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2022/01/01

はじまりの中にゴールがある

2022年1月1日、明けましておめでとうございます。
第三の眼・大阪&オンラインの心理占星家 Kyokoです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします^^

2021年12月のブログテーマは『ゴール設定』でしたね。

心理占星術やタロットを勉強したり活用したりセッションする中で
気づいたことをもとに『ゴール設定』について考えます。

 

はじまり(スタート図)の中にゴールが埋め込まれている

占星術では『はじまり』を重要視します。
物事がはじまった瞬間に意味があると考えます。

だから『会社の設立図』『引っ越し図』『結婚届を出した瞬間の図』
『コンサルテーションチャート』など、様々なイベントのスタート図をつくります。
そのスタート図の中にゴールも示されていると考えています。

スタート図の中でも最重要視するのは『出生図』です。

出生図から読み解くゴールは
人生で取り組みたいテーマという終わりのないゴールです。

イベントのスタート図が示しているゴールも
らせん階段のようにバージョンアップしていくゴールです。

ひとつのゴールの達成は終わりではなく、次のステップに向けた休憩場みたいなものです。

 

1年の計は元旦にあり、といいますが、占星術的には、1月1日は1年のスタート日ではありません。
だから、1月1日は、その人の内側から湧き上がってきて、その人を離さないようなビジョンを掴める日、とは限りません。

本当のはじまりは、グレゴリオ暦のカレンダーから見れば、中途半端な時期に訪れます^^
(ホロスコープから見ると当然のタイミングで、パーソナルで独自な重要時期です)

ある日、突然、降りてきたアイデア。
抑え切れない衝動に従いスタートさせた企画。
なぜか、周囲の環境が整い流れに乗って自然にはじまった事。

そんなはじまり方をした物事の方が、世間から与えられたスタートよりも、実はパワフルなんですね。

なぜなら、それは本当に取り組みたいことだからです。
つまり、ゴールが「本当にやりたいこと」つまり「自分の人生テーマに合致していること」でなければ、そこに向かって走り続けることができないのです。

 

 

ある研究会の『はじまり』

先のブログで、すずきふみよしさんが『サビアングループ研究会』のスタート図を解読してくださいました

サビアングループ研究会は、ヒョンな思いつきからスタートした会のはずなのに
いつの間にか私にとって人生の大テーマとなった感があります。

あらためて、スタート図(研究会の出生図)に、ゴールが設定されていることを実感しています。

また、サビ研スタート図と、私自身の出生図との緊密な関係に驚かされるばかりです。
つまりは、私自身の人生テーマと、サビアングループ研究会のテーマが、重なり連携しあい、相乗効果をもたらすということです。

私にとってハードな配置のスタート図ではありましたが、でなければ、これだけハードなワークを7年弱も続けられなかったでしょう。
あれだけハードな配置の時期だから、会をつくることを思いついたのだろうし
想像を超える形で動き出し、情熱を枯れさせることなく持続できたのでしょう。

参加条件が厳しくなったのも当然かもしれません。
なぜなら、ゴール達成如何や質は「誰と一緒にするか」に左右されるからです。

 

終わりと始まりの間に、休みをとる

グレゴリオ暦による
1年というマラソンのスタート地点は元旦(1月1日)
1年というマラソンのゴールは大晦日(12月31日)です。

1年間という長期間、頑張って走ってきた私たちは、ちょっと休みたいですよね。
だからこそ『お正月休み』があるのでしょう。

マラソンのランナーも、ゴールを切った後
すぐに次のマラソンレースに参加するわけではありません。

マラソンレースのゴールを切った後
休みなしに次のマラソンレースがスタートするとしたら
あのようなスピードで走らない(走れない)でしょう。

 

 

休むことが生む豊かさ

常に走り続けることを自分に強いるのは良くないです。
レースが終わったら、設定したゴールに到着したら、十分に達成感を味わい、開放感を感じながら休むことも必要です。

休んでいるときにこそ、ゆるんだときにこそ
次のテーマ、次のゴールが降りてくる、人生に入り込んでくるがあるようです。

ということは、お正月休み、という休養期間をお持ちの方は、やっぱりある種のゴール設定のチャンスなのです。
ゆったりと思い巡らせたことが、運命的なひらめきや決断の土台になるかもしれません。
自分の中に、どんな希望や願望があるのかを、やるかやらないかは別として、まずはリストアップして意識に上げるだけでも、はじまりの下準備になります。

そのように種子を撒いておくと、適切なタイミングで発芽する可能性が生まれるでしょう。

 

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