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2019/12/15

ノードの影響、家族の影響

こんにちは。第三の眼(大阪・芦屋・オンライン)のKyokoです。

 

先日の心理占星術研究会『ノード(ドラゴンヘッドとテール)の研究』では

家族が私達に与えている影響の大きさ・深さを
あらためて再認識しました。

 

特に幼い頃に一番身近な存在である人物の影響は大きいです。
(たいていは母親ということになるでしょう)

 

母親から「押し付けられた」「強要された」と感じていること。
あるいは「与えられなかった」と不足感を感じていること、が鍵を握ります。

 

つまりは、不快な、あるいは、腹立たしい思い出になりがちですが
たとえば「強要された」がゆえに「習性化」「行動パターン化」し
それが自分の人生を特徴づけることになりやすい、ということです。

 

不快な思い出として記憶に残っていたとしても
その経験は、咀嚼吸収、あるいは、発酵⇒養分となり
結果として、自分の人生の大きなリソースとして役立てている人は多いようです。

 

たとえば、私は、ノードと木星(学び・教育を象徴)がスクエアです。
私の場合は「母親から習い事を強要される」という形で経験しました。

 

ヤマハ音楽教室、習字、お花、お茶、アイススケート、英語
その他、長続きしなかった、色々なこと。

 

どれも自分から「習いたい」と言ったわけではなく
母親が勝手に決めてきた習い事で、私としては義務的に続けていました。

 

当然の結果として、それらの習い事は、
どれひとつとして一流にいたりませんでしたが….

 

大人になっても「習い事」をする。
「学び続ける」。それも、たくさん並行して。

というライフスタイルが当たり前のこととして定着しています。

 

そういうライフスタイルが高じて、学びの機会を提供する側にまわり
「スクール運営」という仕事につながっていったのだと思います。

 

そのほかのあらわれとして

祖母の信仰している「仏教系の新興宗教」の活動を
家族全体が強要されていました^^

 

宗教は木星の象意のひとつです。

これも自分から望んだことではないので義務的です。

 

20歳前後で、その宗教団体は脱退しましたが
いま、宗教や、形而上学、スピリチュアルな分野
心理学、ヒーリングなどへの関心が強いのは
幼い頃からの宗教体験と関係していると思います。

 

皆さんも、小さい頃に、母親や家族から「強要された」と思っていること。

あるいは「欲しかったのに、与えられなかった」と不満に思っていること。

 

そういうネガティブな印象の経験が「パターン化」して
今の自分を形づくっている、自分の資源となっているかもしれません。

 

そう…「パターン化」「習慣化」の威力はあまりにも強力なのです!

が、

自分の意志(太陽意識)が育ってくると
ノードの影響を、母親、あるいは、家族モードから
自分モードで表現できるようになっていくんですね。

 

そのような視点で、家族関係を振り返ってみると
多くの発見があるかもしれません^^

 

そして、家族にまつわるネガティブな記憶を
ポジティブに変換できるかもしれません。

 

まだ、ポジティブに活用できていなければ
どうしたら変換できるか、考えてみてもいいですね。

 

なお、ノード(ドラゴンヘッドとテイル)のサインを
「前世のパターンと今生のテーマ」として
読み解こうと試みる占星家もいます。

単にサインだけでなく、
ノードへのアスペクト(特にハードアスペクト)を加味すると
もっと深い読み解き方ができるかもしれませんね。

 

「前世」という表現をせずとも
自分の幼少期から子供時代の経験に
ノードのテーマは色濃くあらわれているものです。

 

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