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2020/01/24

ご挨拶と、自立のスタートとしての占い

はじめまして、この度、素敵なご縁で第三の眼 代々木店に参加させていただくことになりました、
森智子と申します。

これから始まる新しい出会いを楽しみにしております。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

1月のブログテーマが、『占い & 占い師との上手な付き合い方』ということなので、それについて。

私は今まで『占い』というものに、少しの抵抗となんとも言えない疑いの心を抱いていました。けれど、切り離すことなく、エンターテイメントとして楽しんだり、微妙な距離感を保って接していました。

それはたぶん、やっとわかってもらえたと思えるような経験や、それが無ければ選択ができないと感じるような依存心。それと、「あなたは○○だから、」「今年は○○な運勢」などと型にはめ、決めつけられている感じに対する反抗心みたいなものに、私自身が行ったり来たりしていたからかもしれないです。

 

そんな私が、これは何か違うのではないかと感じたのが『ノエル・ティル式心理占星術』です。

天体配置や星自体が、私たちの人生に運命かのように直接的影響を与えるのではなく、それらの象徴が示す状況や環境から私たち自身が選び取り体験してこと。そして、勇気を持って問題に立ち向かい、人生を創造していくためのサポートのひとつとして、心理占星術が存在している点にとても魅力を感じました。

 

私はいつも、問題にぶつかったり悩みがあると、自然の中に行きたくなります。
自分以外誰一人いないような草原。山頂から望む雲海。辺り一面の雪景色。頭上に広がる満天の星空。

そういう景色を見ていると、自分自身がちっぽけで無力に感じる一方で、この大自然の一部であるかのような凄まじい生命力を感じ、パワーが出てくるからです。

東京にいると、なかなかそのような場所に行くことはできないけれど、心理占星術の世界に触れていると、自分自身の微妙な心の動きと宇宙や自然のリズムとの共鳴を感じ、おぼろげながらも進んでいる道の確信を持つことができ、日々の目の前のことに丁寧に向き合えるようになるのです。

 

人間の成長もまた、依存反抗の繰り返しにより自立のスタートをきることができると言われています。

小さな子供は、親からの十分な愛情を感じることができると、親を信頼し安心して依存反抗を繰り返し、自分の存在に自信を持てるようになり自立へと進んでいきます。けれども、すべての人がそうした完璧な幼少期、学童期を過ごせた訳ではなく、自分を信じることができずに大人になり、悶々と日々やることに追われて過ごすという生活をしている人も多いのではないでしょうか。

 

そうした、悩める大人が本当の自立のスタートを切る手段としての占いが、あってもいいのではないかと私は思ってます。

占い師に未来を当ててもらいホッとしたり、進む道を決めてもらうのではなく、その占術の裏にある宇宙や大自然に静かに受け入れられている信頼の感覚と、自分を知りその存在に自信を持ち、他者と関われるようになるために。そんな風に健全な形で誰かの力や手助けを求めることは、自立への道のはじめの一歩でもあるはずです。

 

私たちは宇宙や自然と繋がり生きています。だからこそ、変化の前触れを感じて不安になること、迷うことは、誰にでもあります。そんな時、心理占星術家に相談することで、自分自身でその変化の出来事を選び取っていくための重要なヒントを掴めると、私は感じています。

 

皆様のお役に立てる日を楽しみにしております。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

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