介します。

 

➡ 後編を読む

 

★ 執筆者:伊藤スミレ(代々木店&オンライン店)★

 

伊藤スミレ

西洋占星術、フランス相貌心理学、タロット、ルノルマンカード、手相、方位学、風水。

代々木店での対面鑑定、オンライン鑑定を行っています。

貴方の心のモヤモヤを吐き出してスッキリした明日を迎えられるよう心を込めて鑑定致します。

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