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2020/04/22

この春、両親の入院・手術から回復まで

こんにちは。第三の眼(大阪・芦屋・オンライン)のkyokoです。

 

久しぶりのブログ更新です。
3月~4月、両親の入院・手術が続き様々忙しく過ごしておりました。

 

幸い、両親とも無事に退院できました。

2020年の私の星周りを見れば、今年を象徴するトランジット冥王星・土星のハードな影響があり、私自身が『手術』となっても不思議はなく、両親に肩代わりさせた感があります。

 

1H支配の火星に、トランジット冥王星(8Hルーラー)がスクエア。
1ハウスは健康の中心、8ハウスは死と再生を象徴(手術も含む)。
刃物は火星の象意のひとつ。手術は執刀と表現される。

 

この感覚は占星家ならではでしょう。
星が示す人生テーマは周囲の人と分かち合いながら共に経験していくのです。

 

父の手術は命の心配はありませんでしたが、母は初期の癌と診断されていました。

 

手術までに様々な民間療法を試みた成果が、あがったのかもしれません。
手術後の検査では、腫瘍は悪性でないとわかりました。
終わってみれば、周囲から「おめでとう」と祝福されることになったのです。

 

この経験を通じて、幼い頃から抱えてきた母との確執も乗り越えられた気がします。

 

この数カ月、過去の親子間の悲劇が脳裏に蘇りました。
それらのドラマを、ただ受け入れ、受け流していくことで、悪性腫瘍が消えていくと感じました。

これは、それができる段階に来ていたから可能だったのでしょう。

術後、悪性ではなかったと判明したとき(あるいは悪性が消えたのでしょうか)、人生の宿題をやりとげた感があり、私自身、いつ死んでもよい気さえしました。

 

他者からみれば、私の内面で起きている『妄想』でしかないのかもしれません。
が、この心境の変化こそが主題です。

 

さまざまなヒーリングやワークをしても消失しなかったものが、腫瘍の除去と共に消えていったのです。

 

星が投げかけるのは『出来事』ではなく『テーマ』です。
『出来事』はテーマに取り組むように仕向ける呼び水です。

 

『新型コロナウイルス』は世界の人々と共有する『出来事』です。

 

心理占星術的には表層的な『出来事』ではなく、それが呼び水となって巻き起こる『変化・変容』にこそテーマがあると考えます。

 

全世界の人々と共有するテーマ、個人的なテーマが折り重なり、世のシステム、人々の心が大きく変化していくのでしょう。

 

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