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2019/04/05

『働き方改革ーこれからの働き方についてー』 

第三の眼・代々木&オンラインの占星術師 Grahaです。

働き方改革

今すべての人のテーマです。

やりがいのある仕事をしたい。

そのやりがいのある仕事でお金を得て、
生活していくことができれば、言うことなしですね。

多くの人が、自分にフィットする仕事や環境を模索しています。

そういう意味では、今年は
最終結論を出す過渡期と言えます。

 

社会情勢を支配する木星は、
現在射手座にいます。

そして、年末の12月3日には山羊座に入ります。
太陽系最大の惑星である木星。
この大型天体が活動サインに入る年は、社会が大きく動きます。

すでに山羊座には土星と冥王星が進行中です。
つまり2020年は激動の年になることが考えられます。

ずっと、生き残りをかけあらゆる領域で構造改革が進んでいます。
私たちの社会環境がガラガラと崩壊し、変動し続けています。
そして、新たな再生や復活を目指しています!

 

山羊座は土の活動サインです。
利害や野心が露わになり、縄張り争い的な傾向がありますから、
自分の「島」を明確にしておく必要があります。

国家や組織単位で世界が動くことが想定されます。
集団優位のサインですから、極端かもしれませんが、
もう選択の自由はないと考えておくべきで、
所属や立ち位置、自らのスタンスを明確にしておく必要があります。

 

なので、
今年がいかに重要かは強調しきれません。

そして、平和を求めるべきですね。

不和や争いごとの解決には、全力で取り組みましょう。
でなければ、その結果が来年に出てしまいます。

自分にとって良い環境を模索すべきで、
そのために勇気をもって取捨選択をする年です。

 

活動サインの前座は、必ず柔軟サインです。

ものごとが決定する前には、
準備や調整など実験的なプロセスがあります。

「実現」のはじまりには、ビジョンや構想ありきです。

射手座の木星では、考え方や中身を問います。
哲学やポリシーをしっかり打ち立てるときです。

試作したり、テストしたり、宣伝したり、
プロジェクト推進のための、地道な準備や詰めの調整があります。
そうした思考錯誤の知的な作業を得意とするのが柔軟サインです。

そして、世界を視野に入れて自由に旅をしたり、
冒険ができるのも、射手座に木星がいるとき限定と言えるでしょう。

しかも海王星とアスペクトする木星ですから、
壮大なプロジェクトが進行中です。

 

これまでの働き方を一変させて、
やりがいのある仕事へと転身している人が
続々出てきています。

年齢に問わず、起業する人も増えています。

仕事=企業に就職
ばかりではない。

かつての日本、江戸時代は
完璧な循環型社会でしたから、実に多くの職業がありました。

 

これからの働き方を考えていくうえで
重要な観点として「持続可能な開発目標」があります。

これは国際社会共通の目標となっていますが、
このテーマを考慮に入れることで、
新たな経済活動が生み出されています。

循環型社会を実現するための、新しいものづくり
や仕組みつくり、地に足のついた産業ってことですね。
その反対語は「消費社会」です。

実は江戸時代では、すでに実現されていたんですね

 

チャートから、その人の仕事や技術力を見ていくときに、
小惑星帯を重要視しています。
社会活動に関係する火星と木星の間に位置するからです。

その一つが、
人間に農耕の技術を教えた女神の名をもつセレス(デメテル)です。
私は「エコロジー天体」と名付けています。

農業などの第一次産業に関係し、
自然の営みに即したー地球(ガイア)にコミットした仕事を担当しています。
その収穫された食物そのもの、料理して食べることまでも含みます。
実際に料理人にも目立ちます!

育成につながるすべての教育や母子関係の問題などです。
キャラクターとしては、育てることが好きで継続力があります。

 

ひとそれぞれ紆余曲折があって、
さまざまな転身が見られますが、

都市生活者で、かつて企業の戦士だった人が
自分が生まれ育った故郷に帰って「地域に貢献したい」
という思いから、地域の良さを発掘し新たな産業をつくりだす活動をはじめる。

実にセレス的な転身です。

地に足のついた動機から、
真の智慧や技術が生み出されるものだと思います。
こうした仕事は、仕組みができれば循環して尽きることはないでしょう。
まさに人と地球の再生事業です。

人の数だけ、その人の持っている独自の技術があり、
それを生かすことが、やりがいのある仕事につながるものです。

セッションでは、そうした視点から
これからの働き方を考える上で、新しい可能性を見出せるような
お話をしていきたいなと思います。

 

『働き方改革』~2019年5月のブログテーマ~

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