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2019/04/29

ホロスコープで令和を考える ~令和スタート図~

第三の眼・大阪&オンラインの心理占星術師 kyokoです。

令和まで、あと二日ですね。 占星術で令和を考えてみます。

令和スタート図(2019年5月1日0時、東京)

 

山羊座25度のASC上に土星と冥王星とドラゴンテイルが乗っているのが印象的ですね。
ASCルーラーの土星が新天皇冥王星が現天皇、と見ることもできます。

 

冥王星は、継承と相続のシンボルです。

冥王星(山羊座24度)のサビアンは「修道院に入る女」であり
上皇となる現天皇を象徴するのにふさわしくも思えるからです。

新天皇を陰ながらサポートしながら
しっかりと伝統を継承していきたいという上皇の意志
それを受け止めんとする新天皇の心意気(山羊座21度「リレー競争」)を感じます。

これは、単に上皇から新天皇へ、の継承だけにとどまらず
日本国民全体(ASC)に、日本の伝統を大切に後世に継承していくムードをつくりそうです。
しかし、冥王星には継承と相続だけでなく、変容や権力というテーマもありますね。

土星が冥王星と合になったとき(継承が終わったとき)、
新天皇ご自身が冥王星を行使するようになるのかもしれません。

 

「生前退位」のおかげで
私達は、皇室について、日本の伝統や文化について
じわじわ、じっくりと考える期間と猶予を得ました。

 

以前のブログで

山羊座21度から25度の研究をとおして実感したことの一つは
射手座は「国際性」を象徴するといわれますが
真の意味で「国際性」を発揮するのは「山羊座」の方だろうな
と、いうこと! http://salviavia.jugem.jp/?eid=1397

と、述べたのですが。。。

 

まさに「真の国際性」を発揮する山羊座21-25度域に、
土星(21度)、ドラゴンテイル(22度)、冥王星(24度)、アセンダント(25度)を持つ
令和という時代は

日本が、その独自文化の魅力を内外に発揮し
諸外国の人々(7ハウス:ドラゴンヘッドが位置します)
を引き寄せていく時代

 

にすると、良いのではないでしょうか。
土星・冥王星は、かなりシビアな状況をもつくりだし得る組み合わせだけに
上手に顕現していきたいものです。

 

ドラゴンヘッド&テイル(ノード)は、引き寄せ力が凄まじいです。
日本は、独自の文化、伝統を、深めれば深めるほど、国際的に強い磁力を発揮する
ということなんですね。

 

このノード軸を2ハウスの魚座の月・海王星が調停

単に、文化遺産、とか、和食、といった物質面だけでなく
その精神性にも惹かれて、多くの外国人が日本を訪れてくださり
お金を落としていくことにもなるでしょう。

 

近年、4月に桜を目当てに来日する外国人も増えていると聞きます。
日本旅行は、爆買いから文化を楽しむ方向性に変わってきているんですね。

 

令和スタート図を京都や奈良、大阪で作成すると
ASC上にノード軸が乗りますから
伝統文化に強い関西は、よりいっそう、観光客が増えるでしょうね。
それは外国人に限ったことではないと思います。

 

東京図ですとASCは山羊座25度「東洋の布を扱う商人」
日本文化を上手にビジネスにつなげていけるといいですね。

 

令和の主役である
土星・冥王星の合は、ここ数年間で最も大きな天体上のビッグイベントです。

 

正確なアスペクトは2020年1月13日ですが
2019年2月末頃から、オーブ5度圏内に入ってきていて
働き方改革関連法案が施行されはじめた
2019年4月1日には、オーブ3度ぐらいになりました。

山羊座(ルーラー土星)が象徴する「仕事」「時間」に関する「常識」が大きく変わっていくだろう(冥王星)

ことを、肌身で感じてらっしゃる方は多いと思います。

 

私も最近、クライエントである奥様からのご紹介で
旦那様のコンサルテーションをさせていただく
という機会を複数いただきまして
時代の変化の兆や胎動をひしひしと実感しているところです。

 

「昭和」「平成」では通用した働き方、仕事観では
「令和」の時代を乗り切っていけないだろう、
まず、自分が変わらなければ、と危機感を感じてらっしゃる方。

時代についていけていない組織に危機感を感じてらっしゃる方。

 

現場で働く人々の思いが、
次第に形になり、実行に移されていくでしょう。

 

働き方改革(テイル側)によって、海外から日本に働きにくる人々が増える
のも、6ハウス終わり、7ハウス入り口の、ドラゴンヘッドの引き寄せ力の別の形の顕現です。

 

いずれにせよ、令和になって、2日後、3日後、4日後の出来事
(あるいは、約2ヶ月後、3ヶ月後、4ヶ月後の出来事)が、その後の展開のヒントになると思います。

 

強烈な印象のあるASCまわりをピックアップしましたが、
令和図のその他の部分
ノーアスペクト(気味)の牡羊座13度の金星や
牡牛座3度の天王星(ASCのもうひとつのルーラー)等々も気になります。
また、日をあらためて書きたいと思います。

平成スタート図は、こちらでどうぞ。

トートタロットに聞く…『令和』とは?

 

『働き方改革』~2019年5月のブログテーマ~

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