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2021/02/28

立春を重要視する理由

こんにちは。第三の眼・大阪&オンラインのKyokoです。

2月のブログテーマは『立春から春分の過ごし方』ですね。

私はサビアングループ研究会でサビアン研究を続けているうちに
“立春”は非常に重要な節目だと感じるようになりました。

個人的には”立春”を1年のはじまりとしてもいいくらいです。
(占星術の世界のお正月は牡羊座0度=春分ですけどね)

だから、Nobukoさんの提案してくださった、今月のブログ・テーマはタイムリーでした。

 

なぜ、”立春”を、個人的なお正月にしてもいいと思っているか

立春は太陽黄経が315度になった瞬間で
占星術的には、水瓶座16度(15.00度)になった瞬間です。

水瓶座16度のサビアンシンボル
『机に向かう大物ビジネスマン』
A big-business man at his desk.

 

1度前の水瓶座15度(14.00~14.59)も重要です。

水瓶座15度のサビアンシンボル(Kyoko役)
『垣根の上に止まっている2羽のラブバード』
Two lovebirds sitting on a fence.

 

私独自の見解ですが、水瓶座15度の2羽のラブバードは
アダムとイブ的な原初的な男女のシンボルのように感じています。
シンボルは、これから降り立っていかんとする地を見下ろしている様子。

 

ラブバードがアダムとイブだとすれば
神からエデンの園から追放されることになり
次のステージへと移行しようとしているのでしょう。

あちらと、こちらの、はざまにいるのです。

 

そして水瓶座16度では、新たな居場所に降り立ち
新たな世界を、どのように創造するのか、計画を練ります。

水瓶座16度のサビアンシンボルは
タロットカードでいえば、1番『魔術師』のようです。

マルセイユ版やウエイト版の1番目のタロットカード
『魔術師』は机の前に立っています。

机の上には四大エレメントを象徴する
コイン(土)、ソード(風)、ワンド(棒)、カップ(水)が置かれています。

四元素すべてが揃わなければ魔術は起こせない。
世界は創造できないのです。

 

固定宮(牡牛座・獅子座・蠍座・水瓶座)の15度近辺は
パワーポイント(異次元との接点)であり
聖書黙示録の4つの獣に相当する四元素のパワーのピーク点。
超常的エネルギーが流れ込むポイントとされます。

 

この異次元との接点では
水瓶座だから風のパワーだけが流れ込むというのではなく
グランドクロス関係にある他の元素(牡牛=土・獅子=火・蠍=水)とも相対する形で通じているはずです。

 

何事も計画ありき。

机上の計画が動き出すのは春分以降となるのが自然な流れでしょうが
水面下のプランニングの質が
実現するものの質に影響することは間違いありません。

 

1年の計は元旦にあり、といいますが
サビアンや太陽が在住するサインを鑑みると
1月1日よりも、立春以降のほうが、より大きなスケールでプランニングできるような気がします。

これまでの延長線上の計画ではない、過去にとらわれない企画。
新機軸、新展開の企画に良い時だと思います。

 

そして、新たな世界を生み出すためには
思考や情報(風)だけでは不足。机上のプランニングに終わります。

パッション(火)、感情が動くこと(水)、現実的な条件(土)
四元素すべて揃わなければならないのです。

 

自然界の木々を眺めてみても、冬の間は
葉や花をつけているものは少なく、殺風景に見えます。

しかし地上部分が枯れている植物も地下の根は生き続けていて
芽を出し、花開く準備をしながら、タイミングを待っているのです。

そして、太陽(火)、水分(水)、空気(風)、土壌(土)
すべての元素の条件が、最適な状態になってはじめて、芽吹き、花開くことができます。

いくら風の時代でも、風だけではクリエイションできません。

 

2月3日前後に、ひらめいたことに

パッションを感じるでしょうか(火)?
感情は揺り動かされていますか(水)?

それらが揃っているプランなら
持続的に現実に(土)取り組んでいくことができます。
豊かでクリエイティブなプランニングが可能になります。

 

四元素が揃いぶみできるアイデアをお持ちなら
ぜひ、自分独自の世界像を創造神になったつもりで詳しく描いてみてはいかがでしょうか。

 

まあ、この立春やサビアンの解釈は
占星術的一般論に私独自の見解を加えたひとつの見方でしかありません。

 

そして何より、各人が自分独自のリズムやタイミングをお持ちです。

花にも、春夏秋冬、それぞれの季節に咲く花があるのと同様に。

自分独自のリズムを知りたい方、今年のテーマを知りたい方は
よろしければ、イヤーリーディングで確認してみてくださいね!

 

 

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