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2019/08/15

こころを宙(そら)に。旧暦7月の満月

第三の眼代々木店のぐらはです。
残暑お見舞い申し上げます。

 

8月15日満月を迎えます。
旧暦では7月15日です。

フルムーンの時刻は21時29分。
夜もいい時間ですから、初秋の月見を楽しむことができるのですが、
あいにく台風10号が日本列島を直撃しています。
大荒れの満月を迎えます。

 

もし台風の晴れ間に、お月さま、
見ることが出来たらラッキーです!

水瓶座の満月です。

月の神秘、宇宙のロマンにこころが動いたら、
「今ここの現実」とは異なる世界への予感に、
強いリアリティを感じるかもしれません!

まだ見ぬ未来へ
宇宙(そら)へ、こころを飛ばします。

 

折しも8月15日は、
日本人にとっては特別な夏休みの一日です。

帰省やお盆の行事で家族、親戚が集う時でもあります。
それぞれに年を重ねている様子を目の当たりにして、
いたわりの気持ちが動きます。
おじいちゃん、ばあちゃんは、孫の成長がまぶしくうれしい。
ご先祖さまもお迎えして、にぎにぎしい満月です。

74年目の終戦記念日。
歴史と向き合う日です。

集団的なユニットにおいては、
国の歴史も、家族の歴史も、個人の運命も一蓮托生です。

 

平和について、未来について、
考える時でもありますね。

ヘリオセントリックでは、地球は水瓶座を運行中です。
つまり満月の位置が、太陽系での地球の軌道を教えてくれます。

 

宇宙飛行士の視点で、
この地球を、この地上を見つめてみる。

地球は「地」の球体ではなく、
「水」と大気に包まれた「瑠璃色の地球」です。
豊かな動植物が存在する地球というユニット。

いまや地球の未来は人間という種が握っています。

 

 

青い空、白い雲。
だんだんと澄んできた空の高さに秋を感じます。

天高く昇るダイナミックな入道雲。
突然の雷雨、夕立ち。
セミの声、ジリジリとした太陽の陽射し。

 

夏休みは空を見上げる季節。

花火大会はまだまだ全国で開催されますね。
夜空に打ちあがる大輪の火花。

星空観測もよい時です。
これも納涼のひとつのイベントですね。
ドラマティックな体験がラストサマーを彩ります。

 

文月の別名のひとつに、涼月(りょうげつ)がありますが、
夜にはリンリンと虫の音がして、涼しくなった夜風は、
真夏の暑さから解放されホッとさせられます。

つまり、納涼を楽しみましょう月ですね。
納涼月と命名しましょう。

 

23日は二十四節気の「処暑」
過酷な夏の暑さもここらで終わりですよ。というポイント。

春分から150度の位置
太陽は乙女座に入ります。

 

乙女座が何の女神なのか諸説あるようですが、
一番しっくりくるのが大地と豊穣の女神デメテルでしょう。
手には「麦穂」を持っています。

そう、秋の収穫の時期の到来ですね。

梨や葡萄、くだものが豊富なのがうれしい。
瑞々しく甘い果物は、太陽のパワーの結実。
火照ったからだをクールダウンさせる養生として美味しく頂きましょう。

同日、下弦を迎えます。
月はさらに欠けていき、星々はキラめきを強めます。

 

30日は乙女座の新月です。
旧暦8月1日、葉月・仲秋です。

仲秋と聞いてピンときてください。
いよいよお月見のシーズン!
つまり味覚の秋がやってくるわけですね。

 

自然が何を与えてくれているのか、
そのメッセージを感じながら、過ごしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

KOYOMIよこみ~文月・初秋の満月から次新月まで

15日(木) ○満月 水瓶座23度の月と獅子座の太陽(旧7月15日)
16日(金) 送り火(盆明け)
18日(日) 火星,乙女座へ
21日(水) 金星,乙女座へ
23日(金) 処暑 乙女座1度/下弦 双子座の月
27日(火) 金星と天王星トライン
28日(水) 火星と天王星トライン
29日(木) 水星,乙女座へ
30日(金) ●新月 乙女座7度(旧8月1日)

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