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2022/10/16

何か質問があるときは、ホラリーとタロットでスパッと

こんにちは。第三の眼代々木店、占星術師の藤井まほです。
みなさん、占いは大きく3種類に分けられるのをご存じですか?
卜術(ぼくじゅつ)、命術(めいじゅつ)、相術(そうじゅつ)の三つです。

卜術はサイコロ投げや易やタロットのように、問いを立てたときに出た「目」で吉凶や答えを読む占い。
命術は四柱推命など「生年月日」に基づいて運勢などを読む占い。
相術は人相、手相や印相など、形を読む占い。

西洋占星術はホロスコープという天空の星の配置を二次元に落とし込んだ図を使う占いです。
生年月日や出生時刻、出生地といったデータに基づいたホロスコープ=「出生図(ネイタルチャート)」を使う場合は「命術」です。
一方、聞き慣れないかもしれませんが「ホラリー占星術」といってタロットや易と同じ「卜術」的な占い方もあります。

いま生まれた赤ちゃんと、いま生まれた「問い」は同じホロスコープになる

たとえば、いま、わたしは東京でこの記事を書いています。
この瞬間に東京でおぎゃーと生まれた赤ちゃんは、今この瞬間のホロスコープが「出生図」になるわけです。占星術師がそれを読んでその子の人生の傾向や可能性を占うなら、命術。
一方、同じ瞬間にわたしが「そういえばいま原稿を書いているPCは相当ポンコツだし、そろそろ買い換えたいな。買い換えようかな?」と思いついたとしますね。
すると、この瞬間に「問いの出生図」とでもいうべきホロスコープも描くことができるのです。例に出した赤ちゃんの出生図と同じですが、それを「問いの答え」を探るために読めば卜術というわけです。

天空の星の配置は、刻々と変わります。そのため、同じ日生まれのお子さんでも場所や時間が違えば、出生図は違ってきます。
わたしがPCを買い換えたいとずっと願っていたとしても、「買い換えるべき?」という問いが発されたときに初めて「問いのホロスコープ」が描かれ、占星術師はその図から答えを読み取るのです。

ホラリーやタロットは「問いが立てられた」瞬間に始まるストーリー

命術や相術では、生年月日、人相や家相といったほぼ動かしがたいものに基づいて占っていくのに対し、卜術では「問いを立てる」までその答えはフリーであり不可知です。言い換えるなら、タロットリーディングやホラリー占星術は「問いが立てられた」瞬間に始まるストーリーなのです。
問いを抱くときって、迷いがあったり、自分では決められなかったりする状態ですよね?
でも、ホラリーやタロットが提示するストーリーを読んでいくと、悩んでいてもキッパリとした着地点に到達できます。それが卜術の強みだとわたしは思っています。

第三の眼代々木店では、わたしは出生データに基づく西洋占星術のメニュー(命術)と、ホラリーとタロットを併用したメニュー(卜術)と両方ご用意しています。

卜術である「ホラリー+タロット」のメニューの場合:
お店に入ってこられたお客さまが「いまこういう状況なんですが、転職したほうがいいですか?」と問われたときのホロスコープと、そのときに展開したタロットを読んでその問いにお答えする形です。
ウェブでご予約をいただき、ご相談内容を承っていても、来店されたときの質問の瞬間を重視しています。
もちろん事はそうシンプルでないことが多いので、さらにいくつか質問させていただくことがあるとは思いますが……。

ホラリーだけでも十分ですが、タロットも併用することでよりヴィジュアルに感じ取っていただけると思います。
何か気になることがあるとき、ずっと気になっていたことの答えを今日こそ知りたい、というときは、ぜひこちらのメニューをご利用くださいね。

占星術+タロット ホラリー占星術とタロットによるワンテーマ占い(予約・飛び込みどちらでも。出生データは不要です)

お店で使用するタロットはときどき替えています。10月19日はこちらの「青い鳥のタロット」を持参します(画像は隠者のカードです)

「青い鳥のタロット」隠者のカード

 

●『占い& 占い師との上手な付き合い方』〜2020年1月ブログテーマ〜

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