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2020/07/20

あいさつは最高の気分転換

こんにちは!第三の眼 代々木店&オンラインの森智子です。

気分転換とあいさつ

年に数回、小学校のPTA活動の一環で朝のあいさつ運動として、
子供たちの登校を見守るお手伝いをします。

つい先日も係りになり、校門の前で車の往来を誘導しながら、
あいさつ活動に参加してきました。

その時、登校する生徒や出勤する先生方一人一人にあいさつをしていて、
雨の日だったのですが、とても気分がいい自分に気づきました。

こちらの「おはようございます」に
元気に「おはようございます」と言ってくれる子もいれば、
恥ずかしそうに会釈をする子、
「〇〇くんのお母さんだ!」と遠くから手を振って駆け寄ってくれる子、
中には、ずっと下を向いて歩いている子が私の「おはよう」に顔を上げてくれたりもしました。

そんな自分の気持ちや通りすぎる人たちを見て、改めて、
「あいさつ」は、気分転換になるコミュニケーションなんだなと実感しました。
言う方も言われる方も気持ちが良く、そこに笑顔があると、幸せな気分にさせてくれます。

コミュニケーションの入り口

以前、北海道で暮していたのですが、実は、その間、同じ土地に2度の移住をしました。

1度目は家族の仕事での転居だったのですが、数年で東京に一時的に戻ってきました。

その後、次男を出産してすぐ、縁あって再びその土地に行った時、
道を歩いていたら、下校途中の小学生の男の子とすれ違いました。

その時、彼がこちらを向いて元気な声で「こんにちは!」とあいさつをしてくれたんです。

当時、道ゆく人とあいさつを交わすことのない東京で、
孤独な子育てをしていた私には、誰だか知らないその小学生の男の子の
「こんにちは」が心を照らすほど温かく嬉しかったのを覚えています。

自分がそこにいることを肯定してもらったような気分を感じたのかもしれません。

その出来事が、もう一度この場所で子育てをしたいと思って2度目の移住を決意した、
ひとつのきっかけになったのは間違いありませんでした。

下を向いている人に、上を向いた方がいいよと言うのは、
少し荒っぽい表現になる時があるのではないかと思っています。

ただ、「おはよう」「こんにちは」と声をかけてもらうだけで、
一瞬かもしれないけど、顔を上げることができる。

その積み重ねがやがて、自ら顔を上げて、
前を向いて「おはよう」と言えるようになるのではないでしょうか。

そんな風にコミュニケーションの入り口に立っていたいなと、私は思っています。

●『気分転換』〜2020年5月のブログテーマ〜

 

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